品川は飲食店不毛地帯と敢えて呼ばせていただきたい。
品川駅周辺を愛している人間として、敢えて言わせてもらうと品川駅はキャパシティから考えると、飲食店不毛地帯といわざる得ないエリアです。特にランチタイム。
どこで昼ご飯を食べるのか?と毎度毎度思案することに有ります。これが、初めて品川駅を利用したりする人であれば尚更困ります。
そんな品川駅にて、出張族、社畜、サラリーマンの胃袋を満たしてくれる施設が駅から徒歩3分ほどの場所に有ります。
「品達」という飲食店の複合施設です。
品川駅の「高輪口」を降りたら(品川プリンスホテル方面の出口です)そのまま線路わきを左側に歩いていくと約3分ほどで施設は表れます。線路下のスペースを利用した、いわゆるガード下という感じの立地に複数のラーメン、丼屋が並んでいます。名の知れたお店も複数あり、東京にて記念に何か食べて帰るか。という感じの利用でも十分に便利ですね。
品達店舗 (2017.12)
品達には複数店舗入っていますが、もちろん入れ替わりもあるので、あくまでも2017年12月時点での情報とご理解ください。
- なんつッ亭
- 蒙古タンメン中本
- せたが屋
- 支那そば きび
- 麺屋 翔
- つけめんTETSU
- 神仙
- 伝説のすた丼屋
- 野郎ラーメン
- ニュータンタンメン本舗
- 張家
- ゴーゴーカレー
12店舗の用意がありますので、何かしら好みに合うお店があるはずです。このバリエーションの豊富さもうれしい点となります。
一点お伝えしておくと、すた丼以下4店舗は更に少し遠い場所にあるのでご注意ください。
といっても徒歩1分ほどですが。
お店の紹介。もし行くなら参考にしてみてください。
なんつッ亭
2003年度ラーメンオブザイヤーグランプリ受賞。神奈川県秦野に本店、週末ともなると行列ができる人気店。
豚骨ラーメンへの黒マー油で有名になったお店ですね。マー油を入れる文化自体は熊本ラーメンにもありますので、勝手に熊本ラーメンのお店なのかと思っていましたが、詳細は不明です。2003年ラーメンオブザイヤーグランプリという事ですが、今から既に15年近くの前の表彰になるのですね。
しかし、栄枯盛衰激しい飲食店業界において、2003年に表彰されそのまま生き残っているお店というのは非常に稀有な存在です。安定的においしいことが容易に想像されます。
蒙古タンメン中本
辛うまラーメンでは日本一。他に類を見ない独特のラーメン。
創業から40数年、老舗伝統の味。
色々なメディアや漫画やドラマでも取り上げられているので、ご存知の方も多いでしょう。最近ではカップラーメンなども出していますからね。
特徴は辛いラーメンです。うまみが!という人も多いですが、残念ながら私にはわかりません。一度食べてみてどうぞご自身で判断するのは有りだと思います。
ただ、辛みと匂いがつよいので仕事中や商談前に食べることはお勧めしません。。。
辛さの上限をあげた「北極」というメニューも有名です。
ちなみに私は辛い物を食べないようにしているので、付き合いでこのお店に行くと「つけ麺」を食べます。これは全然辛くないです。
辛くないメニューもあるので安心です。
せたが屋
ラーメン街道環七に本店を構え、広域から足を運ばれるお客様が大変多いお店です。
吉野家HD参加に2016年に入った同社。これからその資本力を武器に全国展開していくのかもしれませんね。
とはいえ現在では国内6店舗(東京、埼玉)国外3店舗(アメリカ)と限られた場所でしか食べることのできないラーメンですので、品川に来た際には堪能しても良いかもしれません。
地元で吉野家を見るたびに話しのネタになるのではないでしょうか。
支那そば きび
伝統の支那そばを守りつつ、常に新しい味を作り出し、食べる程にくせになるおいしさを作りだしているラーメン店。
こちらについては情報を持っていません。食べた感想はかなりのあっさりラーメン。あっさりが好きな方には良いかと。当方、こってりずき。
麺屋 翔
昼と夜でメニューが違う、二刀流
大つけ麺博つけ麺 VS ラーメン2015第1位!新宿の大人気店がついに参上!
