鹿児島県の交通の拠点「鹿児島空港」
他の空港と同じように鹿児島空港にも多数の飲食店が集結し、地元グルメから定番料理まで各店趣向を凝らしたメニューにてしのぎを削っています。
鹿児島空港にある飲食店を全店食べ歩き、そして複数回利用してみてのおすすめメニューを店ごとにまとめました。
鹿児島出張・旅行の際の参考にしてみてください。
黒豚つけめんは、安くて手軽でそして美味い。「ふく福」
安くて手軽でおいしくて、そして鹿児島的な食べ物が食べたいのであれば、「ふく福」が提供している、鹿児島空港店限定の「黒豚つけ麺」は非常に良いメニューです。
つけ麺といってもラーメンの麺を使っているわけではなく、うどんとそばから選べるタイプのつけ麺です。
秀逸なのはつけダレで、黒豚のバラ肉が入っていて脂分が程よく溶け出しているのと、味が濃いめに設定されており、つけ麺の汁として美味しいです。
うどんとそばはそれぞれ温と冷が選べるようになっています。
私のおすすめは「うどん」です。冬は温、夏は冷でどちらも食べましたが、つるつるしこしこのうどんとつけ汁が相まってひじょうにおいしいメニューだと思っています。
沸騰ワード10という番組でも取り上げられたこともあるようです。
黒豚とんかつも各店食べ歩いたが、ロイヤルコーヒーショップ 鹿児島空港店が一番良かった。
鹿児島の名産品の一つに「黒豚」がありますが、空港の飲食店でも多くの黒豚メニューが用意されています。
各店、代表的なメニューである「とんかつ」は勿論用意されていますが、ほぼ全てのみせでトンカツを食べて一番良かったのは、個人的にはロイヤルコーヒーショップ 鹿児島空港店でした。
肉厚な豚ロースをトンカツとしており、たまたまだったのかもしれませんが、火の入れ方もほどよく柔らかく、肉汁ほとばしる状態で食べることが出来ました。
トンカツ食べたいな、、、という気分の時には良く利用しています。
奄美大島発祥の鹿児島グルメ鶏飯をたべるなら「大空食堂」
奄美大島の「みなとや」で生まれたとされる郷土料理「鶏飯」
この鶏飯を鹿児島空港で食べることができるのが、大空食堂となります。
嬉しいことにこの大空食堂は朝の7時から営業していて朝ごはんとして鶏飯を食べることもできてしまいます。
う、うれしい。
場所は鹿児島空港の2階となります。
鶏飯はバイキング方式となっており、定額で食べ放題となっていますので、おなかがとことん空いているときにも重宝します。
また、料金も安価なためお財布に優しいのも嬉しいです。
鹿児島県民のソウルフード「山形屋やきそば」を食べるならば、エアポート山形屋 ファミリーレストラン
山形屋とは鹿児島市内で営業している地域の百貨店です。
鹿児島市民だけではなく、他の市町村の人に聞いても昔は鹿児島市内に買い物に出かけた後は、山形屋のレストランにて「山形屋やきそば」を食べるのが、お決まりのコースだったという人は多数います。
その山形屋が運営している飲食店が鹿児島空港には2店舗あり、どちらでも山形屋焼きそばを食べることが出来ます。
鹿児島県民のソウルフードともいえる、この「山形屋やきそば」を味わってみたい!という人にはなんと便利な立地にて営業してくれているのでしょう!
是非食べてみてください。
奄美のマグロが食べたいのであれば、エアポート山形屋 彩華の寿司が良い。
鹿児島県の奄美大島は黒マグロの養殖地として有名です。
その奄美のマグロを食べることが出来るお店が鹿児島空港にはあります。それが、エアポート山形屋彩華となります。
先ほどご案内した山形屋ファミリーレストランが空港の2階に在るのに対して、こちらの彩華は空港の3階に在るお店です。
こちらのお店では職人さんが握った寿司がたべられますので本格的です。
少し値段は張りますが折角の機会だから食べてみよう!という場合にはおすすめのお店となります。
また、鹿児島県含めた九州では醤油があまくて非常に特徴的。私はこの甘い醤油で食べる刺身や寿司が好きなので、奄美マグロ以外の寿司ネタ狙いで利用することも多々あります。
生モノ食べたくなったら便利なお店です。
ちなみにこちらのエアポート山形屋 彩華でも、先ほどご案内した「山形屋やきそば」を食べることもできます。
個人的な注意点としては山形屋の飲食店2店舗ではどちらもラーメンを食べることが出来るのですが、これはどちらもおすすめしません。
食べ物なので好みは有ると思いますが、このラーメンを食べるのであれば他のメニューで貴重な1食を消費したほうが有意義と考えております。
スープがぼってりとしていてキレがなく、ぼやっとしたラーメンだと思っています。
飲みたいときは便利なお店「米米麦麦」にてきびなごをつまみに焼酎というのも有りな選択。
食事というよりは少し飲みながら時間をつぶしたいという時に利用するのは「米米麦麦」です。
