羽田空港第一ターミナルビルにひときわ目立つ飲食店があります。
それが三軒長屋のようなつくりの「Hitoshinaya(ひとしなや)」です。
この「Hitoshinaya(ひとしなや)」は3つのコンセプトがわかれたメニューが一つのお店に同居している形となる店なのですが、その中の「ラーメン」のメニューを食べ比べてみました。
お安くはない、「Hitoshinaya(ひとしなや)」のラーメン。食べてみる際の参考にしてみてください。
Hitoshinaya(ひとしなや)のオープン当初はラーメンが無かった気がする。調べてみたらやはりなかった様子。
羽田空港の、それも出発ロビーのすごく目立つ場所に在るのにこのHitoshinaya(ひとしなや)のラーメンをずっと食べていませんでした。
私のかすかな記憶ではこのHitoshinaya(ひとしなや)では、オープン当初ラーメンは提供していなかったのではないかな?と思います。
調べてみると、ラーメンを提供していたかどうかは分かりませんが、当初は3つのメニューのコンセプトが現在と若干異なっていることが解ります。
今回は、和食の基本"だし"の専門店。選りすぐりの 7 種類の伝統的な調味料により、ひとしなや独自のだしを追究しました。3つの専門店 ( あさごはん、ひとはち、すりながし ) では、四季折々の素材に寄り添い、だしの旨味と相まった究極の一品に仕立てています。
なんでこんなことが気になるかと言うと、オープン当初利用して「うえ、、」とあまり良い印象が無く、そのまま店を利用することが無くなり、視界に入っても食事の選択肢に入ることが無かったです。
しかし、今回改めて羽田空港で食事する際に「ら、ラーメンってあったっけ?」と
気になったからです。
もし、オープン当初にHitoshinaya(ひとしなや)を利用して、その後の利用が無い人は改めて確認してみると新しい発見があるかも知れません。
現在は、Hitoshinaya(ひとしなや)の3コンセプトは朝ごはん、どんぶり、らーめんとなっていますので。
とにかくメニューが少ない。随一の一品を提供するという店のコンセプトがそうさせています。
初めてHitoshinaya(ひとしなや)を利用する際には、メニューの品数の少なさに驚くかもしれません。
基本1~2ほどの選択肢しかありません。
これは、店名及び当初のコンセプトからも理解することが出来ます。
Hitoshinaya( ひとしなや)とは、随一の"一品"を提供する屋号です。
提供側がえりすぐった自信ありの随一のメニューを提供する店としてかんがえられていますので、メニューもそれに従って少品目ということになります。
ラーメンも2種類しかありません。
- 鯛だし鯛くんせいらーめん
- 鯛だしローストくんせいらーめん
上記の2つだけです。もう少しいうとたぶん、上に載っている具が違うだけでスープと麺は一種類だけなはずです。
正にヒトシナヤ。
食べ比べてみると鯛くんせいらーめんが圧勝だった。
食事なので好みがある前提で評価を勝手にしてみると
個人的には
鯛だし鯛くんせいらーめんが圧倒的に上でした。
具でのっている鯛くんせいが得も言われぬうま味をまとっており、生で食べたり焼いたりして食べても淡白なイメージがある「鯛」という魚のイメージが覆るほどのインパクトを有しています。
このヒトシナヤのラーメンは、全体的に淡白な味わいなので、その点は好みがわかれますし正直私は好きではない味なのですが、この燻製は旨味たっぷりで美味しかった。
この燻製を食べるためにらーめん頼んでしまいそうになります。
対してローストくんせいらーめんは、確かにローストは美味しいのですが、どうしても鯛と比べてしまうと、味わいがタンパクでこのラーメンの上にのっている意味を見つけ出すことが困難です。
ちょっと全体を通して考えてみてもバラバラな印象でした。
まあ食に対して素人な私の意見ですので、参考にはならないかもですが、どちらがおすすめかと聞かれたら、確実に「鯛だし鯛くんせいらーめん」と即答します。
万が一メニュー選びに困ったら参考にしてみてください。