二刀流にて行っているようですが、残念ながらまだ食べたこと無し。
つけめんTETSU
都内屈指の行列店。あくなき追求心から生まれたつけ麺は一度食べたらやみつきになる。
良く食べます。かなりこってりしているので個人的には好みです。以前は「焼き石」によるスープ加熱サービスがあったような気がしますが、現在では無いのかもしれません。あつもり特盛は既に年齢的に食べれなくなってきましたが、大盛ぐらいなら余裕です。
ほぼ関東を中心に22店舗出してますので、関東在住の人だと「あーーー、あそこね」という店で、それ以外のエリアの方だとあまり見たことない店だと思います。これも是非関東に来た痕跡を残すためにも食べていってほしいですね。
神仙
大量の豚骨を3日間強火で炊き上げ旨味を全て叩き出した濃厚なのにキレのある奇跡の一杯はまさに「濃厚馬鹿」!
こちらも良くわからず。まだ食べていないんです。
伝説のすた丼屋
豪快で繊細。40年間「絶対の掟」に守られた伝説の味。
この店は、若い男の人には絶大な人気を誇る店です。とにかく味が濃い、とにかくニンニク臭くなる、とにかく量が多い。そのような指向性の方のためのお店です。初めて食べた場合でも、人生の中で一度は体験したことがある味だな。となぜか懐かしさを覚える味付けは、不思議な感覚です。たぶん家で適当に味付けした肉炒めが一番近い感覚かもと個人的には思っています。高カロリー、高塩分、高糖質と最高の3つのステータスを保有する、スリム殺しのお店です。
野郎ラーメン
17時間炊き込んだ濃厚ド豚骨醤油ラーメン!絶品濃厚スープ&太麺 質量ともに大満足の一杯!
野郎ラーメンを有名にしたのは、食べ放題アプリではないでしょうか?
「野郎ラーメン」を運営するフードリヴァンプ(東京都世田谷区)が、2017年11月1日に「野郎ラーメンアプリ」をリリースする。
同時に、月に8600円払えば特定の商品を1日1杯食べられるサービスもアプリ内で実施する。ネットでは「野郎ラーメンのアプリいいなぁ」「絶対途中で飽きる」など、様々なツッコミが相次いでいる。
月額8600円でラーメン3商品いずれかを1日1杯食べられる
「野郎ラーメン」は東京都、神奈川県をはじめとして、関東圏に15店舗を展開するラーメン店。濃厚な味わいのスープや分厚いチャーシューなどを盛り付けた、ボリュームのあるラーメンで知られる。新たにリリースされる「野郎ラーメンアプリ」では、「野郎ラーメン」からのお知らせを受け取れたり、店舗検索などを行えるサービスを提供する。新商品などの情報発信や優待特典の提供なども、随時行っていくという。
いや、絶対に死にますよ。これ。
野郎ラーメン自体は、二郎インスパイア系といわれるカテゴリーです。そうです、あのラーメン二郎をオマージュしたラーメンという事で、確実に寿命が縮む仕様になっているわけですが、それを毎日食べるなんて狂気の沙汰です。
二郎自体は中々の入りづらさもありますが、この野郎ラーメンであれば、独特のルールなども無いようですので、一度体験してみてもいいかもですね。こちらもニンニクを増さないようにしてください。仕事に差し支えが出ますので。
ニュータンタンメン本舗
1つ1つ手作りの新しいタンタンメンをご賞味下さい。
とてもユニークなラーメンだと思っています。確かに新しいラーメンなのですが、担々麺を想像して食べると面を喰らいます。あくまでもあっさりスープに卵をといた全く新しいラーメンだと思って食べると、ギャップに苦しまなくなります。
タンタンメンであって、担々麺ではないのだなと強く認識して食べてみてください。
辛さは調整できて、最低ランクで行けば辛くは無くあっさり食べれますので、辛さが苦手な人にも良いとおもいます。
張家
西安のホテルで修行を積んだ「中国国家特級料理師」の資格を持つ 張 総料理長による西安料理。
まだ未訪問。
ゴーゴーカレー
石川・金沢が生んだ情熱の濃厚熟成カレー。
ゴリラのマークでおなじみの金沢カレーのチェーン店。まだご当地石川県と関東進出中なので、その他のエリアでは見ることが少ないと思います。
金沢カレーは、黒い色が特徴的で、キャベツとカツがそれに彩を加えます。
黒いカレーといえば、漫画、包丁人味平のカレー将軍鼻田香作がつくったブラックカレーを思い出してしまいます。鼻田香作のつくったブラックカレーは香辛料の成分の中に麻薬に近い成分が入っており、癖になり食べ進めてしまうという落ちですが、(たしか)もちろん、このゴーゴーカレーは真っ当な店ですので安心してください。
まとめ
- とにかくランチに困る品川駅。特に一人で入る店に困る。この品達は相当便利。
- ニンニク臭い店が多いので、ランチで利用する場合はメニューに注意。
- 東京、もしくは関東のみ展開という店も複数あるので話のネタにもなるのでお勧め。