ロシアのウラジオストクにはカジノが有ります。正確に言うとウラジオストク市内からは約40km移動した場所にある「アルチョム」という都市になりますが。
以前はウラジオストク市内にもカジノが複数あったようですが、そちらは全て廃止され、ウラジオストク観光に合わせてカジノを楽しみたいのであれば、アルチョムにあるカジノ迄移動する必要があります。
カジノ特区として開発が進むようですが、現在OPENしているカジノは一つです。
ティグレ デ クリスタル リゾート&カジノというホテル兼カジノとなっております。
カジノへの移動手段は?
事前に調べていった際には、ウラジオストク駅やウラジオストク空港からシャトルバスがある?という情報をつかんでいたのですが、正直初めてのロシアでキリル文字も全く読めず、話すこともできないのでコミニケーションが取れず諦めました。
今回の移動は全てタクシーで移動しています。空港⇒カジノ、カジノ⇒ウラジオストク駅とタクシー利用していますので、料金は参考にしてみてください。
空港 ⇒ カジノ
所要時間20分 料金1,800ルーブル
ティグレ デ クリスタル リゾート&カジノ ⇒ ウラジオストク駅
所要時間1時間 料金2,450ルーブル
ロシアのタクシーは一応メーターがあるタクシーもあるようですが、基本交渉制でした。空港からは空港内にあるタクシーカウンターに依頼し、カジノからはカジノのレセプションにてお願いをしました。
ちなみに、カジノのレセプションには日本語を話せるスタッフもいたので、非常に安心でした。
カジノのレセプションには日本語も話せるスタッフがいました!!名前は「ダリア」さんでした。カジノのスタッフは話せる言語のピンバッジをスーツにつけております。ダリアさんは日本語のピンバッジはつけてませんでしたが、しっかりとした日本語でタクシー手配してくれました。
今回の移動は空港からカジノへタクシー移動でしたが、移動中の風景は「本当にこれカジノ向かってるの?」という不安を覚えるほどの山道です。雪が積もった山道をタクシーで爆走していくのですが、よくわからない所に連れていかれているのでは?と少々ビビりましたが、地図アプリをみていると、どうやら向かっているようなので一安心した覚えがあります。とにかく辺鄙な道を進みます。
カジノに到着したら会員カードを作る必要があります
約20分のドライブで空港からカジノに到着します。カジノの外観などは雪に埋もれていて、公式サイトの様な絶妙な構図では撮影できませんでした。
↑特徴的な軒?裏
↑ホテルの入り口というよりはカジノの入り口として非常に目立っています。
↑カジノの入り口に背を向け撮影した写真
見ていただくとわかる通り、周りには何もありません。本当に原野の中にカジノだけがポツンと建っている状況です。将来的にはカジノ特区として7つのカジノが運営されるようですので、そびえ立つカジノ達をいつか見たいと願っています。
カジノ到着後必ず行う事として会員証の発行が必要です。「CASINO」と書かれた入り口をくぐるとすぐにカウンターがあり、人が立っています。そこで会員証を作成する必要がありますので、必ず立ち寄って下さい。
この時に必要となるものとして、
- パスポート
- E-Visaを印刷した紙
が必要となりますので、ご注意ください。私はロシア語は話せませんし、英語もほぼ分かりません。カウンターの女性も困っていましたが、それでも大丈夫でしたので皆さんも大丈夫だと思います。
無事にカウンターでの手続きが終わるとそのカジノでの会員証が発行されます。
↓ティグレ デ クリスタル リゾート&カジノの会員証
この会員証は簡単に言うとポイントカードの様な役割も兼ねています。
マシーンやテーブルゲームを行う際には、読み取り及び提示をすることをお勧めします。利用金額ではなく、動いたお金分がポイントとして蓄積されていき、簡単に言うと階級が上がります。
階級があがると様々な特典が用意されており、カジノで勝った負けた関係なく、そのベネフィットを享受できたりします。カジノごとにこの特典は異なっています。
私はもっぱら、このカードを集めることを趣味としていますので、カードが出来た段階で結構満足してしまっています。
カジノ内でのことをまとめておきます
カジノ自体は狭かった。そしてここでもチャイニーズパワー
カジノ内はこのカジノだけでなく世界的に撮影禁止がほとんどらしいので、画像が無いのが寂しい限りです。
カジノの規模はあまり期待しないほうが良いと思います。マカオやシンガポールのカジノに行ったことがある人だと、少々規模感にがっかりする可能性があります。広いカジノでは無かったです。
覚えている限りだと
- バカラ 3テーブル程?
