長野県松本市にあるとんかつ屋「麓庵 かつ玄」は立地や味付け含めて少し変わったとんかつ屋でした。
松本出張の際には少し遠出して食べてみてもよいとんかつ屋だと思います。
江戸時代の古民家をリノベーションした店舗
まずお店が少し変わっています。
松本市の市街地からは少し離れた山の中に店があるのですが、建物は江戸時代からの古民家をリノベーションした建物となります。(用途変更だからコンバージョンかも)
この建物が非常に良い建物で、これを見に来るだけでも個人的な趣味は満たされたのですが、さらに庭の手入れも素晴らしく建物・庭と、トンカツに関係ない点で評価がぐんぐんと上がっていきます。
ちょっと変わっていたポイントふたつめは漬物
麓庵 かつ玄で食べたモノを振返り一番印象的だったものは?と聞かれたら、私は漬物かもしれません。
4種の漬物などが無料で食べることができるのですが、一番食べてみて欲しいのは見切れてしまっている一番右の漬物。
これは、、、最後まで何を食べているのか分からなかった。
リンゴ?梨?とにかく甘い漬物です。これがトンカツに合うかどうかはまた別問題としてあるのですが、人生ではじめて食べる味だったので、ある種興奮しました。
そしてメインのとんかつは普通だった。しかし、ソースは要注意。
立地、建物含めた環境、そして前菜の漬物と、一風変わった感覚を与えてくれた麓庵 かつ玄。もちろんメインディッシュとなる「とんかつ」も印象に残る味!、、、かと思いきや、これは普通でした。
高温での一度上げでしょうか?上ロースを頼みましたが、いたって普通でそして平均的に美味しかったです。
トンカツ的な感動は無かったのですが、食事というのは食材だけではなくお店の雰囲気などでも変わるものだなと改めて感じました。
このお店は店員さんも非常に対応が良く、その点も味を高める一つの調味料になっていたと思います。
ただし、、
ソースの辛口。これだけは許せません。というより、全然美味しくなかった。お店の人の説明だとタバスコなどを混ぜたとんかつソースらしいのですが、私の好みには合いませんでした。
↑白が辛口
麓庵 かつ玄でとんかつを食べる際には甘口ソースをおすすめします。