JALの機内誌であるSkyWard(スカイワード)には、毎月2名のキャビンアテンダントが、おすすめの店を紹介しています。
「クルーのお気に入り」と題されたそのコーナーでは、おいしいモノを食べ歩いていると思われる、CAの方々がお気に入りのお店を紹介しています。
多くの方は出身地の飲食店を紹介していることが多いですが、中にはギラギラしたお店を紹介していることもあり、SkyWard(スカイワード)の中でも最高に楽しいコンテンツの一つです。
2018年に紹介されていたお店をすべてまとめましたので、飲食店選びの参考にしてみてください。
- Sky Ward 2018年1月号で紹介されていた店・料理
- Sky Ward 2018年2月号で紹介されていた店・料理
- Sky Ward 2018年3月号で紹介されていた店・料理
- Sky Ward 2018年4月号で紹介されていた店・料理
- Sky Ward 2018年5月号で紹介されていた店・料理
- Sky Ward 2018年6月号で紹介されていた店・料理
- Sky Ward 2018年7月号で紹介されていた店・料理
- Sky Ward 2018年8月号で紹介されていた店・料理
- Sky Ward 2018年9月号で紹介されていた店・料理
- Sky Ward 2018年10月号で紹介されていた店・料理
- Sky Ward 2018年11月号で紹介されていた店・料理
- Sky Ward 2018年12月号で紹介されていた店・料理
Sky Ward 2018年1月号で紹介されていた店・料理
静岡県伊豆市「禅風亭なゝ番」の禅寺そば 紹介者:千葉県出身Mさん
修善寺にある、超人気の蕎麦屋「禅風亭なゝ番」が紹介されていました。
おすすめされている、禅寺そばが人気メニューですので、店に伺った際には素直に禅寺そばをたべておけば間違いないと思われます。
沖縄県那覇市「おもろはうす」の山城牛の炙り握り 紹介者:沖縄県出身のIさん
沖縄県那覇市では、飲みの〆にステーキを食べることが広く知られていますが、趣向を変えて炙りずしなどはいかがでしょうか。
山城牛というブランド牛の炙り握りが紹介されています。
おもろまち駅近くのダイニングバーにて、牛の炙り握りがおすすめ料理との事。
出典:おもろはうす公式HP
山城牛とは、山城畜産が作っているブランド牛のようです。
沖縄本島中部、うるま市の郊外に広がる緑豊かな高台に、山城畜産の牛舎があります。 約4000坪の敷地では、およそ250頭の牛を肥育。 ここで育つ山城牛は、柔らかでクセのない肉質で、根強いファンが多い、知る人ぞ知るブランド牛肉です。
出典: 美味肉紀行
銘柄牛肉検索システム上は登録されていませんが、山城畜産で調べると年間出荷頭数約150頭ほどの牛肉という事で、非常に希少な牛であることは間違いありません。
Sky Ward 2018年2月号で紹介されていた店・料理
福岡県福岡市の「梅山鉄平食堂」の銀ダラみりん定食 紹介者:福岡県出身のIさん
福岡市の天神にある、人気定食店「梅山鉄平食堂」が紹介されています。
このお店は行列の絶えないお店として有名ですし、また、朝九時に更新されるHPにてその日のおすすめのメニューを知ることができるお店としても有名です。
おすすめは、銀ダラみりん定食とのこと。
しかし、このお店は約40種類にも及ぶメニューが用意されているのと、仕入れによっておすすめが変わりますので、利用される際には、実際に行ってからフィーリングで決める。という事も良いと思います。
東京都目黒区「cosi cosi」の石焼オムライス 紹介者:埼玉県出身のTさん
オムライスの美味しいお店として各種メディアなどにも取り上げられている「cosi cosi」さんの石焼オムライスが紹介されています。
鈴木砂羽さんと柳原可奈子さんが出演されている「だけど食堂」にも取り上げられているお店です。
個人的には、あまり「石焼」という調理方法に魅力を感じないタイプなのですが、これは画像を見る限り、相当美味しそうです。
Sky Ward 2018年3月号で紹介されていた店・料理
宮城県名取市「閖上さいかい市場」で食べる赤貝 紹介者:宮城県出身のIさん
紹介されている閖上さいかい市場はお店でなくて、市場です。
この市場の名前の由来がとても泣かせます。
