ウルル(エアーズロック)に旅行した際に現地ツアーを組んで、ラクダに乗ってきました。
最初は時間つぶしになればよいかな、、ぐらいの軽い気持ちで組んだこのツアーですが予想に反して素晴らしく楽しかったです。
なによりラクダがすごくすごくかわいい。
ウルル(エアーズロック)でおすすめのラクダツアーをご紹介いたします。
悲しきラクダの物語を知っていると更に楽しめるかもしれないラクダツアー。
オーストラリアと言えばカンガルーやコアラなどの動物を思い描く人はいると思いますが、なかなか「ラクダ」のイメージは無いと思います。
その感覚・・・正解!です。オーストラリアには元々ラクダは存在しない動物でした。
18世紀後半から進んでいったイギリスの植民地化の際に、荷物を運ぶための動物として他の国から運び込まれたのがラクダだったという事です。
その後、他の交通手段が発達したことによりラクダの役割はなくなり、運び込まれたラクダたちの中から一部が逃げ出し野生化、現在ではオーストラリア国内に100万頭を超える野良ラクダがいるとされ、大きな問題になっていたりします。
このウルル(エアーズロック)でのラクダツアーもそんなラクダたちを観光資源にするために考えられた方法との事でした。
↑こんなかわいいラクダが野良ラクダで登場したら歓喜すると同時にビビッて逃げます。
Uluru Camel Tours(ウルル キャメル ツアー)は野良ラクダではなく、しっかりと飼育されたラクダたちに乗ることが出来ます。
このかわいいラクダたちに乗れるのは、エアーズロックリゾート内にあるラクダ牧場で行われているUluru Camel Tours(ウルル キャメル ツアー)。
もちろん野良ラクダではなく、しっかりと飼育されたラクダたちに乗り、雄大なウルル・カタ・ジュタ国立公園の姿を見ながらゆったりとした時間を過ごすことができます。
↑この雄姿を見てください。ラクダはおとなしくてそして人の指示をしっかりと効いてくれる賢い動物。
Uluru Camel Tours(ウルル キャメル ツアー)に行くには無料のシャトルバスでも行けます。英語に自信が無い人は日本語デスクでツアーを頼みましょう。
Uluru Camel Tours(ウルル キャメル ツアー)には、エアーズロックリゾート内を20分おきに巡ってくれている無料シャトルバスでも行くことができます。
ただし、このラクダ牧場がある場所には無料シャトルバスは基本的に向かいませんので、バス乗車時に運転手に行先を告げる必要があります。
そして現地についてから、英語にて牧場の方と話をしてラクダにのるツアーへの参加を確定させないといけません。
私、英語はかなり不安なほうなのでこの方法は断念しました。
どうやってツアーに参加したかというと、日本語が話せるスタッフにツアー申込をしました。
エアーズロックリゾート内で日本語が話せるスタッフが常駐しているのは、セイルズ イン ザ デザートホテル」となります。
たまたま、そのホテルに宿泊していたので気兼ねなく利用しましたが、ホテル宿泊者以外でも利用は可能なようですので、英語苦手な人は少し割高になっても頼んでしまったほうが楽です。
ツアーを組んだ場合は、宿泊しているホテル前までバスが迎えに来てくれました。
どうせラクダに乗るなら45分コースを頼んだほうが良い。ラクダにずっと触れていられるので。
このUluru Camel Tours(ウルル キャメル ツアー)には数種類のコースがあるのですが、出来るなら45分コースにしておいたほうが良いと思います。
この45分コースより安いコースもあるのですが、そのコースの場合牧場内をラクダにのって歩くだけです。
ラクダに乗れることは乗れますが、それではあまりにさみしすぎますし何より折角のラクダの乗る体験が短すぎます。
やはり45分コースがおすすめなのです。
45分コースを選べば、牧場から飛び出しオーストラリアの荒野の中をラクダにのって歩くという体験ができます。
貴重品や携帯電話などは専用のポーチを渡してくれるのでそこに入れてラクダに乗ります。バックなどは牧場に預ける形となりますので、事前に分けやすいようにしておくと便利です。
ラクダに乗って歩いている間は、スタッフによる説明もあります。ただしすべて英語。
乗るラクダはスタッフの方が、フィーリング?で選んでくれます。
並んだラクダとツアー参加者が並び、参加者のグループの人数を確認、その後見た目で選んでいきます。
いわばこれは、人間とラクダのマッチングの瞬間ですので神様が選んだ私のラクダはどんなラクダなのかとドキドキする瞬間です。
結果、このラクダさんになりました。
結構大きな山場はこのラクダにまたがり、ラクダが立ち上がる瞬間です。
ラクダは非常に大きい!とてもでかい!馬より怖いかも!
外国人の方達もワイワイ盛り上がりながらラクダが立ち上がるだけの事なんですが、楽しんでいました。
いざラクダに乗ってしまえば後はつながって大きな連なりとなっている一団はそのままオーストラリアの荒野の中に進んでいきます。
乗っているだけです。
でも楽しい。
移動中は、スタッフが何人か並走しながら歩いておりいろいろと解説してくれています。
しかし、あたりまえですが英語なので聞き取ることが出来ないと何を言っているかよくわかりません。
乏しい英語力で解読できたのは、トカゲの話をしているだろうな。というぐらいしかわかりませんでした。
でも楽しい。
写真スポットではこのスタッフの方に携帯電話やカメラを渡して写真撮影もしてくれます。
乗っているラクダも勿論かわいいのですが、最高にかわいかったのは後ろの人たちが乗っているラクダ。
このラクダ、よだれと鼻水を私の服で拭くんですよ。何度も何度も。
最初は、「うん?なんだ?」ぐらいにしか思わなかったのですが、途中で服によだれと鼻水付けているなと気づいてからは、もうかわいくてたまりませんでした。
汚れるのが嫌な場合は、汚れても良い服装で行きましょう。
注意点としては、このラクダツアーでも搭乗してくるのがハエです。ハエ対策は万全にしてからいかれたほうが良いと思います。
移動含めて1.5時間ほどの時間でしたが、個人的には大満足。
ラクダに乗りながらみる、ウルル(エアーズロック)は更に良い感じでした!
オーストラリアでラクダ?と最初は完全になめていましたが、体験してみるととても良かった、素晴らしかったです。
ウルルやカタジュタ探索を終えていたり、その合間での時間つぶしにはとても良いのでおすすめします。