台湾にある都市「高雄」(カオシュン、カオション)では、おいしい家鴨(アヒル)肉を食べることができます。
高雄に遊びに行ったのであれば、日本でなかなか楽しむことのできないアヒル肉を食べてみることをおすすめします。
家鴨(あひる)は、日本では食すことが少ないですが世界的にはよく食べられている肉です。台湾旅行の際にチャレンジしてみましょう。
家鴨はマガモを家禽化した鳥なのですが、日本で食べることは現在では少なくなりました。しかし、世界各国を見てみると一般的に食べらえている「肉」の一つになります。
味わいはほとんど癖もないために、初めて食べる日本の人でも美味しく食べられる肉だと思います。
アヒル(鶩、または家鴨)は、水鳥のカモ科のマガモを原種とする家禽で、生物学的にはマガモと同種である。ヨーロッパや中国などで飼育が始まり、飼育が容易なこともあり、世界中で幅広く飼育されている。
出典:Wikipedia
家鴨を一般的に食べている台湾は家鴨料理を楽しむのに、最適な国の一つだと思います。台湾に遊びに行った際には、北部の台北でも食べることはできますし、南部の高雄でも美味しい家鴨料理にありつくことができます。
高雄で家鴨料理を楽しめるお店「鴨肉珍」にて、家鴨を食べまくる。
高雄には美味しいといわれる家鴨料理屋はたくさんあるのですが、初めての利用であれば、既に有名になっているお店を利用してみることをおすすめします。
この「鴨肉珍」は高雄にてガチョウを食べる際に非常に有名なお店ですが、有名なお店を利用するのには大きなメリットがあります。
有名になっているお店はやはり理由があり、値段が手ごろ、サービスが良い、観光客慣れしているので日本語が通じる、そして味が良い。というような要素を複数クリアしているからこそ、有名になっています。
高雄にある、「鴨肉珍」もそういった条件をクリアした、利用しやすいお店だからです。
値段は安かったですし、日本語が少しだけ理解できる店主もいましたし、味も大変良かったです。
注文は、店を仕切っている一番目立つおじさんのところに行き、オーダーします。
日本語は少しわかる様でしたが、間違いがあってはいけないので私は神にメニュー名を事前に書いて見せてオーダーしました。
とっても簡単です。
「鴨肉珍」利用時の注意点。会計は商品到着時。タレや箸はセルフサービスです。
「鴨肉珍」で家鴨料理を食べる際の注意点は2つあります。
一つ目の注意点は、会計は商品到着時にテーブルで支払いをするという点です。
食べ終わってから会計でもなく、オーダー時に会計でもなく、商品をテーブルに持ってきてもらった段階で、会計を求められます。
現金を用意しておく必要がありますので、ご注意ください。
二つ目の注意点は、箸や家鴨につけるタレはセルフサービスという点です。
店内には、複数個所に箸とタレが置いてあるカートがありますので、そこから箸などを自分で持ってくる必要があります。
この2点だけ理解していれば、あとは不安はありません。安価に美味しい家鴨肉を楽しむことができます。
鴨肉珍のメニューのご紹介。食べたい家鴨肉の方向性に合わせてオーダーしてみてください。
いろいろな家鴨肉を楽しめる鴨肉珍ですが、さすがにすべてを食べられない!という人のほうが多いと思います。
代表的なメニューとその内容について説明させていただきます。
ちなみに私は、一度にすべて食べましたが食事が好きな人であれば問題ない量でした。旅行中の食事は折角だから!となるタイプの人は、すべて頼んでも良いかもしれません。
家鴨肉そのものを味わいたいならば、「鴨肉切盤」がおすすめ。
家鴨肉をそのまま貪りつきたい!という要望であるならば、おすすめのメニューは「鴨肉切盤」となります。
これは、家鴨肉を中華包丁でたたき切ってそのまま皿に乗せて出てくる料理です。味付けはされていますが、肉そのもののうまみと、肉汁と塩味とのコラボレーションを楽しむことができる料理です。
家鴨(あひる)肉を食べる際の注意点。小骨が確実に入っていますので勢いよく噛むと場合によっては、大変なことになります。
家鴨肉を初めて食べる人にお伝えしたい注意点があるのですが、それは台湾で食べる、アヒル肉・ガチョウ肉は確実に肉の中に小骨が入っていますので、勢いよく噛むと大変なことになることがあります。
家鴨肉を切り分けるときに使用する包丁は、大きな中華包丁でありその中華包丁を使って、骨ごとたたき切ります。
したがって、肉の中には裁断された骨の破片が残ることとなり、さらに鋭利な刃物で切断された骨は、これまた鋭利な状態で残っていたりします。
これを知らずにジューシーな家鴨肉を思いっきり咀嚼したりすると、骨を噛んでしまい人によってはダメージを受けたり、鋭利な骨が歯茎や頬の内側に刺さったりすると、大惨事となります。
くれぐれも家鴨を食べる際には、勢いよく食べずに骨の存在を確認してから噛むことをおすすめします。
これは、同じように台湾で楽しめるガチョウ肉にも共通する点ですので合わせてご注意ください。
濃い味付けの家鴨肉を楽しみたいならば、「鴨肉飯」がおすすめ。
しっかりと味付けをされての家鴨肉を楽しみたいのであれば、鴨肉飯が良いと思います。
これは、濃いめのタレで味付けされた家鴨肉がご飯の上に乗せられているどんぶり飯です。
鴨肉珍の鴨肉飯には肉燥と呼ばれる、味付けされた豚肉も乗せられています。この肉燥と家鴨肉を合わせたご飯をかきこむと・・・至福という表現以外の表現方法を思いつかないほど笑顔になってしまいます。
あーおいしい。最高に美味しい。なんで日本で食べられないのだろう。。。と悲しくなるほどに美味しいです。
内臓系が食べられる人ならば、「綜合下水」が最高においしい。
人によっては苦手かもしれませんが、内臓系を食べることができる人であれば、綜合下水(湯)というメニューがおすすめです。
「下水」という日本語的にはあまりよくない響きからは想像できないほどの、繊細なスープがたっぷりと提供されます。
このスープ。一口飲むと生姜の味と家鴨の出汁がたっぷり効いた「おいしいスープ」であることに気づくと思います。
名前からは想像できない、軽やかな味わいでグイグイと飲み進めてしまいます。
スープに入っている具材も魅力的なものが多数入っており、様々な内臓をこの一品で楽しむことができます。
お好みの臓物を探し出してみるのも良いのではないでしょうか。
台湾・高雄には美味しい肉たちがたくさんありますが、家鴨肉もその一つです。食わず嫌いをせずに一歩踏み出せば新しい世界が広がるかもしれません。