広州には市街地から少し離れた場所に、サーカス・プール・動物園とこの世の楽しみが複合された一大リゾートがあるのですが、その中のひとつに遊園地「長隆歓楽世界」もあります。
日本の遊園地と比較しても規模、絶叫マシーンの種類などの様々な項目でも遜色のない、むしろ素晴らしい遊園地ですので、広州観光のついでにどこか楽しいスポットがないかな?と探されている方にはおすすめの場所となります。
長隆歓楽世界への移動は広州市街地からであれば、個人的には車移動がおすすめ。
この長隆歓楽世界も含めたエリアへの移動は個人的にはタクシー含めた車での移動がおすすめです。
地図で調べると時間は約40分ほどかかる行程ですが、料金は約70元ほどですので日本円にすると約1,200円ほどです。
もちろん公共の移動手段である地下鉄でも移動できるのですが、中国の地下鉄では荷物検査も有り、そして他の中国人の方も地下鉄移動が多いため、最寄り駅からのシャトルバスも非常に混み合います。
地下鉄のほうが安いことは間違いないですが、複数人になればなるほど車移動との料金差も無くなりますし、個人的には車でスイっと移動してしまうほうが楽で好きです。
↑タクシーならば疲れることなく、迷うことなく目的地まで届けてくれるので本当に楽です。
超巨大遊園地の長隆歓楽世界。必須の持ち物をお伝えします。
広大な敷地にそびえたっている長隆歓楽世界は超巨大遊園地です。
出典:长隆欢乐世界
一日かけて遊び切るのが良いと思います。
おすすめは遊園地に午前中から行き遊びつくしたうえでサーカスに行くルート。
サーカスの開演時間が19:00 or 19:30なので夜からは座って休みながらサーカスを見ることが出来ますから。
↑入り口もでかい。
必須の持ち物は、水とハンドタオル。特にハンドタオルは持っていないと気分が悪くなるかも。
長隆歓楽世界は絶叫マシーンがたくさんあるので、その際に荷物が多いといちいち棚に置いたりしないといけないので面倒です。
出来る限り手ぶらが良いのですが、それでも確実に持って行ったほうが良いかなと思うもが二つあります。
それは、
水
と
ハンドタオル
です。
水は広州の湿気の高さから冬以外の季節で汗だくになることが予想され、水分補給のために必要です。しかし、これは園内でも買えるのでまあ良いかも。
一番重要なのは、ハンドタオル。 このハンドタオルは二つの使用方法があります。
一つは単純に汗を拭くために必要です。6月に広州旅行をしましたが暑さと湿気で汗が止まりませんでした。扇いだり拭いたりとタオルが非常に重宝しました。
二つ目は、イレギュラーな使い方ですが臭い防止のため、、、
列に並んでいる際に高頻度で生乾きの臭いがどこからともなく到達してきて(確実に列の前後の人たちなのですが)この臭いをシャットアウトするためにハンドタオルが重宝します。
別に悪く言っているわけではなく、立地的に湿気が高いエリアなので洗濯物が乾きにくいのでしょう。
洗濯ものは、5時間以内に乾かないと生乾きの臭いがつくともいわれています。たぶん今だけの問題なのですが、10回列に並ぶと7回はくらったので、念には念を入れて準備していってみてください。
※もちろんご自身が臭いと他の人に迷惑なので気を付けましょう。
↑良い匂いの人もたくさんいますよ。
長隆歓楽世界のアトラクションのご紹介。日本にある乗り物に似ているモノも結構ある。
長隆歓楽世界の絶叫マシーン系はほぼすべて乗ったと思うので、アトラクション自体をご紹介したいと思います。
なおイメージも持ってもらいやすいように日本の遊園地にあるアトラクションと類似しているものはその名前もお伝えします。
バイクにまたがる格好で乗るアトラクション
バイクにまたがる格好で乗車する珍しいタイプのアトラクションです。
出典:长隆欢乐世界
これは、日本の遊園地でいうと富士急ハイランドのドドンパと同じ系統です。コースの最初のつくりは、旧型のドドンパに似ていると思いました。
スタート直後に一気に加速していき、登ってそこから急降下。そしてそのタイミングが一番の山場です。
速度などはドドンパのほうが早いと思いますが、それでも十分に怖いです。
