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【最大の敵はハエじゃない!】ウルル(エアーズロック)に登る際の準備物一覧、そして登った後の必須準備物もあります。

オーストラリアに有る世界最大級の一枚岩ウルル(エアーズロック)。

このウルル(エアーズロック)は2019年10月26日に登攀禁止が決定しています。

所有者であるアボリジニの方たちの聖地という事で、のぼることを良しとしていない中での中止の決定ですので、未来にわたって再開は難しいのではないかな?と考えた末、のぼってくることにしました。

実際にウルル(エアーズロック)をのぼるにあたり必要な準備物をまとめておきます。

 

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ウルル(エアーズロック)に登るために必要な準備物 日本での準備編

 

なんだか、ウルル(エアーズロック)と聞くと「岩」なので、なんとなく簡単に登れるのではないかな?と思われがちですが、急斜面が続く序盤のエリアは急勾配の連続であり、しっかりとした準備をしていかないと登らないほうが良いです。

現にこれまでにも少なくとも37人の方々が無くなっていますので、しっかりと準備する必要が有ります。

 

 

確実に絶対に必要なのは運動靴です。軽く登れると思っていると痛い目を見ます。

 

 

当たり前の装備ですが、一番重要なのは足元を固める「靴」となります。

 

色々な情報がWEB上にでていますが、現地で確認し実際に登ってみた感想としては、山登り用の靴が絶対に必要かというと、そこまでではなく履きなれた運動靴で十分に事足りました。

 

他の人の足元をみても、多くの外国人の方達も運動靴で登っていましたので、問題ないと思います。

 

運動靴だと滑るという意見も有りましたが、コンバースのオールスターのソールみたいな凹凸が少ない靴底だとそうなるのかもしれませんが、スポーツブランドが出しているような靴であれば問題なく皆さん登っていました。

 

中にはクロックスで登っている人もいましたが、危ないのでやめておきましょう。

 

登り始めにて重宝するのは手袋。汗の吸収まで考えると軍手で十分ですが、出来たら滑り止め加工されているものが良い。

 

ウルル(エアーズロック)をのぼるに際、序盤に最大の難所が訪れます。

 

岩の形を見てもらえばわかる通り、最初にグッと登って後はなだらかなんです。

 

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この序盤の急勾配の箇所は、そのままでは登れませんので鎖が用意されており、この鎖を頼りに必死に登っていくこととなります。

 

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金属製の鎖を頼りに進みますので、出来るだけグリップ力が強いような手袋が必須なのです。

私は、作業ゴム手袋と登山用の手袋と滑り止め付きの軍手を持って行って試してみましたが、

 

作業ゴム手袋だと汗が溜まって気持ち悪い。

登山時に使う手袋だと少し仰々しい。

滑り止め付きの軍手で十分。

 

だと判断しました。

日本で購入すれば非常に安価に購入できますので、事前準備物として用意されていたほうが良いと思います。

 

 

虫よけのネット(ハエネット)は、万全の準備をするなら日本で買って持って行ったほうが良い。

 

ウルル(エアーズロック)情報を調べていると出てくるのは「ハエ問題」、非常に多くの方々悩まれています。

 

ハエが顔に止まったら悲鳴を上げ咄嗟的に動いててしまう人は、ウルル(エアーズロック)に登らないほうが良いと思います。

鎖場で瞬間的に動いてしまい、万が一足を踏み外して転げ落ちたら死んでしまいますので。

しかし、どうしても登りたいんだという場合には、顔周りにネットを垂らしておける虫よけネットが販売されていますので、そちらを準備してください。

 

 ↑頭をすっぽり覆う虫よけネット

 

この虫よけネットは、現地でも大量に販売されています。

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↑Flynets(フライネット)はエアーズロックリゾートにも販売されていますが、、、

 

しかし、このフライネットが現地で売り切れていることが有るのです。。。

私は現地で買えばよいやと考えて準備していかなかったため、ハエに悩まされまくりました。

 

万全の準備をするなら、日本で購入していくのが良いと思います。

 

余談ですが、現地のスーパーや売店は毎日仕入れが有るわけではなく、聞いてみると週一回ほどのペースで荷物が入ってくるそうです。

売り切れていると滞在中ずっと売り切れている可能性が高いです。

私が滞在している中では、一応木曜日に入荷されていました。確定ではないですが毎週木曜日には入荷されるかもしれません。

 

鎖場が終わりなだらかな場所になると風が強い。そこでハエは消え去ります。

ウルル(エアーズロック)は、ハエはいることにはいますが大量に体や顔に群れてくるかというと他の場所に比べそんなことは無く、また鎖場をのぼり終わりなだらかな場所に入ると、風が強いためかハエたちはどこかに消え去ります。

 

風邪が強い場所に出ると虫よけネットをつけている人は、ほとんどいなくなっていましたので、邪魔になるのだと思います。

 

必須かというとそこまで重要ではない装備でもあります。(あくまでも他の場所に比べると)

