ウルル(エアーズロック)に行くぞ!と決めたら瞬間に実行しなくてはならないアクションは、「ホテルの手配」です。
超メジャーな観光名所であるウルル(エアーズロック)周辺にはホテルが本当に数えられる数しか用意されていないからです。
周辺のホテル情報とキャンプ場の情報までまとめております。
ウルル(エアーズロック)に行くなら、とにかくホテルの手配が最優先、次に航空券。この2つの用意が出来ないと絵に描いた餅になってしまう。
実際にウルル(エアーズロック)に旅行をする中で一番の難所は「ホテルの手配」これに尽きます。
思い立った瞬間にホテルの空きを調べて予約できるのかを確認しないと、宿泊できる場所が無い。⇒旅行に行けない。という悲しき現実が待っています。
ウルル(エアーズロック)周辺にはホテル5カ所+キャンプ場。そして富裕層向けの宿泊所しかない。
日本からオーストラリアまでの飛行機のチケットよりも先に確認すべきは、ウルル(エアーズロック)周辺のホテルが確保できるか否かです。
なぜなら、ウルル(エアーズロック)周辺はホテルの数が限られており、且つ日本だけでなく世界中の観光客が訪れる中で、ホテルの確保が非常に難しいからです。
ほとんどのホテルは、エアーズロックリゾート内に有りますが、それ以外にもイレギュラー的な施設も有りますので、ご紹介させていただきます。
Sails in the Desert(セイルズ イン ザ デザート)
エアーズロックリゾート内では一番高級なホテルとなります。
フロントには日本語がわかるスタッフもいますし、ツアーのバスがこのホテル起点でスタートしたりと何かと便利です。
宿泊した部屋からはエアーズロックは見ることが出来ませんでしたが、特有の赤土の荒野を望むことができ、なかなか日本で見ることの無い風景のためとても良かったです。
部屋にはミニバーもあり、料金はかかってしまいますがビールやソフトドリンクも冷やされているため、スーパーに買い物行くの面倒だな。という人には良いと思います。
特にビールはスーパーでも売っていませんので、部屋に完備されていて有難かったです。
THE LOST CAMEL(ザ ロスト キャメル)
リゾート内の唯一のスーパーやツアーデスクがある施設に近いホテルです。
利便性はとても良いと思います。
DESERT GARDENS HOTEL(デザート ガーデンズ ホテル)
エアーズロックリゾートの入り口に有るホテルです。
他のホテルよりも大きめの敷地が確保できているためホテル自体の設計がゆったりしているようです。
スタンダードルームはシャワーのみ。デラックスタイプの部屋はウルルを見ることが出来るロックビューも有ります。
EMU WALK APARTMENT(エミュー ウォーク アパートメント)
アパートメントタイプのホテルで、他のホテルには無いキッチンなどの設備がついているホテルとなります。
リゾート内のスーパーで食材を購入して調理すれば安価に食費を抑えることも可能だと思います。
こちらのホテルもスーパーがある施設群に隣接している形となりますので、非常に利便性が良いホテルです。
OUTBACK PIONEER HOTEL & LODGE(アウトバック パイオニア ホテル&ロッジ)
エアーズロックリゾートの中に有りますが、他のホテルとは少し離れた場所に有り、移動にはシャトルバスが必要となります。
キャンプ場を除いた宿泊施設の中では、一番やすい価格帯で宿泊できるホテルです。
個室も有りますが、ドミトリーの部屋も有り、もちろんドミトリーなら更に安く泊まることもできます。
リゾート内は競合がいないためレストランなどの飲食店が非常に高価なのですが、このホテルに併設されているバーベキューのお店などは比較的安価に食事することもできます。
他のホテルが最寄りのスーパーに買い物に出かけなければならない中、このOUTBACK PIONEERは、ホテルの入り口あたりにお土産屋兼売店のようなものがあり、アイスを買ったり、ハエ除けネットを購入したり、お土産を物色することもできます。
購入に制限があるアルコール類も購入できるバーのような場所があり、気軽に飲むこともできます。
Longitude 131(ロンギチュード131)
このLongitude 131はエアーズロックリゾート内ではなく、もう少し国立公園よりの場所に建てられている建物です。
他のホテルよりもウルル(エアーズロック)に近い分、ロケーションは最高です。
各部屋からウルルを見ることできます。
最高のロケーションを用意している分、その値段は超高級。公式HPを見る限り、最低料金で1泊1名$1,600です。しかも最低2泊からとなります。
