新千歳空港、那覇空港、長崎空港、福岡空港など、全国各地の空港では空港グルメを腹いっぱい堪能できる空港たちがありますが、
こと日本最多の人数が利用する羽田空港も、負けず劣らずのグルメ空港です。
しかし、他のエリアの空港と異なり、地方食ある食べ物がメインではなく各お店が自信あるメニューで勝負していたりします。
そんな、グルメ要塞羽田空港において、「海鮮ひつまぶし」という一風変わったメニューで勝負しているお店があります。それが「八吉(やきち」
羽田空港の国内線第二ターミナルビルにて営業しているお店です。
羽田空港グルメを探訪しているものとして八吉に入るのには少し躊躇した。なぜなら系列店の評価は軒並み悪いから。
私は羽田空港に限らず、国内空港の飲食店を食べ歩くのをライフワークとしているのですが、この羽田空港第二ターミナルビルにある「八吉」は、お店は認識していましたが、利用するのを少し躊躇していました。
その理由は、、、同じ運営会社が羽田空港に展開している系列の他のお店達は、個人的には「無し」だなと認定しているお店達だからです。
更にこの八吉、隣の店舗は上記の要注意店「仙台 牛たん荒」となっており、入り口は異なりますが、八吉でも牛たん定食頼めるし、仙台 牛たん荒でも海鮮ひつまぶし頼めるし、ほぼ同じ店です。
苦い思い出があるために更に躊躇してしまいます。
が、
この考えだといつまでたっても羽田空港グルメを食べつくせませんので、決心を固め利用してみるとことしました。
結果をお伝えすると、系列の他のお店よりは「若干あり」のお店だと思います!
前面推しの海鮮ひつまぶしを食べてみた。系列店と比べると1,800円が安く感じる不思議な感覚。
八吉ではお店の看板にも書かれていた「海鮮ひつまぶし」をたべてみました。
他に押しているのは鯛茶漬けもあります。
これ、初めてこの系列店を利用する人にはわからない感覚だと思うのですが、他の店は更に高額で満足度低かったので、1,800円だとしてもなんだか安く感じてしまう、不思議な感覚です。
冷静に考えるともっと安価で美味しい飲食店も羽田空港にはあるので、混乱していることがわかります。
海鮮ひつまぶしは、オーダーしてからすぐに提供されました。
ひつまぶしと言えば、鰻のひつまぶしが有名ですが、こちらは真っ当なうなぎやならばオーダーして40分は待つと思います。
ひつまぶしと言う名前からもっと時間がかかるモノだと勝手に思い込んでいた私は少々面を食らいましたが、提供時間が早いことは空港のような交通拠点での食事の場合は、最高にうれしいタイミングも在ります。
非常に良かったです。
海鮮ひつまぶしの食べ方は、そのまま・ウニ飯・茶漬けの3種類
私も海鮮ひつまぶしは初めて食べたので、お店の食べ方の案内に従い食べることとしました。
八吉の案内によると、海鮮ひつまぶしの食べ方は
- そのままよそって食べる
- ウニ御飯として食べる
- 茶漬けにして食べる
の3種類のようです。
ちなみに茶漬け用の出汁は、お店の人に言わないと提供してくれないのでご注意ください。
頼めば1分ほどで持ってきてくれます。
食べてみた感想は、「適度に美味しい」です。
まずいわけではなく、かといって最高に美味しいわけではない。しかし、系列店と脳内で比較すると、なんだかよい店のような気もしてくる。
得も言われぬ不思議な感覚を味わうことが出来ました。
↑ちょっと画像汚いですが。出汁茶漬け
八吉のメリットとしては、場所が仙台牛たん荒と同様に(同じ場所ですから当たり前ですが)わかりにくいため、昼時でも比較的空いています。
他の店が劇的に混んでいても、特に八吉はすんなり入れることが多いように思います。いつも気になってのぞき込んで「空いているな」と確認していたので間違いないと思います。
ということで、
急いでいて、1,800円出しても良い、空いている店が良い、と言う人にはとても良い店であることも確かです。
自身の状況によっては急ぎご飯を食べるために利用するというのは有りだと思います。
でも、いま冷静になって考えてみると、2回目以降はやはり1,800円払うのは少し躊躇するな~。というのが本音です。