 

 

顎ひも付きの帽子と日焼け止めにて、日差し対策を万全にお願いします。

山登りしていると必須装備ですが、ウルル(エアーズロック)でも忘れてはいけないのが帽子と日焼け止めです。

 

日差しがとにかく強いので、装備せずそして塗布せず登っていると、かならずひどい日焼けをすることになると思います。

 

現地スーパーでも日焼け止め買えますが、英語が分からないと購入までにも難儀しますので、日本から持って行ったほうが無難です。(液体なので、飛行機の荷物だけ気を付けてください)

 

 

 

 

また、つばが360°回っているような帽子も日焼け対策として重要です。防止かぶっていないと、日差しが強い日だと頭の皮が日焼けして剥けますので。

 

この時注意点としては、顎ひもがついているようなものや無い場合は器具にて帽子が飛ばされないように固定しておく必要があります。

 

とにかく風が強いので固定しておかないと帽子が飛ばされます。飛ばされた帽子を追って滑落した人もいるようですので、念には念を入れておいたほうが良いです。

 

風対策の透湿防水性があるマウンテンジャケット

 

更に快適な登山を楽しみたいのであれば、個人的にはゴアテックスなどの透湿防水性能がある素材で作られた、マウンテンジャケットなどが有れば完璧だと思います。

 

なだらか部分に入り強風が体を直撃していると、外気が温かくても体温が下がります。

湿度が低いため日本でする登山よりすぐに汗が乾くため、そこまでの体温低下を懸念しなくても良いかもしれませんが、

 

最大のリスクはお腹が冷えてトイレに行きたくなってしまったら最悪だと思います。

 

もちろんトイレなど無いですし、万が一の場面を考えても遮蔽物は無いしそもそも聖地なので、変なことできませんし死ぬ思いで降りるしかなくなると思います。

 

そのような最悪な事態は避けたいので、鎖場が終わり風を感じ始めたら満点ジャケットをバックパックから取り出し羽織っておけば、リスクヘッジになると思います。

 

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↑ゴアテックスのマウンテンジャケットを持って行っていたのでとにかく重宝した。

 

透湿防水性能がない素材のウインドブレーカーなどでも良いかもしれませんが、汗の問題が発生するので、海外旅行多い人や山登り、アウトドア好きな人は高額ですが一枚ゴアテックス製のマウンテンジャケット持っていると良いと思います。

 

比較的安価に、そして性能も良いのはモンベルのストームクルーザージャケットだと思います。ゴアテックスが2万円ほどで購入できます。

 

以上の装備がウルル(エアーズロック)をのぼるために、日本から用意しておいたほうが良い準備物になります。

 

 

 

ウルル(エアーズロック)に登るために必要な準備物 現地での準備編

 

ここまで読んでもらい、万全の準備をしている方達であれば、現地で用意すべきは準備物は2つだけです。

 

一つは、国立公園に入るために必要なチケットです。

 

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ただしこれは、ウルル(エアーズロック)に向かうバスの中で運転手から購入することもできますし、ツアーで行かれる場合にも手配されていると思うので問題ないと思います。

 

二つ目は、「水」

 

1Lを最低限の目安に購入して持って行ってください。

 

現地での準備は以上となります。

 

やはり日本でどれほど準備できるかが重要ですね。

 

 

おまけ編 靴をふくための雑巾なども持って行ったほうが良いと思います。

 

これは、ウルル(エアーズロック)に「登るため」には必要が無いモノですが、のぼった後ホテルに帰ってきて必要となる品物です。

 

それは、特有の赤土で汚れた靴をふくための、タオルや「ぞうきん」があったほうが良いです。

 

流石に靴の汚れをホテルのタオルでふくわけにはいかないので、個人で持って行っていたほうが、気兼ねなく靴をごしごしと磨くことが出来ると思います。

 

ウルル(エアーズロック)自体は岩なので靴は汚れませんが、周辺は見渡す限りに土です。

思っている以上に靴が汚れて恥ずかしい思いをしますので、靴を磨く「何か」も持って行ったほうが良いと思います。

 

人事を尽くして天命を待つ。後は祈るだけです。

 

ウルル(エアーズロック)に登ることが出来るかどうかは、その日のコンディション次第です。

許可が出ないと、どんなに準備していったとしても登ることが出来ません。

 

年間、約150日ほどしか許可がでないようですので、登れるかどうかは「運」でしかありません。

 

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↑登れる日は、画像下部のゲートが開いている!

 

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↑登れない日は、この門が閉まっている状態になっています。

 

人事を尽くして天命を待つではないですが、しっかりと準備して後は祈りながら現地に赴いてみましょう。

 

山頂?部分に到達すると素晴らしい景色が待っていますので。

 

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落ちたら本当に死ぬので細心の準備を心がけてください。といっても気を抜かず、なめてかからなければルート的に難しい箇所は無いので大丈夫です。

 

 

 

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