3月11日、東日本大震災の影響を大きく受けた閖上地区。 地域住民の復興の願いが込められた仮設店舗、「閖上さいかい市場」が2月4日オープンしました。 被災によって停止していた事業の「再開」、お客様との「再会」を目指し、新たな一歩を踏み出します。
出典:閖上さいかい市場HP
宮城県出身のCAさんが紹介していて、このような郷土愛溢れる紹介はとても良いですね。
雑誌の特集記事として、「すきやばし次郎が愛した『日本一の赤貝』復活物語」といった内容もあるようです。名取市に訪れることがあれば食べてみたい食材です。
多くの飲食店が集まる市場なので、紹介されている赤貝以外にも宮城のグルメが楽しめそうです。
沖縄県那覇市「Vita Smoothies」の彩り紅いもバナナ 紹介者:沖縄県出身のSさん
沖縄県那覇市の美栄橋駅近くにあるジュースバー「Vita Smoothies」が紹介されています。
このお店は最近多くのガイドブックなどにも取り上げられ、お客様が増えているようです。
フルーツを選んで、その場でスムージーにしてくれるようで、女性からの人気が高そうです。
CAのSさんが紹介している「彩り紅いもバナナ」の材料を見てみると、
紅いも、バナナ、グラノーラ、ストロベリー、ホイップクリーム、豆乳
という事ですので、苦手の食材などがある場合には、他のスムージーを頼んでみるという手段もありだと思います。
Sky Ward 2018年4月号で紹介されていた店・料理
愛知県蒲郡市「三河雑魚肴房 やま六」のうなぎの釜めし 紹介者:愛知県出身Sさん
愛知県の蒲郡市は、温泉も有り魚介もおいしい隠れた良い観光都市だと思っているのですが、その蒲郡市の「三河雑魚肴房 やま六」うなぎ釜めしが紹介されています。
出典:やま六公式HP
読んで字のごとく、うなぎを使った釜めしなわけですがお店の人気メニューという事も有り、また釜めしはオーダーしてからの時間もかかるため、利用する際には時間の余裕をもって望みたいところです。
大阪府大阪市「KIMAGURE FRENCH黒猫」のパレットオードブル 紹介者:大阪府出身Tさん
創作フレンチのお店として、テレビなどにも取り上げ有れる有名店のようです。
お店的なキラーコンテンツは「フォアグラ」となっており、多くの方が予約して食べに行くお店のようです。
CAの方がおすすめしている「パレットオードブル」は画像で見せることが出来ないのが残念なのですが、他のサイトで確認すると大きめのお更に各種料理がすこしづつ乗せられており、パレットに絵の具を置いてあるかのように鮮やかな料理です。
Sky Ward 2018年5月号で紹介されていた店・料理
ドイツのフライブルグ「Feierling」で飲むビール 紹介者:栃木県出身Kさん
CAがおすすめする。という代名詞のような場所を進めてくれているのは、栃木県出身のKさんです。
このフライブルグという場所は、住宅性能の最新エリアでありビール以外にも有名な施設が複数あるので、仕事関係でもいくことがある人は多いのではないでしょうか。
出典:
https://www.feierling.de/impressum
「Feierling」の公式HPを見てみると、オープンなテラスでドイツビールがガンガンに飲める場所もある様です。
フライブルグを訪れた際には寄ってみたいなと単純に勉強になりました。
沖縄県那覇市「オステリアズッパ」のじゃがいも・ゴルゴンゾーラのグラタン仕立て 紹介者:東京都出身Wさん
那覇市にあるイタリアンのお店「オステリアズッパ」も紹介されていました。
オステリアとは『食堂』
ズッパとは『スープ』のこと
『食堂のように気軽に楽しめスープを飲んだ後のようにホッと一息つける場所』を心掛けています。
料理はコース等の堅い雰囲気ではなくアラカルトメニューが中心です。
出典:琉球の島
店舗もかなりこじんまりしていて、本当に地元に根差したイタリア料理屋という感じのお店でした。
それにしても、沖縄のお店を紹介する人の割合が多いように感じるのは気のせいでしょうか。やはり国内外飛び回っている方たちは、遠方の都市でも美味しいお店を多く知っているようです。
紹介されていたのは、「じゃがいも・ゴルゴンゾーラのグラタン仕立て」です。
Sky Ward 2018年6月号で紹介されていた店・料理
鹿児島県大島郡龍郷町「亜熱帯オーベルジュ ヴィラゆりむん」で食べる料理 紹介者:鹿児島県出身Oさん
奄美大島にあるオーベルジュも紹介されていました。
