長野県の白馬村に有るコートヤード・バイ・マリオット白馬は、静かな環境でゆったりと出来る素晴らしいホテルでした。
東京・長野市・松本市からの移動方法や、ホテルの設備などをご紹介させていただきます。
長野県白馬村への移動は車が便利、次点でバス、最後は電車。
コートヤード・バイ・マリオット白馬がある白馬村への移動は困難を極めます。
一番良い移動方法は「車」。運転は疲れますが、コートヤード・バイ・マリオット白馬についてからも車が無いと食事や観光などが困難なため、出来たら来るまでの移動が一番よいはずです。
ただし、冬季は白馬はとてつもなく雪が積もっていますので、冬仕様の装備が無い場合は止めておいたほうが無難です。
車での移動が無理な場合は、次点は「バス」になると思います。白馬駅及び白馬八方バスターミナルという場所に向けて、複数のバスが乗り入れています。
私は長野駅からバスで移動しましたが、その場合は白馬駅及び白馬八方バスターミナルどちらにも行くことが出来ます。
↑長野駅の東口を降りた場所に売店兼きっぷうりばがあります。26番搭乗口から白馬行きのバスは出ています。
東京都内からの移動だと新宿から直接白馬に向けての高速バスも出ています。
東京からアクセスする場合は、新宿から高速バスという手段もありですが、なにぶん超郷里のため、料金を気にしないのであれば、長野駅まで新幹線移動してそこからバスに乗るほうが体力的には楽かもしれません。
東京発 ~ 白馬・小谷行きの高速バス・夜行バス予約【バス比較なび】
また、冬季限定で東京駅・羽田空港・成田空港からもバスが出ています。
2018年は
羽田・成田ー白馬 は 2018年12月22日~2019年3月3日 ※年末年始除く
東京駅ー白馬 は 2019年1月11日~2019年3月3日
にて運行されていました。実際に利用される場合は長野の交通網の雄「アルピコグループ」のHPにて詳細を見てみてください。
電車でのアクセスは死ぬほど疲れます。
個人的にお勧めしないのは電車での移動です。
東京からだと新宿にて「あずさ」にのり松本まで出て「しなの」に乗り換えて移動するのですが、どちらも揺れる、、本当に揺れる。
特にしなのは区間にもよりますが、嫌な思いしかしないので出来れば避けたい移動方法になります。
長野県の南部から移動する場合も、やはり「しなの」を利用することになりますので同じ理由で嫌です。
また、白馬駅に停車する特急が少ないため時間の制限も大きくなるのが難点でもあります。
今回私は、長野駅からバスで白馬に移動しました。
バスで移動した場合の注意点。最終のバスだとタクシーがないかも。白馬駅・白馬八方バスターミナル共にコートヤード・バイ・マリオット白馬まで歩くのは大変です。
車移動と、電車移動の場合は関係ないのですが、バスで白馬まで移動した場合には到着地からコートヤード・バイ・マリオット白馬までの移動が大変です。
白馬駅~コートヤード・バイ・マリオット白馬 車で10分
白馬八方バスターミナル~コートヤード・バイ・マリオット白馬 車で5分
ほどの距離が有りますので、徒歩だとそれぞれ50分、25分ほどかかりますので、徒歩移動は困難です。
タクシーを利用したいところですが、タイミングが悪いと夜の白馬駅にはタクシーはいませんので、電話で呼ばなければなりません。
事前に、アルピコタクシーなどに連絡しておいて配車しておいてもらっても良いと思います。
私も白馬駅からコートヤード・バイ・マリオット白馬までタクシー移動して料金は約1,500円ほどでした。
静かな場所に有るコートヤード・バイ・マリオット白馬。ゆったり過ごすのには最適なホテルでした。
ようやくの末に到着したコートヤード・バイ・マリオット白馬はとても白馬エリアの閑散期という事もあってか、静かに過ごせる素晴らしいホテルでした。
今回のこのホテルへの宿泊目的は、ハンバーガーを食べることと、ゆらゆらまったりすることだったので、静かなホテルであることはとても良かったです。
ラウンジもありませんし、ロビーも広くは無いのですがその分部屋にこもりたい人には最適です。
