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悲しみの陶板焼き 道の駅木曽川源流の里きそむら にて木曽牛の陶板焼きを食べることが出来るのは生肉好きだけ(かも)

長野県の木祖村にある道の駅「木曽川源流の里きそむら」

ここでは、他の都道府県にあまり出回ることが無い「木曽牛」を食べることができるお店があります。

しかし、そのお店の名物料理「木曽牛陶板焼定食」は食べる人を選ぶメニューでした。調理方法が故に生肉を好んで食べる人しか、非常に厳しい食べ物です。

木曽牛の情報と共に木曽川源流の里きそむらの「木曽牛陶板焼定食」をお伝えします。

 

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木曽牛は超限定生産。多くの子牛は飛騨牛・近江牛・松阪牛になってしまう。

 

肉が好きな人でも「木曽牛」という名前はあまり聞いたことが無いかもしれません。

 

それもそのはず、この長野県の木曽地域の畜産は基本的には他のエリアのブランド牛の元となる「子牛」の出荷用に生産されており、育てて肉として出荷する個体が少ないようです。

 

木曽地域では畜産農家が110戸ほどあり、その多くは黒毛和牛の「子牛」を生産出荷しています。
出荷された子牛は長野県内外の肥育農家で飼育され、信州和牛・岐阜県の飛騨牛・滋賀県の近江牛・三重県の松阪牛などになりますが、成牛まで木曽地域で育てられた牛は木曽牛となります。

出典:長野県 木曽地域振興局

 

有名なブランド牛である信州和牛・飛騨牛・近江牛・松阪牛の元に木曽牛の子牛たちはなっています。

 

木曽牛の中でも銘撰 木曽牛と通常木曽牛と分かれていますが気にする必要は無い。

木曽牛を食べるぞ!と思い立ち木曽地域に訪れる人は、一応木曽牛と銘撰木曽牛の違いも知っておいたほうが、木曽牛を楽しめると思います。

 

木曽牛の中でも肉の等級が 

 

A4  及び A5

 

に分類される肉は、銘撰木曽牛と名がつけられます。(他にも木曽郡内で14ヶ月以上肥育され、かつ出荷月齢が26ヶ月以上であること。等の条件有り、しかし無視してよい)

 

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出典:木曽牛の定義と「銘撰 木曽牛」

 

しかし実際には世の中に出回る肉のほぼ全てはA4もしくはA5ですので、肉質等級的には当たり前の肉でしかありません。

 

品種・性別 A-5 A-4 A-3 A-2 A-1 A計
和牛めす 6,463 6,155.5 2,465 1,132 6 16,221.5
和牛去勢 11,503 9,530 3,200 520 1 24,754
和牛おす         1 1
和牛計 17,966 15,685.5 5,665 1,652 8 40,976.5

出典:牛枝肉格付結果 平成30年12月

 

良く聞く牛肉の「A5ランク」を理解して、本当に美味しい牛肉を探しましょう - ゆらゆら。まったり。

 

 

あまりに生だったら追加の固形燃料をもらおう。

 

結論を先にお伝えすると、よほどの生肉好き以外は木曽川源流の里きそむらにて木曽牛の陶板焼きを食べないほうが良いと思います。もしくは、かなり時間に余裕があるかた。

 

何故かと言うと、用意された熱源では陶板が全然温まることが無いので、肉に火が入らないのです。

 

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↑肉は完全生の状態で陶板にのせられてくる

 

熱源として使用するのは、良く旅館などで使われている使い切りタイプの固形燃料。

これが燃焼しきっても陶板の上の肉があたたまりきらないのです。

 

 

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固形燃料のメーカー「ニチネン」の情報を見てみると、固形燃料一つで釜飯もたけると書いてあります。燃焼時間はタイプによっても異なりますが、9分~25分ほどの燃焼を続けるようです。

 

という事は、この陶板焼き生状態問題は

 

  • 私が運が悪かった。
  • 使っている固形燃料の質が悪い。

 

のどちらかになると思います。

 

もし、上の画像のように火が入りきらないで固形燃料が燃え尽きてしまった場合、お店の人に一声かけて新しい固形燃料をもらいましょう。かなり食事の時間はかかりますが、肉に火を入れることができますので。

 

私は時間が無くてそのまま食べましたが、これは生肉好きの人しか厳しい状態でしたので。

 

また、木曽牛を堪能したい!という人は、個人的なおすすめは木曽川源流の里きそむらから車で約40分ほどの距離ある道の駅大桑内のレストランきらくが良いと思います。こちらはステーキで木曽牛を食べることができます。

 

長野県国道19号での道の駅利用時に参考にしてみてください。

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