名護市の山中に変わった飲食店があります。百年古家 大家(うふやー)は単なる飲食店ではなく、言ってしまえばもはやテーマパーク。
食事だけではなく、店に行く道も、お土産購入もそして手裏剣・吹き矢なども楽しめる面白いお店です。
山奥にあるテーマパークは駐車場からお店までの道も楽しい。
百年古家 大家(うふやー)はお店までの道のりも楽しいです。
入り口をくぐるとそこからずっと続く下り坂は、沖縄と言えばの朱色のゲートが続きます。
何故か途中におみくじもあり、私はおみくじを引いてみました。
注意点としては、このおみくじの場所はなぜか下水臭いです。息を止めて楽しみましょう。
一点気になるのは駐車場からお店までずーーーっと下り坂なのです。
帰り道これのぼるか、、、と気分が重くなりますが、実は解決策も用意されています。
電動カートも用意されており、お腹一杯になった後の帰り道はとてもらくちんです。
安心して下り坂はおりましょう。
山の中にテーマパークを作ってしまった大家(うふやー)
なーーんだ。と思う人もいればすげーーと思う人もいるであろう大家(うふやー)、実は素晴らしい建物や庭は移築や後から作られたものです。
「大家(うふやー)」のメインである「安里家」は今から100有余年前、明治時代後期に建築されました。
歴史的価値から見ても未来に残すべきだと考え2001年に修復し、南側に沢岻家、北側に新城家を移築・復元し、沖縄そばと琉球料理の店としてオープンいたしました。文章画像共に出典:百年古家 大家(うふやー)
実際に見た大家(うふやー)と、過去の大家(うふやー)の姿があまりに異なりすぎて非常に驚きます。
↑現在の安里家
↑移設されてきた建物たち
↑食事する席から見えるきれいな庭園も後から作られたものです。
人によって評価は異なると思うのですが、わたしは貴重な建物たちをいかしつつお客さんを呼び込むために施設を拡充していく大家(うふやー)は、単純にすごいなと思います。
地方の飲食店の可能性を示しています。
なぜか忍者にもなれる。沖縄関係ない気がしますが楽しいからOK。
建物を増やすだけではなく、楽しめる施設もあります。
それは忍者。
なぜか忍者。
忍者になり切れる手裏剣と吹き矢で遊べます。
参加料は500円ほどかかりますが、当たればスイーツが貰えて、全て外れてもプチスイーツが貰えます。
細かいことは気にせずに楽しんでしまいましょう。
食事は沖縄古民家にて楽しめます。アグーそばは大家オリジナルの味わいのようです。
大家(うふやー)ではアグー豚が推しの食材となります。
特にアグーそばは大家(うふやー)曰く元祖オリジナルの味という事なので、楽しむ選択肢もありだと思います。
私は、「限定」という文字に弱いので20食限定の極上アグートンカツ御膳を食べることにしました。
食べてみた感想は、、、ちょっと微妙。
タイプとしては薄い肉を重ねたミルフィーユタイプのとんかつです。
このタイプの場合、あふれる肉汁と食感の軽さが売りだと思うのですが、特にそういった事は感じることが無かったので、表現としては微妙、、、となります。
素直にアグーの肉そばなどを食べておくか、しゃぶしゃぶもあったのでそちらにしておけばよかったと少し後悔しております。
とはいえ、古い沖縄の建物の中で滝を隣に感じながらの素晴らしい環境での食事です。非常にリラックスして食べることが出来ました。
時間帯によっては、外国人の方や観光バスでのお客様とバッティングすると行列もできるようですので、
利用する際には予約をしておいたほうが無難だと思います。
名護の山の中に仕事や遊びに行くことがあったら狙って食べに行ってみてください。