関西国際空港には様々な施設やお店があいりますが、無料バスにて約5分ほどの場所に、「関空展望ホール スカイビュー」という施設があるのはご存知でしょうか。
この「関空展望ホール スカイビュー」では、なんと機内食を食べることのできるレストランが営業しています。その名も「レジェンドオブコンコルド」
今はもう飛行していない、超音速旅客機コンコルドの姿を思いながら食事ができるレストランでもあります。
関空から「関空展望ホール スカイビュー」へは、無料バスが出ています。バス乗り場の「1番」を目指してください。
機内食が食べることのできる「関空展望ホール スカイビュー」に向かうには、徒歩ではかなり厳しいです。
関空のバス乗り場から無料バスが出ていますので、利用しましょう。バス乗り場はターミナルビル1に有ります。
「関空展望ホール スカイビュー」へのバス乗り場は1番乗り場となります。他のバスと同じレーンなのでわかりやすいです。
「関空展望ホール スカイビュー」へはバス乗り場の「1番」から無料バスが出ています。
羽田空港国際線ターミナルなどは、無料連絡バスが一般的なバスレーンと違った場所に存在することが在りますが、この「関空展望ホール スカイビュー」行きのバスは、同じレーンですので、わかりやすいと思います。
バスに乗車している時間は5分~8分ほどの時間ですので、乗車してしまえばすぐに到着します。
「関空展望ホール スカイビュー」は飛行機を見るには絶景スポット。レストラン以外の利用客の方もたくさんいます。
「関空展望ホール スカイビュー」は飛行機を見るための絶景スポットとして知られています。レジェンドオブコンコルドでの食事以外にも楽しめると思います。
ポートターミナルに程近い関空展望ホール スカイビューは、緑が彩る展望デッキから迫力ある眺めを楽しめる、いわばファーストクラスシート。頭上をかすめるように航空機が飛ぶ眺望と滑走路までの距離の近さは、国内でも屈指といわれています。
出典:関西国際空港公式HP
画像には収めていませんが、展望スペースからは滑走路が間近に見ることができ、離発着の飛行機たちの姿や待機している飛行機など、飛行機の撮影を好む方にはたまらない風景が広がっていました。
レジェンドオブコンコルドでの食事後に撮影をしても楽しそうです。
機内食が食べられるレジェンドオブコンコルドは、3階にあります。それしかないのですぐにわかると思います。
「関空展望ホール スカイビュー」に到着してみると、すぐにわかると思うのですが、それほど大きな建物ではありません。
目当ての機内食が食べられるレストラン、レジェンドオブコンコルドは建物の3階に有りますが、すぐに見つかると思います。
なぜならそれしかないからです。
レジェンドオブコンコルドには、「コンコルド」の模型などが複数有り。今は無き超音速旅客機コンコルドに囲まれながら食事ができます。
お店の名前にもなっている、「コンコルド」を知っておくと更に、このレストランは楽しめると思います。
イギリスのBACとフランスのシュド・アビアシオンなどが共同で開発した超音速旅客機。初飛行は1969年3月1日。原型機4機を含め、20機が製造された。
高度5万5,000から6万フィートという、通常の旅客機の飛行高度の2倍もの高度を、マッハ2.0で飛行した。定期国際運航路線に就航した唯一の超音速民間旅客機でもあった。2018年現在ボーイング787がニューヨーク・ロンドン間をジェット気流に乗り5時間13分で飛ぶ記録を有するが、コンコルドは3時間半で大西洋を横断した。
出典:Wikipedia
今飛んでいる飛行機よりも、速度を追求した設計思想の下に誕生した飛行機です。
マッハ2.0ものスピードで飛び圧倒的なスピードで目的地に到着してくれるという夢のような飛行機なのですが、騒音問題や大量輸送の設計思想に負け、2003年に全てのコンコルドが定期運航を終えております。
ちなみに、現在多く飛んでいる飛行機の速度はマッハ0.7~0.8という事なので、コンコルドが如何に飛びぬけた速度で飛行していたかがわかります。
たぶんコンコルドに一番乗ったと思われる人は、「Fred Finn」さんではないでしょうか、公式記録としてコンコルドに718回搭乗しているとの事です。
レジェンドオブコンコルド店内には、「コンコルド」の姿がたくさんあります。
レジェンドオブコンコルドの機内食はうれしい複数タイプ。子供向けの機内食も用意されています。
レジェンドオブコンコルドでは、オーダーして先払い方式となります。
入り口の部分にレジがありますので、ここでメニュー表から商品を選びます。機内食以外にも気になるメニューがあると思いますが、ここに訪れた意志を曲げずに、他の魅力的なメニューはスルーしましょう。
エアラインとタイアップして限定メニューを提供している事もあるようです。
この日用意されていた、メニューは
- 体験機内食A ブレイズドビーフマッシュルームソース
- 体験機内食C チキントマトソース煮込み
の2種類でした。
機内食Bが無いのは日によって変えているからだと思います。
また、予約なしに行って食べることができるのは、エコノミークラスの機内食です。
ビジネスクラス・ファーストクラスの機内食を体験したい場合には、3日前までに事前欲が必要となります。
ビジネス・ファーストクラスの機内食をお召し上がりながら贅沢な旅行気分を味わってみてはいかがでしょうか。
ビジネスクラスフルコース…6,200円
ビジネスクラストレイセット…3,900円
ファーストクラス機内食…10,300円
※写真はイメージです。3日前までにご予約ください。
出典:関西国際空港公式HP
気になる言葉「体験機内食」とはどういうことなのか?