- ブラックジャック 2テーブル程?
- ポーカー 3テーブル程?
- ルーレット 3台程?
- スロットマシーン系 多数
という状況だったと思います。
現在どのカジノに行ってもそうですが、中国の方がこのカジノでも多数いました。ロシア人かはわかりませんが、西洋系の人に比べて明らかにアジアの人が多かったです。(話す言葉を聞いていると中国系の方たちでした。)
日本人は私しかいなかったので、相当にマイノリティーです。寂しい限りですね。皆さんJALのマイルを貯めてウラジオストク観光に行き、ティグレ デ クリスタル リゾート&カジノにて遊びましょう。
円⇒ルーブルへの交換もカジノ内で出来ました
円しか持っていなくても、カジノ内の両替にて円⇒ルーブルへの変更は出来ました。レートは1ルーブル=2円ほどでしたので、それほど良くはなかったです。
もちろんATMも有りますので、海外キャッシングをすることも可能です。
ミニマムベットは若干安め
私はカジノのゲームで一番好きなのは「クラップス」なのですが、クラップスは無かったです。
ブラックジャックはベーシックストラテジー(⇐セオリーの様なもの)が覚えられないので、他の方に迷惑になる可能性があるので、他の人がテーブルについているとやりません。
ポーカーもそもそもどの種類のポーカーなのかもわからないので、チャレンジしないことが多いです。
必然的に残ったバカラをやることが多いです。
今回もバカラのみやってきましたが、ミニマムベットは日本円で約3,000円でした。
このカジノだけなのかもしれませんが、特殊な計算式があり、60ルーブルで1単位。テーブルでのミニマムベットはこの「単位」にて表現されています。
今回のバカラで言うと、
一番ミニマムベットが安いテーブルで、「25単位」でしたので、25単位×60ルーブルで、1,500ルーブル。1ルーブル=約2円というざっくり計算で行くと、約3,000円。という事になっています。
韓国に比べると高いですが、マカオに比べると安いです。そんな状況です。
といっても、私が遊んでいるテーブルなどは一番底辺のテーブルですので、ハイローラーの方々用のテーブルもきっとあるはずです。探しもしなかったですが。
また、うれしいことにミニマムベット3,000円のテーブルでも、ミニバカラ(ディーラーがカードをオープンするタイプ)ではなく、カードをスクイーズできるタイプでした。(参加者がカードをめくれる)一応、これがバカラの醍醐味と言われているらしいので、体験できるのはとても良いことです。
安いテーブルだとミニバカラが多いので、これは嬉しかったですね。
ハウスエッジ(カジノの取り分)はバンカー側で勝ったときに5%徴収
バカラでのカジノ側の収入の取り方が、決まっているのですが今回のカジノはオーソドックスなタイプでした。プレイヤーとバンカーに分かれているものに賭けるのですが、バンカー側で勝ったときに5%引かれた額でリターンされます。
他のルールで数字が6で勝ったときにはリターンが半額。というものも有りますが、ウラジオストクのカジノは5%フィーのタイプでした。
カジノでお腹が減ったらレストランが地下に有ります
このカジノではソフトドリンクは無料でしたが、フードとアルコールは有料でした。途中お腹が減ったので、地下にあるレストランにて食事もとりました。料理としてはロシア料理ではなく、中華と表現したほうが良いレストランでした。
ビュッフェタイプとオーダータイプで選ぶタイプでした。私はオーダータイプにして炒飯やチキンを食べました。料金もそれほど高いというものでは無かったので、安心して食事できると思います。
まとめ
- 行く前はロシアのカジノ!!という事でビビっていたが行ったら普通だった。
- ミニマムベットも安いですし、何より人が少ないので初心者でも楽しいと思います。
- 次回はもっとガッツリ遊びたい。
◆ウラジオストク情報少しまとめてます◆
↓JALの上級会員になって、楽にロシアに行きましょう。