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【死にたくない】国内線でもビジネスクラスでも注意が必要。エコノミークラス症候群の恐怖と対策。

楽しい楽しい飛行機での移動ですが、恐ろしいのは飛行機搭乗時特有の身体の不調です。

航空性中耳炎飛行機頭痛などの恐ろしい症状が有りますが、中でも最高レベルで注意しなければならないのが、俗にいう「エコノミークラス症候群」です。

 

ちょっとした知識と対策で発症率は大きく軽減できるようですので、飛行機での移動・旅行が多い人は知っておいて損はない知識です。

 

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今はエコノミークラス症候群という名前を使わないようにしているよう。ロングフライト血栓症、旅行者血栓症などと呼ばれています。

 

現在では、エコノミークラス症候群ではなく「ロングフライト血栓症」「旅行者血栓症」と呼ばれています。

 

症状は飛行機のエコノミークラスに搭乗している人に起こるわけでなく、ビジネスクラスに搭乗していたとしても、また、長距離の移動では高速バスの移動でも条件があえば発症してしまう可能性があるからです。

多くの方の認識はエコノミークラス症候群のままだと思いますので、エコノミークラス症候群にて話を進めたいと思います。

 

 

飛行機で言えば、エコノミーの座席だけでなく、

  • プレミアムエコノミー
  • ビジネスクラス
  • ファーストクラス

といった上位のシートでも発症の可能性はあります。

 

実際に、元サッカー日本代表の高原直泰選手はビジネスクラスに搭乗していたにも関わらず、発症してしまいワールドカップ代表から選考漏れしてしまった過去も有ります。

 

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その名称から狭いエコノミークラス席が危険で、ビジネス、ファーストクラスは安全であるかのような誤解を与えます。しかし、この行基はファーストクラスよりも幅広く、もっと平らな病院のベッドで、主に菓子の骨折手術後に”長時間動かないこと”によって多発している病気です。そして、Jリーガー高原選手もビジネスクラスに搭乗していました。

出典:日本旅行医学会からの提言
 

 

油断せずに予防と対策を毎回行っておいたほうが良いと思います。

 

エコノミークラス症候群になると最悪死にます。かなり危険な状況となるので、飛行機に乗るときには油断禁物。

 

症状しては、足の静脈でできた血栓により最初は腫れ、その後痛みが襲ってくるようです。(深部静脈血栓症)

その血栓が肺に移動すると動悸・息切れなどを引き起こし、非常に苦しい状態になります。(肺塞栓症)

 

肺塞栓症になり重度の場合には、死亡してしまう事も有りますので軽い病気でないことは明らかです。

 

 

 

予防方法については、厚生労働省のリーフレットに記載されているイラストがわかりやすかった。とにかく足を動かしておくことが重要だと理解できる。

 

予防方法については多くの場所でまとめられていますが、中でも厚生労働省が発行しているリーフレット内のイラストがわかりやすかったのでご紹介します。

 

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出典:厚生労働省 エコノミークラス症候群の要望のために(リーフレット)

 

これを見ると、とにかく足を動かし続けることが肝要です。エコノミークラスの席だとしても足の上下運動や危険個所であるふくらはぎを揉むといった行動は可能だと思います。

 

また、シートピッチが狭いLCCに乗っている場合でも足の指先でグーパーしたり、指を開いたりする運動は可能ですので、意識的に実行することが重要だと思います。 

 

足の運動以外にも対策は可能。意識的にできるのは、とにかく体をしめつけず水分摂取。

足の運動以外にもエコノミークラス症候群の対策方法はあります。

これも、厚生労働省がまとめているリーフレット内の情報ですが、赤で色付けした部分は、運動以外の対策となります。

 

予防のために心掛けると良いこと
予防のためには、

  1. ときどき、軽い体操やストレッチ運動を行う
  2. 十分にこまめに水分を取る
  3. アルコールを控える。できれば禁煙する
  4. ゆったりとした服装をし、ベルトをきつく締めない
  5. かかとの上げ下ろし運動をしたりふくらはぎを軽くもんだりする
  6. 眠るときは足をあげる

などを行いましょう。

出典:厚生労働省 エコノミークラス症候群の要望のために(リーフレット)

 

 

お酒を飲まず水を飲み、そしてゆったりした服装。長時間の飛行機搭乗時には当たり前と思われる内容ではありますが、実際に死亡者も出ているわけですから、対策しておいて損はないです。

 

意外な予防方法。それは貧乏ゆすり。エコノミークラス症候群予防には貧乏ゆすりが良い!という記述も有ります。

エコノミークラス症候群を調べている中で、これって貧乏ゆすりで防げるのではないかな?とふと気付き調べてみると、既に医者の方からも貧乏ゆすりで予防できるといった発言が有りました。

 

松原院長は「エコノミークラス症候群の予防にも役立つ」と指摘する。同症候群は飛行機の座席で長時間過ごしたため、静脈にできた血の塊(血栓)が肺の血管などに詰まって起こる。「貧乏ゆすりで血流が良くなれば、血栓ができにくくなる」と松原院長は言う。

出典:日本経済新聞 貧乏ゆすり、実は健康にプラス エコノミークラス症候群予防にも 

 

万が一、隣の席の人が貧乏ゆすりしていて気になって仕方ないとしても、エコノミークラス症候群の予防で行っていると思い許してあげてください。 

 

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発症しやすい身体的特徴や生活習慣は分かっているので該当する人は注意。左足が要注意とのこと。

 

また、発症しやすい人もまとめられています。下記の6項目に該当する人は要注意です。

 

発症しやすいのは…
エコノミークラス症候群になりやすいのは、

(1)肥満の方

(2)40歳以上の女性

(3)糖尿病をもつ方

(4)身長が低い方

(5)足に静脈瘤(血液の流れが滞ってコブのようになる)がある方

(6)喫煙者

などと言われています。

左足の静脈は、腹部にある動脈により圧迫されているため、右足に比べて血栓ができやすい状態にあります。
精神的ストレスも血管を収縮させ、血液の流れが悪くなる原因となるため、エコノミークラス症候群の要因となります。

出典:全日本民医連

 

太っていて、40代以上の女性で、糖尿病でタバコ吸っていて、身長が低い人は要注意です。

 

高原選手はこの6項目に該当しなくても発症しているわけですから、油断はなりません。

4時間以上のフライトの場合に発症の危険が高まると言われていますので、とにかく狭いスペースで長時間移動する寝台列車や飛行機などは気を付けるべき病気です。

 

上記6項目以外にも厚生労働省検疫所の情報では、

  • 妊婦
  • 短期間に頻回飛行機を利用した場合
  • 高齢者
  • 最近大きな手術を受けた人
  • ホルモン補充療法中の人、経口避妊薬を飲んでいる人
  • がんの人

も危険と注意喚起されていました。

 

太っていて、40代以上の女性で、糖尿病でタバコ吸っていて、身長が低い、なおかつ妊娠していて最近がんの手術を受けた後に飛行機に乗りまくっている人は危険度MAXです。

ここまでセグメンテーションしたら、きっと「はっ!私危ないかも!」となる人もいると思います。要注意ですよ。

 

 

 

4時間ほどのフライトでも発症することがあるようなので、下手をしたら国内線でもエコノミークラス症候群で死亡するケースも有ると思います。他の病気も含めて機内や飛行機搭乗の前にはお酒を飲まないほうが良さそうですね。

 

 

 

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