メニューを見て気になる言葉があったと思います。これは、レジェンドオブコンコルドで提供される機内食は、そのものが航空会社に納品されるものでなく、運営元であり機内食製造しているエイエイエスケータリング社が、同じラインで製造してくれているからだと思われます。
ちなみに、エイエイエスケータリング社のHPを見ると、「受託航空会社」という事で以下の航空会社達の名前があります。
フランス航空 | ミアットモンゴル航空 | 春秋航空 |
中国国際航空 | フィリピン航空 | ガルーダインドネシア航空 |
フィンランド航空 | タイ国際航空 | ターキッシュエアラインズ |
エミレーツ航空 | 海南航空 | 北京首都航空 |
ウズベキスタン航空 | 厦門航空 | ティーウェイ航空 |
大韓航空 | ウラジオストク航空 | エア・カナダ・ルージュ |
KLMオランダ航空 | 深セン航空 | マレーシア航空 |
ルフトハンザドイツ航空 | 山東航空 | 天津航空 |
エジプト航空 | ハワイアン航空 | ニュージーランド航空 |
中国東方航空 | 上海航空 | エアアジアX航空 |
デルタ航空 | 吉祥航空 |
日本の航空会社がない点が気になる点ですが、反対に体験機内食で食べることのできる食事は上記航空会社の機内食に近しい食事がとれるとも言えます。
レジェンドオブコンコルドで機内食を楽しむ
レジェンドオブコンコルドで機内食をドリンクバー付きでオーダーしました。
見たことある様な機内食がオーダーから5分ほどで到着しました。
メイン、サラダ、パン、デザート、水という構成です。
メインのブレイズドビーフマッシュルームソースとご飯
サラダ スモークサーモンなどが添えてあります。
デザート
空港のラウンジや機内食でよく見るタイプの水
食した感想は「まあ、こんなものですよね」というモノでした。
個人的に機内食は空の上で食べるから味がぼけている。という説を支持しています。
これは、気圧の関係で舌の味を感じる部分である味蕾の性能が約30%も低下してしまうためといわれています。
↓機内食が美味しくないといわれている理由もまとめています。
地上で機内食を食べたら、もっと味の輪郭がはっきりして美味しいのかも?と期待を込めて食べに行ったわけですが、それほどいつもの機内食と変わらなく、残念半分安堵半分という結果に終わりました。
あくまでも、イベントとして機内食を食べに行くことをおすすめします。
折角、レジェンドオブコンコルドで食事するなら、滑走路がデザインされているテーブルがお勧めです。
レジェンドオブコンコルドは広いお店なので、多くの座席があり、そして空いているので好きな場所で食事ができますが、せっかく利用するのであれば、窓側に面している滑走路がデザインされたテーブルをお勧めします。
飛行機を見ながら、滑走路デザインのテーブルにて、機内食を食べる。なんとも贅沢な空間だと思います。
↓人気の飛行機漫画「前略 雲の上より」にもレジェンドオブコンコルドについて書かれています。
何よりもコンコルドに囲まれて食事ができるのが楽しいです。2003年に姿を消しているので、乗ったことが無いので余計に気分が高揚します。関空を利用する場合に利用してみてはいかがでしょうか。