中国 広州に行った際に、移動のすべてをタクシーを利用しました。
とにかく料金が安い中国のタクシー移動、貴重な時間を浪費しないため公共の交通機関ではなく、目的地まで乗せていってくれるタクシーを利用したわけですが、安くて速くてやはり便利でした。
中国 広州で乗ったタクシーの履歴とその料金。また、利用する際の注意点をお伝えしたします。
とにかく安い外国のタクシー アジア旅行ならタクシー選択肢は大いにあり
前提条件として覚えておかなければならないことは、
「中国はタクシー代金が安い国」
という点です。
日本でタクシー移動も多くしますが、とにかく値段が高い。。
この感覚のまま海外旅行に行くと、タクシーや配車アプリを使うという選択肢をはじめから外してしまい、なんとか公共の交通機関で移動しようという思考になってしまいます。
出典:トリップアドバイザー
上の画像はトリップアドバイザーが2011年にまとめている、世界主要都市のタクシー料金比較表です。(一部加筆しています)
日本円の1,000円でどこまで移動できるのか?という比較表になっていますが、日本で約2キロ移動できるのに対して、今回遊びに行った中国(データは北京ですが)では、約35キロの移動が可能です。
およそ17倍ほど日本のほうがタクシー料金が高いことなります。
反対に、日本のタクシー料金からすると同料金で中国では約17倍も移動距離が延びるため、恐ろしいほどの安い値段でタクシー移動を済ますことが出来ます。
これは、配車アプリの DiDi 滴滴出行などでも同様の価格帯なので同じことが言えます。
広州でのタクシー利用の注意点。地図を見せても伝わらないので、住所や店名を現地の文字で見せたほうが良い。
広州のタクシーにたくさん乗ってわかったのは、中国の大都市である広州でも、英語表記の場合はほぼ全てのタクシー運転手が読むことが出来なかったです。
また、地図を見せても理解されることが少なく、意思疎通が困難でした。
一番、相手の理解が得られたのが、
中国の言葉で書かれている住所や店名を直接見せること。
これが一番素早く、そして間違いがなかったです。
タクシー利用される場合は、少し面倒でも住所の部分や店名を、お手持ちのスマートフォンでスクリーンショットしておいて見せたり、直接紙に書いて渡してしまったほうが良いと思います。
実際にタクシーに乗ってかかった料金をまとめてみました。やはりどう考えても安い。
空港からホテル、ホテルから観光地とすべて移動はタクシーを利用しましたので、実際にかかった料金と共に記録を残しておきます。
広州にてタクシーを利用する際の料金の参考にしてみてください。
広州白雲国際空港 ⇒ ホテル(Fairfield BY Marriott Guangzhou Tianhe Park)
広州白雲国際空港(以下広州空港)から、広州の市街地にあるホテルまでタクシーで移動しました。
また、帰りもホテルでタクシーを手配してもらい広州空港まで移動しています。
往路 空港⇒ホテル 135元+高速道路32元 =167元
復路 ホテル⇒空港 134元+高速道路24元 =158元
レートによって多少変わりますが、1元≒16円で計算してみると日本円にして、
往路復路共に約2,500円~2,700円ほどの料金という事になります。
一見高い!と思われたかもしれませんが、広州空港から市街地までは結構な距離があり、車で移動した場合約45分ほどの移動時間が必要となります。
電車やバスでも同じほどの時間がかかり、そして慣れない中国語のなかで乗り場と降りる場所を考えることが面倒なのでタクシーに乗りました。
電車・バスなどであれば2元~36元ほどの料金で行けるようですが、折角の海外旅行で時間と体力が惜しいので個人的にはタクシーに乗ってしまいます。
なお、宿泊したホテルがフェアフィールド バイ マリオット広州天河というホテルで、市街地の中でも少し外れた場所にあるため、もっと中心部に移動する際にはこれよりも安いと思います。
天河公園 ⇒ 広州動物園 34元 日本円約540円
広州市街地にある、「広州動物園」に行くためにホテルがある天河公園からタクシーに乗車しました。
移動時間は約20分、距離は7.7kmです。
料金は34元だったため、日本円にすると約540円となります。
日本で同距離を東京都内でタクシー移動しようとすると、約3,000円か借りるはずですので、やはり中国は車移動は格安です。
天河公園 ⇒ 長隆歓楽世界 平均81元 日本円約1,300円
ホテルのある天河公園から巨大遊園地の「長隆歓楽世界」までタクシー移動して遊びに行ってきました。
約30分もタクシーで移動する長旅ですが、料金はなんと77元でしたので日本円にすると、約1,200円です。
長隆歓楽世界の周辺には、サーカス・プール・巨大動物園もあり日を変えて遊びに行ったり帰りもタクシー移動しましたので、そちらもまとめておきます。
長隆歓楽世界 ⇒ 天河公園 110元 ※交渉制でした
天河公園 ⇒ 長隆歓楽世界 66元
長隆歓楽世界 ⇒ 天河公園 71元
2日間の往復すべてのタクシー代金の平均は81元、日本円では約1,300円となります。
一度、メーター利用ではなく運転手の言い値で乗っているので少し高くなってしまいましたが、それでも車で30分の移動の距離が1,300円なら有りです。
この長隆歓楽世界を利用する場合、地下鉄移動も可能ですが中国の地下鉄は荷物チェックがあったりして大変なのと、最寄りの地下鉄駅からもシャトルバス利用が必要で、人気施設のため帰りなどは長蛇の列が出来るとも聞いていたので、それであればタクシーで直接帰ってしまったほうが良いと考え利用しています。
便宜上、遊園地:長隆歓楽世界にて統一していますが、
巨大動物園(サファリパーク):広州香江野生動物世界(長隆動物園)
も、ほぼ同じ場所なので広州市内からのタクシー料金に大きな差は無いと思います。
むしろ、やはりホテルが天河公園にて少しとおいため、市街地の中心でホテルを確保している場合はもっと安いはずです。
天河公園 ⇒ 上下九步行街 59元 日本円約950円
簡単に言ってしまうと、広州でのホテル選びに失敗したわけですが、とにかく市街地から遠いホテル(天河公園)から、有名レストランや商店街などが並ぶ観光地上下九步行街への移動も、タクシーで労力無く移動しました。
通常、多くのホテルが並ぶエリアや、むしろこの上下九步行街周辺のホテルを取る方も多くいるので、天河公園までのタクシー代金と記したほうが良いぐらいですが、料金は59元・日本円で約950円となっています。
日本でタクシーに30分乗っていたら、料金は恐いですが中国ならば余裕ですね。
タクシー以外にも配車アプリという手も有ります。調べてみると料金はほぼ変わらないようです。
タクシーに抵抗がある人は、配車アプリの DiDi 滴滴出行を使えばよいと思いますが、個人的には中国での配車アプリは使いませんでした。
なぜなら、中国語が全く分からないからです。
問題が起きなければ、指定の場所に車が来て、乗り込み、会計して、目的地で降りるだけなので問題ないわけですが、万が一指定場所で会えなかったら、、、などと考えると中国語できないので詰むなと考えて利用しませんでした。
言葉に問題が無い人であれば、値段交渉もありませんし(タクシー自体一回しかありませんでしたが)、ルートもわかりますし、安心感が高いと思います。
とにかく中国での車移動は安いのでタクシーに頼ってしまいます。観光計画を立てるときは時間が何よりも惜しかったりするので、少し割高でも公共の交通機関よりも車移動が好きです。