もちろん食べ物も充実しているのですが、ちょっと飲むのに最適なツマミ系のメニューが充実しており、非常に重宝します。
時期にもよりますが、きびなごがあれば最高です。きびなごの刺身と芋焼酎で鹿児島出張最後の晩餐を楽しむのは本当に贅沢な一時です。
ちょっと飲みなら米米麦麦は非常に良いと思っています。
ポークジンジャーがおいしかったROYAL SKY GARDEN CAFE
空港の展望デッキに隣接する形で店を構えているROYAL SKY GARDEN CAFEでおいしかったのは、ポークジンジャー。
肉厚な黒豚に濃いめの味付けが非常にマッチしており美味しいです。
このお店は他の店に比べて店内が非常に広く、多人数グループの方でも利用しやすいお店となります。
眺望は滑走路に面しているわけではなく、展望デッキに隣接しているのでそこまで良くないですが、メインは料理ですからきにしません。
黒豚料理で迷いたいなら「キッチンさつま」はメニュー数が豊富で嬉しい。
とにかく黒豚料理で迷いたいんだ!という方には、キッチンさつまをおすすめします。
この店はとにかくメニュー数が多いです。
カウントできただけでも、
- 黒豚メンチカツ セット
- 黒豚ステーキ セット
- 黒豚しょうが焼 セット
- 黒豚メンチカツカレー
- 黒豚カツカレー
- 黒豚ソーセージ
- 黒豚生ハム
- 黒豚とんかつ
- 黒豚ピザ
- 黒豚チャーシュー
と黒豚という文字でゲシュタルト崩壊するぐらいにメニュー表に書かれています。
一人で利用する場合は迷いまくれますし、グループの利用であればシェアしながら多くの黒豚料理を楽しむことができます。
メンチは肉汁があふれるタイプのメンチです。火傷に注意しながら食べてみてください。
フードコートウイングとドトールコーヒーショップ 鹿児島空港店
フードコートウィングはご紹介しているお店のなかで唯一空港の1階にある飲食店です。
名前でわかる通り「フードコート」です。
とにかく手軽に食事を済ませたい。というケースでは重宝します。
基本的にはフードコートにあるラーメン屋と想像してもらえれば間違いありません。それは見た目も味もです。
おすすめは「からあげ」
一つ100円するのですが肉厚で大きくて食べ応えがあります。これにラーメンなどを付ければ食べ応え十分で満足するはずです。
個人的見解では、鹿児島空港にはおいしいラーメンを提供しているお店は無いと思っていて、ラーメンを食べたいのであれば空港から少し離れた店で食べる必要があります。
- 峠
- 若大
- ざぼんラーメン
等
ただし、飛行機の時間などの関係で絶対に空港で食事しなければならない!という場合もあると思います。そんなときは手軽に食べられるのが便利ですので利用してみてください。
保安検査後に利用できるお店
鹿児島空港の保安検査場後に飲食できるお店は2つあります。時間の関係上保安検査を先に済ませてから食事をしたいという場合には便利なお店達です。
焼酎のラインナップが非常にうれしいSKY CAFE KAGOSHIMA 8G喫茶
鹿児島空港でJALをよく利用する人はこちらのお店を見ることが多いと思います。
空港内のカフェとは思えない焼酎の売り方です。焼酎を飲むぞ!という場合には便利です。
食事としてお店が売りにしているのは黒豚カレーです。
何度か食べたことがありますが、これはあきらかに普通のカレーなのでさほど期待しないほうが良いですが、簡単に食事を済ますことが出来るというメリットがあります。
丼物ならSKY CAFE KAGOSHIMA 5G喫茶に複数用意されています。かんぱち丼は甘くておいしい。
ANAをよく利用する人は、こちらのお店が最寄りとなります。
JALを多く利用する私からすると完全に負けている感じがして悲しいのですが、お店も広く使いやすいのは、SKY CAFE KAGOSHIMA 5Gです。
用意されているメニューも異なっており、こちら側では丼物がメニューに豊富に用意されています。
- 赤鶏さつまの親子丼
- かんぱち丼
- 豚バラ丼
- 牛丼
等
私が気に入っているのは「かんぱち丼」
鹿児島県では多くのかんぱちが水揚げされていますが、それをつかった一品となります。
かんぱちには甘めのタレがかかっており、最初はギョッとするのですが最後はなんだか不思議に癖になっており、おもしろい経験を得ることが出来ます。
地元グルメともいえる一品ですので、時間に都合をつけて食べてみてください。
ご紹介した飲食店は全て「国内線ターミナル」にあるお店です。全店なんども食べ歩いていますが、全メニューは流石に食べられていないので今後も鹿児島出張の際にどんどん経験値を増やしていき、さらなるおいしいメニューを探訪していきたいと思います。