中国の広州にてフェアフィールド・バイ・マリオット・広州・天河公園に宿泊してきました。
マリオット系列のホテルが多い中、フェアフィールド・バイ・マリオット・広州・天河公園の雰囲気や宿泊する場合の注意点などをまとめておきます。
結論
・フェアフィールド広州は観光目的での利用だと立地が不便。
・フロントスタッフは英語出来る人少数。そして両替が出来なかった。。。少し不便。
・朝食には麺が用意されていて朝から楽しいご飯となります。
・よほどこのホテルの近くで用事がない限りはおすすめはしません。
とにかく全てから遠かった。フェアフィールド広州の場所は観光目的だと不便な場所でした。
広州に行くのは初めてだったので、いくら地図を眺めていても具体的にどれほどの距離なのかわからない中で利用しましたが、
フェアフィールド広州の場所は観光には不向きだな。と感じました。
もともと、フェアフィールド広州がある天河区は近年発展してきたエリアで、他の外資系のホテルも進出していることから、便利なの場所なのかな?となんとなく予約してしまったのですが、
フェアフィールド広州は天河区の中でも、他のホテル群からは外れ距離がありました。
周辺にはバス乗り場と大学があり、飲食店やコンビニ的なものも有り必要最低限ホテル周りで完結は出来ますが、せっかくの初めての広州ならいろいろと食事に行きたいな、、、と考えると、かなり有名なお店からは遠く都度移動の労力が加算されます。
近隣にある大学にようがある人や仕事でこの近くでなければならない。という人以外の観光客は不向きなホテルだと思います。
ホテルのフロントスタッフは英語が話せる人が少数でした。そしてホテルでは両替が出来なかったので少しだけ不便。
立地に続き悪かった点だけ最初にまとめてしまうと、
英語が話せるスタッフが少数だったので少々難儀しました。
とはいえ、これはフェアフィールド広州がというよりは中国のホテルだと普通のことかもしれませんが、それでも少ない経験則と照らし合わせても少なかったかなという印象。
英語は苦手ですが、それでも中国語よりは話せます。中国語だけしか話せないスタッフさんとはコミニケーションが取れずに、漢字文化を利用した筆談にて何とか意思疎通を図っていました。
また、自分が悪いですが広州に行くのにあたって全く何も準備しておらず、かつ中国旅行に必要な銀聯カードなども忘れてしまい、お金周りで非常に苦労しました。
日本円は持っていたのでホテルのフロントで両替しようとしたら「両替は出来ない。」と断られてしまい、、これも苦労しました。
近くに銀行が有ったのでそこに両替に行きましたが、これもコミニケーションが取れずに玉砕。
困り果てていると、どういう理屈か分かりませんが、クレジットカードにて300RMB分決済して、現金で300RMBを渡してくれたので助かりました。
ホテルのWi-Fiにもつなぐことが出来ずにつらかった。スタッフが助けてくれた。
ホテルの案内文にも「無料の高速Wi-Fi」と書いてあったため、完全に油断していたのですが、実際にはホテルのWi-Fiにも繋ぐことが出来ずに難儀しました。
Wi-Fiの接続方法には、
・部屋番号とLast nameを入力するタイプ
・電話番号を入力し認証コードを取得するタイプ
上記の2つが用意されていました。
日本のマリオット系列のホテルでも良く見るタイプなので、なめていたのですがどうしても、部屋番号とLast name入力してもエラーが出て進まない。
何度やっても電波を拾ってくれない。結果、部屋番号とLast nameを入力するタイプでは私は接続できませんでした。
次に試した、「電話番号を入力し認証コードを取得するタイプ」も日本の電話番号だけでも認証コードを受信できずに接続できず。
困り果ててフロントに相談すると、フロントの若い男性が自分の携帯番号にて認証コードを取得し「使って良いよ!」とのこと。涙。
これで、接続することができました。
もちろんこの接続だけでは、LINEもフェイスブックもTwitterも中国ではつなげることが出来ません。
上記の話で分かる通り、スタッフ自体は非常に親切で良いのですが、私の語学力と準備不足にて問題が発生している可能性もあります。
反対に、立地・コミニケーション・両替・Wi-Fi以外はとても良かったです。
部屋も良かったですし、スタッフも良い人でした。
ただ、冷静に考えると、上記の4項目の中で、両替は別にしてもそれ以外の立地・コミニケーション・Wi-Fiって非常に重要な要素なので、どうしても評価が悪くなるのは仕方ありません。
フェアフィールド広州の部屋は広くて快適だった。水飲み放題のサービスは珍しい。