バイクに乗りなれていない人だと、体のどこに力を入れていいのか分からずにダメージが残る可能性が有ります。
気を付けてください。
円盤がグルグル回りながら振り子運動するアトラクション。
円盤状になっている座席に座り、それがそのまま振り子運動するアトラクションです。円部分も回転するので、振られながら回転しながらと一体どこ見たらよいのか。となるアトラクションです。
これも富士急ハイランドにあるトンデミーナに酷似しています。張り付けた画像が悪いので迫力が伝わらないと思いますが、振り子運動自体はもっと上のほうまで上がっていくので、結構な怖さを体験できます。
ただし、座る席によってはあまり面白くないのがこの手のアトラクションの特徴。座った席が楽しいかどうかは運次第です。
頂上付近でストップして、前列の人に最高の恐怖を与えるアトラクション。
長隆歓楽世界で一番怖かったのはこの乗り物だったのですが、なんといいますか山の上で止まる系のコースターです。
落下角度が90度以上あると思うのですが、一番前の列の座席はそこで一度ぶら下がる形となります。
出典:长隆欢乐世界
そこから一気に落下していくアトラクションです。
経験値が少ないため、日本の遊園地で例えられないですがこれは楽しくて二回乗りました。
ただし、座る列が一番前の列でないと楽しさは半減しましたのでご注意ください。
オーソドックスなジェットコースター。ただし結構怖い。
変わり種もたくさんありますが、オーソドックスなタイプのジェットコースターもあります。
乗車時間は一番長かったですし、スピードも一番出ていたと思います。
出典:长隆欢乐世界
日本でいうと長島スパーランドのホワイトサイクロンあたりでしょうか(木造部分無いですが)
気持ち良いコースターでした。
水が飛び散る系のアトラクション。カッパ必須。
水に向かって落下していき、大量の水しぶきを立ち上げるタイプのアトラクションです。
これに乗るときは、絶対にカッパが必須ですし靴もビニールでくるんで防水してください。
アトラクション前で購入できます。
面白かったのは、乗車後の帰り道に水しぶき鑑賞スポットがあり、大量の水が飛んでくるのを見ることが出来る場所があります。
正面にアクリル板が設置されていて濡れることは無いですが、水が迫ってくるのは本当に恐怖です。
横から見ることが出来るタイプは結構ありますが、正面のほうが迫力があり最高でした。
これ以外にもフリーフォール系もあったりします。
絶叫マシーンが多いと子供がいたら楽しめないかな?と思うかもしれませんが、子供用のアトラクションも多数ありました。
回転木馬やゆるやかなコースターなどもあり、長隆歓楽世界は子連れでも楽しめる遊園地でした。
おすすめしないのは、4Dと銘打たれているアトラクション。全然臨場感が無い。
たのしい長隆歓楽世界なのですが、おすすめしないアトラクションも有りました。それは、4Dと銘打たれた体験型のアトラクションです。
一言でいってしまうと、しょぼい。臨場感無し。
でした。
通常この手の臨場感を味あわせるアトラクションは、正面に画面があることが多いですが、ここでは両サイドに画面があり、物語の進行が全く分からず。
また、120人ほど一気に乗せるタイプのため、乗っている乗り物の揺れも穏やかで画面とリンクした臨場感は無し。
無くなってしまいましたが、ディズニーシーのストームライダーのように水も落ちてきますが、臨場感がないのでただ濡れているだけ。全くおすすめできません。
唯一良いのは、並ぶ場所からアトラクションまですべて屋内でエアコンが効いているという点です。とにかく涼しくて湿気も無い。その点だけは最高でした。
長隆歓楽世界は本当に大きな遊園地で全部のアトラクションを楽しむならば一日はかかります。是非、広州観光の中の一日に組み込み、遊園地そして夜のサーカスを楽しんでみてください。
海外旅行に行くたびに現地の遊園地をできるだけ行くようにしています。この長隆歓楽世界は突出したものがないが、数が楽しめるので満足度が高い遊園地だと感じました。すごく怖い!というアトラクションは無いのですが、空いててたくさん乗り物あるので楽しい!という遊園地です。