料金には飲食代金もすべて込みの料金となっているようですが、お金持ちのための施設であることは間違いありません。
Ayers Rock Campground(エアーズロックキャンプグランド)
名前の通りキャンプ場です。
といっても、ベッドがある小屋もあるようなので、設備は無いけどねるだけで良いという方は、その小屋を探しても良いと思います。
出典:https://northernterritory.com/jp/ja/articles/the-ultimate-uluru-and-surrounds-accommodation-guide
参考画像のような本格的なキャンプエリアもあればキャンピングカーで来た人が駐車できる場所など、用途は多岐にわたる様です。
実際にウルル(エアーズロック)に行くにあたり、宿泊施設を調べた中では、上記の7つの施設が見つかりました。
いずれにせよ、料金や利便性の差はあれどどこかしらのホテルや施設を予約しない限りは、ウルル観光をすることが出来ません。
世界的観光名所ですが、ホテルが極端に少ないのでまずは宿泊施設の確保に走ったほうが良いと思います。
複数の宿泊予約サイト(OTA)をチェック。HISのサイトは罠も有ったので注意が必要。
ホテルの予約は私も難儀しました、余裕をかましていたら全く予約が出来ない状況に陥り、ウルルに行くのを断念しかけました。
ホテルがOnline Travel Agent(※便宜上宿泊予約サイトとします。)に出している部屋は通常サイトコントローラーというサービスにて連動しているので、どこかが満室だったら他の宿泊予約サイトも満室であることが多いですが、根気よく探していると空室が出ていたりします。
私は、Tripadviser・booking.com・Agodaなどの海外系、楽天トラベル・じゃらん・HIS・JTBなどの国内系すべて探して空室が無く、あきらめかけた瞬間にたまたま見てみた「TRIP」という中国系のサイトで予約することが出来ました。
↑日本国内では良くない評判をつくってしまっているTrip.comですがウルルホテルでは助けられました。
こういう事態にならないように、とにかく先にホテルの空室があることを確認してから旅程を組むというレベルで優先順位を上げたほうが良いと思います。
ちなみに、たまたまだと思うのですがHISのサイトには困惑させられました。検索すると空室がある様に表記されていて、「あーーーまだ大丈夫だな」と思ってしまい、数日たってから予約しようとすると、「この部屋は用意できませんでした。直接店舗にお問い合わせください」といったメッセージがでて、奈落の底に突き落とされました。
ご注意ください。
エアーズロックリゾートのホテルはアコーホテルと提携?しているので、アコーホテルの公式サイトからも予約は可能。こちらもチェック必須。
英語が堪能な方は宿泊予約サイトに頼らず公式HPからもチェックしてみたほうがよいです。
ホテルによって、宿泊予約サイトに出している部屋の数量は異なり、公式から予約する分を残していたりもしますので。(ウルルのホテル達がどうしているかは不明)
また、エアーズロックリゾートのホテルはアコーホテルとも提携しています。
アコーの上級会員の方たちは、そちらのルートを使えば確保できるかもしれません。
私も現地に行くまで知らなかったのですが、確かにアコーホテルのサイトで調べていると、エアーズロックリゾート内のホテル達が出てきますので、こちらもチャレンジしてみると良い結果が得られるかもしれません。
それでも予約できない時は旅行会社のツアーで組んでしまうのも良いのかもしれない。
ウルルについて一番強く感じたのは、「ツアーの人たちが多いな」でした。なんだか、自分で全部手配して、ホテルが予約できるか四苦八苦していたのが馬鹿らしくなるほどに、日本人のツアー客の方はすんなりとホテルに付きチェックインして、そのままサンセットを見に行ったりしていました。
どうしてもホテルが見つからない時などは、旅行代理店が確保している枠にかけて最初からツアーにしてしまうのも有りだと思います。
特にウルル(エアーズロック)の登頂禁止が迫っているなかでは、旅行代理店もこのドル箱の時期を逃すまいと、部屋の確保に余念は無いと思いますので、一般にでてくるホテル自体が少ないかもしれません。
いつも個人手配タイプの私でも、最初からツアーという選択肢も、実際行ってきてみると有かなと思います。
↓店頭相談が有料になったJTBもWEBなら無料で予約できます!
とにかく自分の失敗事例からホテルの確保はお早めに!とアドバイスしたいです。野宿するわけにもいかない場所なので、早めの確保をお願いします。