全国47都道府県には、空港が無い県も有れば空港が2カ所以上・複数の空港を保有する都道府県も有ります。
県によっては2カ所ではなく、さらに複数の空港を保有している県もあります。
都道府県ごとの空港所在ランキングをまとめました。
結論 複数の空港を所有する都道府県
- 一位 北海道 15ヵ所
- 二位 沖縄県 13ヵ所
- 三位 鹿児島県 9ヵ所
- 四位 東京都 7ヵ所
- 五位 長崎県 6ヵ所
となりました。離島がたくさん所属している都道府県は、その島ごとに空港があったりするので非常に多くの空港がありました。
複数の空港があったのは以下の都道府県です。
都道府県 | 空港数 |
---|---|
北海道 | 15 |
沖縄 | 13 |
鹿児島 | 9 |
東京 | 7 |
長崎 | 6 |
大阪 | 3 |
島根 | 3 |
青森 | 2 |
秋田 | 2 |
山形 | 2 |
茨城 | 2 |
新潟 | 2 |
石川 | 2 |
愛知 | 2 |
兵庫 | 2 |
鳥取 | 2 |
岡山 | 2 |
山口 | 2 |
福岡 | 2 |
熊本 | 2 |
大分 | 2 |
中には、定期運航便無し、チャーター便での運航も無し、つまり全く稼働していない空港などもありますが、一応「空港」に分るされるものをすべて加算したうえでまとめると、上記の都道府県に複数個所の空港があることとなります。
定期運航されていない空港や、民間の空港もまとめてカウントしました。
日本に有る空港は拠点空港・地方管理空港・その他の空港・共用空港そして民間の会社が管理などをしている、非公共用飛行場とあるのですが、今回の都道府県にどれだけ空港があるか?を調べる中では、すべて含んだ101の空港でカウントしています。
一位 北海道 15ヵ所の空港
北海道は、そもそも他の都道府県と比べて広大な面積を誇っており、離島を含めなくても大小さまざまな空港があります。
そこにプラスして島にも空港があるため、全都道府県ランキングという形でまとめてみると、栄えある第一位に輝きました。
15ヵ所の内訳は以下となります。
- 稚内空港
- 利尻空港
- 旭川空港
- 紋別空港
- 女満別空港
- 中標津空港
- 釧路空港
- 帯広空港
- 札幌丘珠空港
- 函館空港
- 新千歳空港
- 奥尻空港
- 礼文空港
- 千歳飛行場
- 鹿部飛行場
聞きなれない空港も含まれているのは、民間の飛行機が離着陸していない空港も有るからだと思います。
全然関係ないですが、これだけ航空網が発達している北海道に、片道4時間以上かけて新幹線で到達しても、そこからの北海道内移動も乗り継ぎの面で労力がかかるため、新幹線事業はすごく大変そうだなーーという印象です。
二位 沖縄県 13ヵ所の空港
日本最北端の都道府県である北海道が一位なら、有人日本最南端の都道府県・沖縄県が第二位となっています。(無人での最南端は東京都)
沖縄県に有る空港13ヵ所が以下になります。
- 那覇空港
- 粟国空港
- 久米島空港
- 慶良間空港
- 北大東空港
- 南大東空港
- 伊江島空港
- 宮古空港
- 下地島空港
- 多良間空港
- 新石垣空港
- 波照間空港
- 与那国空港
北海道と異なるのは、一つ一つの島が結構遠い。もちろん海からのルートも有るのですが、船だと非常に時間がかかる場合もあり飛行機での移動が距離的にも楽だったりします。
三位 鹿児島県 9ヵ所の空港
鹿児島県も保有している島が多いので複数の空港が所在しています。
鹿児島県にある空港9ヵ所は以下になります。
- 鹿児島空港
- 種子島空港
- 屋久島空港
- 奄美空港
- 喜界空港
- 徳之島空港
- 沖永良部空港
- 与論空港
- 薩摩硫黄島飛行場
比較的人口も保有して大きな島に向けての飛行機が飛ぶ一方で、定期運航が無い空港も保有しています。
チャーター便が年間数回飛んだりしていますが、利用の範囲は限定的です。
四位 東京都 7ヵ所の空港
日本の首都東京が4位にランクインしています。
世界最大級の都市圏を誇る東京なので当然のような気もしますが、意外なことに東京都に存在していて、他の国民間飛行機が恒常的に離着陸しているのは羽田空港だけとなり、そのほかは調布飛行場のような空港と、島の空港で構成されています。
東京都にある空港は以下の7ヵ所になります。
- 東京国際空港(羽田空港)
- 調布飛行場
- 大島空港
- 新島空港
- 神津島空港
- 三宅島空港
- 八丈島空港
色々な制約があるのは分かりますが、羽田空港の発展が都市としては重要になります。千葉を愛するものとしては残念ですが、羽田からさらに多くの世界の都市に行けるようになってほしいモノです。
五位 長崎県 6ヵ所の空港
日本最多の島を保有する長崎県が面目躍如で6位にランクインしています。
世界初の海上空港といわれている長崎空港を筆頭に、主要な島には飛行機で行ける交通網を完備しています。
長崎県にある空港は以下の6ヵ所になります。
- 長崎空港
- 対馬空港
- 壱岐空港
- 小値賀空港
- 福江空港
- 上五島空港
21都道府県に複数ヵ所空港があるというのは、空港の多い国と言えるかもしれない。
5位以下にも複数空港がある都道府県はあり、その数実に21都道府県に複数の空港が存在していました。
島根・鳥取といった山陰地方に複数の空港があったり、北陸などの日本海側にもたくさんあります。
電車などの交通網を通すより空港を作ってしまったほうが、飛ぶだけで良いので不便な場所ほど空港が求められているのかもしれません。
飛行機で行けると本当に「近く」なるので複数の空港がある都道府県は行きやすく便利です。。