たくさんマリオット系列に宿泊しているので、アップグレードしてくれました。温泉付きの部屋になり、より部屋から出なくてよくなる。
これは、まったく参考にならないの情報ですが、私は出張や観光でどこかに訪れる場合は、マリオット系列のホテルに宿泊することが多いです。次点でIHG。
昨年は無事に50泊かつ、プラチナチャレンジというのも行っていたので、会員ステータスが上がっていたため、部屋をアップグレードしてくれました。
この手のアップグレードはステータスのベネフィットに明記されている場合もありますが、それ以外は完全にホテル側の厚意ですので、個人的にはアップグレードされなくても気にしないタイプです。
しかし、それでも当日になってアップグレードされていると素直にうれしい。有難い。遠慮なく享受させてもらいました。
温泉付きの部屋は一人で利用するには十分な広さ。むしろさみしい。最大の誤算は椅子と机が無かったこと。
部屋に入ってみると、一人で利用するには少し寂しいほどの部屋でした。最大の誤算は、机と椅子が無かったこと。
ホテルの主目的が「仕事」ではないので、それでも良いのでしょうが、個人的には椅子に座るタイプの机がないと仕事がはかどらないので最大の誤算でした。
しかし、それ以外は広くてゆったりとした空間。なにより部屋に温泉があってリラックスできる点などは最高でした。
↑足は伸ばせませんが部屋に温泉があるというのは非常にリラックスできます。
↑ベット側から丸見えですが、一応ロールスクリーンがあるので複数人での利用の場合も安心です。
パソコンを使った仕事は諦めて、読書を進める2泊としました。
冷蔵庫を利用したミニバーは無し。またこの手のホテルには珍しく自動販売機があります。
コートヤード・バイ・マリオット白馬では、冷蔵庫を利用したミニバーは有りませんでした。
部屋から極力出たくないタイプとしてはこれは悲しい。
しかし、珍しいことにホテル内に自動販売機があり、ジュースなどのソフトドリンクやビール・チューハイなどのアルコールは購入できました。
この手のホテルに自動販売機が置かれているのはとてもめずらしいですが、最寄りのコンビニ(ヤマザキ)までも徒歩で約10分ほどかかる立地なので、素直にうれしかったです。
ルームサービスも無いので、部屋にこもってずっといる。という利用の仕方は出来ませんでしたが、それでもホテル内で食事もドリンクも完結できました。
朝食は1階のDining & BAR「LAVA ROCK」にて。ちょっと値段は高いかなと思いますが選択肢はない。
朝食は1階のDining & BAR「LAVA ROCK」にて取ることが出来ます。料金は一人3,000円オーバー。
しかし、他の選択肢が外出含めてかなり限られますし、朝に移動するのは面倒なので多くの人が利用すると思います。
後述しますが、ホテルの会員ステータスがプラチナ会員以上だと本人+一人は無料です。
朝食会場は広々利用できる。長野っぽい食べ物は野沢菜のオムレツと、投汁そば。
宿泊したタイミングにもよると思いますが、閑散期の利用であればホテルが混み合っていあに=朝食会場もゆったりりようできます。
朝食のメニューはマリオット系に宿泊しているとよく見る「いつものやつ」です。
特段変わったモノは無かったです。
長野らしさが感じられる食べ物としては、野沢菜を使ったオムレツと、投汁そばというメニューが有りました。
野沢菜は長野県の野沢温泉村を中心とした名産品ですが、この白馬のコートヤードでも食べることが出来ます。
私は、野沢菜オムレツという具が野沢菜しかないタイプをオーダーしましたが、MIXオムレツにも野沢菜が使われていますので、好みに合わせてオーダーしてみてください。
もう一つの長野的食べ物は、信州郷土料理の「投汁そば」です。
この投汁そばは、一度茹で上げている蕎麦を汁の中に投入して温め、更にその汁をかけて食べるという一品です。
温める汁と、かける汁が同一である点がユニークなポイントです。
大根、ニンジン、ゴボウ、鶏肉と具がたくさん入っている出汁をそばにかけて食べます。
非常に美味しかったです。
ドリンク系は、コーヒーマシーンによるコーヒー、フレッシュジュースなど様々なものが用意されていました。