オーベルジュとは宿泊と飲食が一緒になったタイプのレストランです。
宿泊しながらゆったりと食事を楽し無事が出来るのですが、なんだかオーベルジュという響きと共に大人な雰囲気を感じてしまうのは私だけでないはずです。
オーベルジュとしての料金を調べてみるとそれほど高額な料金設定ではなく、奄美大島に行った際には、是非利用してみたいなと単純に思ってしまいました。
鹿児島県日置市「はつゆき屋」で購入できる甘酒 紹介者:鹿児島県出身Nさん
一風変わって、飲食店ではなく、お店が独自で出している商品を紹介している方もいました。
鹿児島県日置市の「はつゆき屋」甘酒を紹介していたのは、鹿児島県出身のNさんです。
調べてみると、このはつゆき屋は「みそ」をメインに麹や甘酒などの発酵食品を販売しているお店です。
無添加であることが「当たり前のこと」としており、商品に対しての強いこだわりを感じます。
流石、日本全国に行く仕事をしているので、おいしいモノを扱っているお店をご存知です。(地元だからということもありそうですが)
Sky Ward 2018年7月号で紹介されていた店・料理
東京都中央区「回転寿司 根室花まる 銀座店」のお寿司 紹介者:北海道出身Uさん
北海道は「回転寿司偏差値の高いエリア」として有名ですが、その北海道出身のCAの方が、銀座にある根室花まるをおすすめしていました。
根室花まるは、北海道でおいしい回転寿司という話題の時には必ず上がってくる有力店です。
銀座というと飲食高額エリアですが、そこで比較的安価に食べることのできる寿司として紹介されています。
沖縄県浦添市「鶏そば屋いしぐふー」の特選鶏そばと焼き餃子 紹介者:沖縄県出身Uさん
お店の公式HPをみると、「沖縄唯一のやんばる地鶏」をつかった鶏そば屋さん。」という、なんとも興味を引く文字が躍るお店です。
全国地鶏銘柄鶏ガイドにて調べてみると、沖縄の中央食品加工という会社が処理までしており、月間生産量が約四トンという事で、あまり数が出回っていない鶏だとわかります。
鶏自体の特徴はちょっと不明ですが、一度は食べてみたいですね。
Sky Ward 2018年8月号で紹介されていた店・料理
東京都渋谷区「焼肉恵比寿 うしみつ」の焼肉 紹介者:静岡県出身Kさん
東京の焼肉屋も紹介されていました。
「うしみつ」は多くの店舗を出店している焼肉屋なので、このお店以外でも系列店で食べたことが有る人は多いと思います。
鹿児島県西之表市「魚匠 一条」の魚料理 紹介者:鹿児島県出身Yさん
種子島(西之表市)の「魚匠 一条」も全く知らなかったお店ですが、このCAのおすすめの店によって知ることができたお店です。
お店のHPを見てみると、肉も魚も非常に安くてそして美味しそう!!
出典:魚匠 一条公式HP
47都道府県各地にいっていますが、「島」はまだまだ経験値がなかったりします。こういった情報は非常にありがたいです。
Sky Ward 2018年9月号で紹介されていた店・料理
東京都東村山市「ラ・フルール・ド・セル」のディナー 紹介者:東京都出身Hさん
フランス人シェフが作るフランス料理を楽しめるお店「ラ・フルール・ド・セル」との事です。
完全に範囲外なので、何も詳しくないのでご紹介だけにとどめます。
月に数度演奏を聴きながら食事が出来るという記述も公式HPには見ることが出来ました。
岩手県盛岡市「焼肉・冷麺 ぴょんぴょん舎」の盛岡冷麺 紹介者:岩手県出身Sさん
盛岡冷麺の発祥のお店「焼肉・冷麺 ぴょんぴょん舎」の盛岡冷麺を押していたのは、岩手県出身のSさんです。
ぴょんぴょん舎自体は盛岡だけでなく、支店が東京の銀座にもあるので利用しやすいと思います。
面白かったのが、オーダーの仕方でおすすめをしてくれている点。
キムチが別に盛られてくる「別盛り」という頼み方をすると、スープにキムチ成分が溶けることなくまずはスープを楽しむことができ、その後キムチを後から入れて、いつもの盛岡冷麺を楽しめるという事でした。
こだわっています。
Sky Ward 2018年10月号で紹介されていた店・料理
東京都中央区「うなぎ割烹 大江戸」の「いかだ」 紹介者:東京都出身Wさん
うなぎの提供方法で、「いかだ」とは小ぶりなうなぎを数枚にわたって利用して、また開いたうなぎをカットせずにそのまま並べ、いかだのように見立てて提供する方法だと思っていたのですが、紹介されている「うなぎ割烹 大江戸」の「いかだ」は、かなり大ぶりなうなぎを2枚~3枚並べて「いかだ」として提供しているようです。
