中部国際空港(セントレア)から三重県に移動する際には、電車ではなく「船」を使うのが便利です。
津市までしか運航していないので、他の市町村に行く場合には、そこから電車やレンタカー移動を行う必要がありますが、それでも三重県に空港が無い点や、セントレアから三重まではぐるっと回らないと移動できないことを考えると非常に便利な交通機関だと思います。
セントレアからの船移動は、セントレアー津 の間で運航しています。
セントレアから船で移動できる三重県の都市は「津市」となります。三重の県庁所在地。
以前は松阪市にも船が出ていたのですが、現在は津のみの運航。非常に残念ですが、この路線も無くしてはいけないので積極的に乗っていきたいと思っています。
料金は大人2,470円です。
セントレアから電車で津まで移動しようと思えば、セントレア⇒名古屋までの移動と、名古屋⇒津までの移動が発生します。
名古屋⇒津までの移動を特急利用した場合は同程度の金額がかかることを考えれば、乗り換えなしで且つ移動時間も短縮できるのは非常にありがたいです。
セントレアからの津までの移動時間。ぐるっと回るより海を突っ切ったほうが早いのは当たり前です。
この津エアポートラインのメリットは何かと言われたら、津までの移動時間短縮だと思います。
電車で移動するよりも、約30分ほどの時間節約となります。
飛行機の到着タイミングにもよりますが、スムーズに乗船できれば乗り換えなしで移動できて且つ早いというのはとてもありがたい交通手段です。
ただし、船は早いが船着場からの移動が少しだけ大変。
船が到着するのは津側だと「津なぎさまち」という船着場になります。
移動時間は短いですが、この船着場から津駅までの移動などが発生する点は注意が必要です。
津駅にいくにはバスやタクシーにて移動する必要があります。
伊勢神宮に行かれる方だと高速バスが出ているので便利です。
セントレアから伊勢神宮に行くために船を利用した場合は、上記の問題点が払しょくされます。
なぜなら「津なぎさまち」から伊勢市まで高速バスが走っているからです。
出典:三重交通株式会社
私も伊勢に仕事で行く関係でよくこの路線を利用して移動しています。
愛知県側からブレジャーなどで伊勢神宮に行ってみたい、という人なども便利な路線だと思います。
津エアポートラインを利用する最大の理由は「楽しいから」やはり船はテンションが上がります。
移動時間の他にもわざわざ船移動を行う理由があります。それは楽しいからです!
普段乗りなれない乗り物はやはりテンションが上がります。
利用客が少なくて広々としている船内。なんだか香港からマカオに向かう船にのっているようで、気分が盛り上がってきます。
移動中は見えるのは海そして海。
沈没したらどうしよう?どうやって生き残るか?など考えながら海を見ていると楽しいです。
多くの方が「海の上」という場所は非日常的な空間だと思います。いつもの行動とは少し異なる船移動はそれだけで楽しいので、積極的に利用してしまいます。
移動手段度としても楽しい津エアポートラインですが、2020年7月まではキャンペーン中。忍者を探して遊びましょう。
移動手段として楽しいのですが、更に2020年7月までは「忍者高速船」として運航しており、忍者を探すキャンペーンも行っています。
これは、セントレアが進めている「サムライ × NINJA プロジェクト」の一環として行われており、忍者を見つけたら忍者カードが貰えるという、子供たちと一部の大人たちが喜びそうなイベントとなっています。
忍者は返送が得意 津エアポートラインの社員に返送しているかもしれないので、「しのびのものか?」と聞いてみるでござる。忍者カードをくれるかもしれない。
忍者カードは一人一枚まで。忍者高速船では1種類だけだ。(出向30分前になると、忍者は姿を消してしまう。波が高くなければ船内にも返送した忍者が巡回するかもしれない。)
出典:津エアポートライン
しのびのものか?と聞くのが恥ずかしいのですが、聞かないことにはイベントを楽しめませんので、恥ずかしがらずにチャレンジしてみましょう。
イベントの期間は2020年7月頃までと書かれていました。
三重は空港も無いですし、新幹線も止まらないですし移動しづらい県ですが船を使えば、津までは高速移動できるのは本当に便利です。セントレアから三重に移動される方は積極的に船にのり、他の都市にも運航してもらえるように頑張っていきましょう。