オーストラリアの中でも主要都市から大きく離れた場所に有る、ウルル(エアーズロック)
ウルルカタジュタ国立公園内に入り、ウルルとカタジュタという二大名所を見て回るわけですが、この国立公園内にはレンタカー移動以外では基本的に観光会社が行っているツアーに参加します。
日本でツアー申込している人は問題ないですが、現地でツアーを申し込む際にはちょっとした注意点が有りますのでご紹介させていただきます。
徒歩移動は無理なので、何かしらのツアーやバスに申し込んでウルル及びカタジュタに行く必要がある。
いやいや、ツアーなど組まずに自分の力でウルルに行くのだ。と考えている人もいるかもしれませんが、その場合にはご自身でレンタカーを借りていくしか手段はありません。
レンタカーを借りる場合には、日本の免許だけでは無く、国際免許も必要となりますので、事前に準備していく必要が有ります。
現地でのツアー申込の際に「ウルル(エアーズロックに登りたい」という要望はNG。登るためのツアーは基本的に決まれていません。
英語が苦手な人ほど注意してほしいのですが、現地では「ウルルに登る」というツアーは計画されていません。
本来、ウルル及びカタジュタの所有者であるアボリジニの人たちは、聖地でもあるこの土地を登ることを良く思っていません。
2019年10月26日にウルル(エアーズロック)が登山禁止になるのもそういった背景の中での出来事です。
ウルルに行くと多数の言語で、「登らないでください」という看板があります。
↑複数の言語で登ってほしくない背景と、登ることによってのリスクが書かれています。
↑日本語での注意書きも用意されています。
このようなアボリジニの方たちの心情を組み、現地のツアー会社では「ウルルに登りましょう」といった類のツアーは計画していません。
多くのパンフレットを眺めたとしても、登ることに焦点を当てたツアーが組まれていないのはそのためです。
これは現地のカウンターでも同様です。
エアーズロックリゾート内にある旅行会社のカウンターにて相談をしても登ることを目的としたツアーは無い!と結構強めに言われます。
最初、この状況を理解していない中、すべての会社に断られると「登れないんじゃないか?」と不安がよぎりましたが、実は上記のような背景があったという訳です。
ULURU HOP ON HOP OFF ならウルル(エアーズロック)までの往復だけ予約することが出来たので、利用しました。
結局、私が利用したのは、ULURU HOP ON HOP OFF BUS という有料のシャトルバスです。
「ULURU HOP ON HOP OFF」は名前の通り乗り降り自由のバス。
エアーズロックリゾートでは、行きだけ予約で帰りはどのバスにも乗ってよい。という形で運行していました。
目的がウルルに登ることだけだったので、これで良いなと思い申し込みましたが、とても良い判断だったと勝手に思っています。
エアーズロックリゾートから無料でウルルに行けないのかも挑戦しましたが、結果は探しきれませんでした。
エアーズロックリゾートからウルルまで無料バスで行くことは出来ないかな?と調べても見ました。
アウトバック・パイオニアホテルからウルル行きの無料バスが出ているという情報が個人ブログであったのですが、私は探し出すことが出来ませんでした。
現地で日本語が話せる方にも相談してみましたが、明確な回答がなかったので無いのかもしれません。
エアーズロックリゾート内で日本語対応してくれるのは、「セイルズ イン ザ デザート ホテル」の専用カンター。しかし、時間が限られているので注意してください。
ツアーで訪れている場合は、日本語も話せる添乗員の方がいるので不安は無いですが、ご自身でエアーズロック周辺まで乗り込まれている場合、英語が話せないと不安を覚えますよね。
ウルル(エアーズロック)周辺での唯一のホテル群があるエアーズロックリゾートでは、日本語対応可能なスタッフが常駐してくれています。
それは、「セイルズ イン ザ デザート ホテル」内にあるカウンターですので、日本語対応を求める場合は是非「セイルズ イン ザ デザート ホテル」を訪れてみてください。
「セイルズ イン ザ デザート ホテル」はエアーズロックリゾート内では最高級ホテルですが、宿泊していなくても対応してくれるようです。
たまたま、今回宿泊していたのが「セイルズ イン ザ デザート ホテル」だったので有難く利用させてもらいましたが、実際には宿泊していなくても対応はしてくれるという事でした。
カウンターに常駐していますし、いなくてもホテルのスタッフに声がけすればすぐに連れてきてくれます。
ただし、注意点があってそれは時間が限られていることです。
9:00~16:00までの対応となります。日本語対応を求める場合は時間内にカウンターに訪れてみてください。
場所は、「セイルズ イン ザ デザート ホテル」のフロントです。その一番右端が日本語対応のカウンターとなっています。
ツアー全般の情報についても教えてくれますし、日本語で説明が入る「日本語ツアー」の紹介もしてくれます。
私は、「ULURU HOP ON HOP OFF」の情報を教えてもらい、そのままここで予約もしてもらいました。
↑ウルルに登るには当日の気候条件などが関与してくるのですが、その手の情報も掲示されているので便利でした。
また、このカウンターでは他のツアー会社ではNG質問であった「ウルルに登りたいんだけど」といった質問にも普通に答えてくれたので、気兼ねすることなく登りたい旨を伝えてアドバイスもらえました。
「セイルズ イン ザ デザート ホテル」では、この日本語対応カウンターだけでなく飲食店の「walpa」にも、日本人の定員さんがいました。
やはり母国語で話すことが出来ると非常に楽だったので、高価なホテルではありますが、便利なホテルだったなと思っております。
ツアー会社のカウンターでウルルに登りたいと言った時にはすべてに断られて(たぶん英語で説明してくれていた)、どうしたものかと思いましたが、日本語カウンターがあってよかったです。