一番安い部屋で予約していましたが、アップグレードしてくれたようで部屋はとても広くて一人では十分な広さでした。
むしろ狭いままの部屋でも十分なので申し訳ない感じですが、部屋がある一定以上広いとスーツケースを広げてもゆったり過ごせたりと快適具合が高まるので非常にうれしいです。
少しだけ難儀したのは、フェアフィールド広州はホテルの外観に電飾を施してあり、夜寝ようとして部屋の明かりを消すと、窓の外は一定間隔で電飾がピカピカ光っている点。
非常に寝づらい。カーテンを閉めれば問題ないですが、カーテン閉めてしまうと部屋は真っ暗で朝起きにくい。
この電飾問題は気になる人は気になると思います。ピカピカしていて寝づらいです。
部屋にはバスタブは無く、シャワーだけでした。
面白いのは、部屋の中・洗面・シャワールームがすべて同じ床材を利用している点。なかなか見ない作りでした。
少し見にくいですが、シャンプーなどは日本のビジネスホテルなどでも採用されている、壁についているタイプです。
このボトルが非常に硬くて女性だと押して中なシャンプーやボディーソープを出すだけで筋肉痛になると思います。
使う人を選ぶ設備でした。
エレベーターホールには水が置いてあり自由に飲むことが出来る。
特殊だったのは「水」についてです。
エレベーターホールに大量においてあり、自由に飲むことが出来ます。これはいろいろなホテルを利用していますが、初めてのサービスでした。
広州に行ってみてわかったのですがとにかく湿気が多くて汗をかきます。その時にこの水フリーのサービスは非常にありがたい。
部屋の冷蔵庫で冷やしておいて、外出の際には利用させてもらいました。
広州では他のホテルもこのようなサービスを行っているかは不明ですが、非常に重宝しました。
申し訳ない程度にフロント横に売店が有ります。ビールやスナック菓子を購入できます。料金は高めです。
歩いて3分ほどの場所に地元のコンビニのようなお店も有りますが、フロント横にも売店があるので、ホテルから出たくない時は便利でした。
ビール、ペプシコーラ、水などの飲料と、オレオなどのスナックも売られていました。
ビールなどは冷やしてあるので便利です。
ただし、料金は高めでした。歩いて3分の売店で8RMBで購入できたオレオがホテルの売店だと、25RBMですので実に3倍ほどの値段です。
ちょっと驚きましたが、ホテルから出るのが面倒な時に購入しました。
また、ビール購入時の注意点としては、部屋に栓抜きが無いのでご自身で栓抜きを保有していない限りは、フロントで借りるか開けてもらうしかありません。
一度部屋に戻ってから再度フロントに行くのは面倒なので注意してください。
朝食は一般的なブッフェタイプのご飯と共に、麺類も楽しめる。朝から麺は非常に良い。
朝食も利用しましたが、メニューとしてはソーセージやベーコン、サラダなどの一般的なブッフェメニューがほとんどでした。
嬉しいメニューとしては、麺類をオーダーで頼むことが出来、朝からいろいろなタイプの麺を食べることが出来ます。
注意点としては、出来上がっても声がけしてくれませんし、気を抜いていると出来上がった麺を他の人に取られます。
反対に、自分が取りに行っても本当に私がオーダーした順番であっているのか不安で仕方ありません。
ただ、皆さんおおらかでなんとなく回っているのでそれでよいのだと思います。
麺が出来上がったらそこに自分で薬味などをトッピングして食べます。
辛くしても良いですし、豚や牛の肉などもあるので大量に乗せて食べても美味しいです。
マリオットホテルの上級会員だと嬉しいサービスも少しだけあり。
たまたまですが、よくマリオット系列のホテルに宿泊するタイミングが重なり、私はマリオットのプラチナ会員以上のステータスを保有しています。
チェックイン時に特典がありました。
複数の品物の中から自分の好みの品を選ぶか、500ポイントをもらうタイプの特典でした。
ペプシとオレオを選びました。部屋でこもるタイプなのでこの手の飲料やお菓子はうれしいです。
ラウンジサービスなどは無い(はず)ので、上級会員のベネフィットを最大限享受したいタイプの人には少し物足りないホテルかもしれません。
4泊利用してみましたが、フェアフィールド広州はよほどこのホテルの近くに用事がない限りは、観光には不向きなホテルかな。。。と思います。
予約される際には、上記の内容に留意して予約していただければと思います。
少し他のホテルから離れているのは分かっていましたので私は良いですが、あまり調べずに予約してしまい難儀する人もいるかもしれません。ご利用は計画的に。というホテルでした。