フレッシュジュースはグラスに分けて提供されていましたが、ホテルのスタッフの方がミキサーで作っていました。
フレッシュジュースにリンゴジュースが無いのが気になるところですが、美味しく頂きました。
とはいえ、この朝食に3,000円以上出すかと言われると・・・価値観によると思います。しかし、周辺の飲食店が朝の時間帯だとなかなか選択肢がないのと、移動までにかける時間と労力を考えると、ホテルで食べるしかないのかな?とも思います。
宿泊する際には、この朝食の値段も検討したうえで予約するほうが良いと思います。
マリオットのプラチナステータス以上だと、朝食以外にも特典が多数有ります。
朝食が無料で食べられる人はマリオットのプラチナ会員以上のステータスを保有している人になります。
会員ステータスがプラチナ以上の方は、朝食以外にも特典が多数ありました。
ウェルカムギフト
1滞在につき1度、ウェルカムギフトを進呈致します。ウェルカムギフトはMarriott Bonvoy500ポイント、もしくはスナックとお飲み物からお選びいただけます。
ご朝食
Dining & Bar LAVAROCKにて無料でご利用いただけます。
プラチナ/チタンメンバーご本人+1名様
※3名様以降のご利用は1名様あたり¥3,564の追加料金が発生致します。
レイトチェックアウト
空室状況により最大16時までのレイトチェックアウトを承ります(無料)。
レストラン利用割引
アラカルトメニュー(お食事&お飲み物) 20%割引 (10名様迄)
※朝食、ルームサービス、テイクアウトにはご利用いただけません。
※20%割引は、レストランにてご申告頂いた時のみ適用とさせていただきます。
※割引はサービス料、消費税及び割引を除いた10米ドル以上のご利用に適用されます。
朝食は、本人以外にも+1名であれば無料です。料金が3,564円ということなので、なかなかの値段です。
ただで食べることが出来るのであれば、うれしいですね。
マリオットのポイントか、ドリンク+スナックというチョイスがあるのですが、ポイントではなくドリンクにしてみました。長野特産のリンゴジュースとナッツでした。
↑公式ベネフィットには無かったのですが、長野の名菓を詰めたものも貰うことが出来ました。
余談ですが3,000円以上の朝食を無料で食べたいんだ!という方は、、、
マリオットグループでのプラチナステータス以上を獲得するには年間50泊以上の宿泊が必要となります。
月4~5泊はマリオット系列のホテルに宿泊しなければならないので、かなりハードルは高いです。
以前は、AmericanExpressのプラチナカード、もしくはAmericanExpressが発行しているSPGというクレジットカード等を持っていると、宿泊していなくてもステータスをゴールド会員にあげることができ、その上でプラチナチャレンジという一定期間にまとまった宿泊をしたらプラチナ会員になれる。という制度でしたが、現在ではマリオットの会員になればだれでもプラチナチャレンジできるようになっています。
ご興味ある方は頑張ってみてください。
ただし、ホテルに宿泊して「朝食」を無料で食べたいんだ!という方であれば、マリオットではなく、ヒルトンのほうが楽です。
AmericanExpressのプラチナカードや、ヒルトンVISAなどのクレジットカードを保有しているだけで、ヒルトンのゴールド会員となることが出来、そしてヒルトンはゴールド会員以上は朝食無料です。
ご自身の活動範囲と用途に合わせて選ばれると良いと思います。
「なにも無いのがとても良い。」 コートヤードバイマリオット白馬はそんなホテルでした。
ゆったり過ごすことを目的に予約したのでその視点で考えると最高のホテルです。
反対にホテルでラウンジ含めて酒を飲んで遊びたいのだ!という人は、周辺のロケーション含めて計画的な利用が求められます。
ご理解したうえで宿泊すればとても良い体験になると思います。
とても静かな環境で本を読むのに最適なホテルでした。運よく温泉付きの部屋にアップグレードしてくれたので、ほぼ部屋から出なかったのですが、体も心も落ち着いて最高の時間でした。