出典:ぐるなび
個人的にはすごく食べたいです。
ただ、レビューを読むとオーダーから10分ほどで提供されたという記述もみつけてげんなり。真っ当なうなぎやは、うなぎは鮮度が命ですからオーダーから調理開始して提供までには少なくても40分ほどかかるはずです。
値段も結構高いので、ちょっと躊躇しています。また、いかだは土曜日限定メニューという事で利用する際には注意が必要です。
北海道札幌市「離島キッチン 札幌店」の「本日の島めぐり定食」 紹介者:北海道出身Iさん
北海道の離島のグルメを提供してくれているレストランのようです。コンセプト非常に惹かれます。
この札幌店でも、各月離島が決められてその島のグルメを堪能できるようです。札幌グルメに飽きてきたら有りな選択肢だと思います。
Sky Ward 2018年11月号で紹介されていた店・料理
東京都中央区「オイスターバー&ワイン ブロン 銀座」の冷製生ウニのプリン キャビア添え 紹介者:愛知県出身Iさん
もうメニュー名からすごいです。「冷製生ウニのプリン キャビア添え」。しかもそれが、オイスターバーで食べられるなんて、なんだか混乱してしまいます。
しかし、このメニュー。お店の公式HPをみるとなんと「680円」で提供されています。名前と立地からもっと高いと勝手に思っておりましたが、これなら食べることができます。
機会があれば牡蠣をしこたま食べるついでに食べてみたいものです。
鹿児島県伊佐市「沖田黒豚牧場 牧場民宿レストラン 和~のどか~」のしゃぶしゃぶ 紹介者:鹿児島県出身Fさん
日本全国いろいろな料理を食べていますが、その中でトップ3をあげてくださいと言われると、鹿児島県を代表する黒豚は確実にランクインしてきます。
黒豚はいつも食べている豚とは種が異なり、「バークシャー種」という種になるのですが、このバークシャー種。裏切られたことがありません。
いつ何時、食べてもうまい。
そんな黒豚の牧場に宿泊しながら、そして黒豚を食べるなんておいしくないはずがありません。
鹿児島県の伊佐市ということでなかなか個人的にはいかないエリアなのですが、いつかは宿泊しながら美味しい黒豚を食べたいと思ってしまう宿です。
お店の公式HPを見ると、宿泊+朝食・夕食にて、一人10,000円~という事で、料金的にも魅力的な宿です。
Sky Ward 2018年12月号で紹介されていた店・料理
東京都渋谷区「Jardin d'Erte(ジャルダンデルテ)」のラクレット 紹介者:長野県出身Nさん
ラクレットとは何かというと、よくテレビで見るやつです。
ラクレットとはフランス語で「削るもの」「引っかくもの」を意味する。チーズの断面を直火で温め、溶けたところをナイフなどで削いでジャガイモなどに絡めて食べることから、この名が付いた。
出典:Wikipedia
青山にある館の地下で営業しているお店で、ラクレットを楽しむ。
想像しただけで、ちょっと自分の人生とはかかわりなさそうなのですが、おいしそうであることは間違いないと思います。
新潟県上越市「百年料亭 宇喜世」の四季彩御前 紹介者:新潟県出身Mさん
皆さんは、百年料亭ネットワークというものをご存知でしょうか?
私はまったく知らなかったです。
この紹介されている百年料亭 宇喜世も所属しているネットワークとなり、2019年1月現在で、全国22の料亭が名を連ねています。
あまりにも恐れ多くてまだまだ私の人生の経験値では利用を考えることはなさそうですが、知っておいて損はなさそうですね。
そんな料亭の料理をおすすめしてくれるなんて、なんともすごい事です。
それにしても、皆さん美味しいお店をよくご存じで読んでいて楽しくなります。SkyWardのバックナンバーはデジタル版にて無料で読むこともできますので、ここには書けていない情報も多数あるので、直接確認してみるのも面白いと思います。
また、デジタル版では、もちろん浅田次郎さんのエッセイも過去一年分はまとめて読めますのでそちらもおすすめです。
どういう選考でその店を選んだのか、そこに興味がありますね。個人的には地元の名店という有益情報を教えてくれる方に感謝し、ギラギラした店を紹介している人は一体どういうシチュエーションでその店を使うことを想定しておすすめしたのか気になります。