外国の料理のようで、実は日本で生まれた料理の一つに「ドリア」があります。
このドリア発祥のお店が、横浜市にある「the CAFE」(ザ カフェ)というお店です。
横浜に出張・観光で訪れた際には、元祖・発祥のドリアを食べてみてはいかがでしょうか。
創業1927年。歴史あるホテルニューグランド内にある「the CAFE」(ザ カフェ)にてドリアは生まれました。
ドリアが生まれた地は、神奈川県の横浜市にある創業1927年のホテルニューグランドです。
今も、建設された当時のままの建物を使用しており、その歴史ある建物は1992年には横浜市認定歴史的建造物となり、また2007年には経済産業省が選ぶ、近代化産業遺産の認定を受けています。
そのホテルニューグランド内にあるコーヒーハウスthe CAFEにて、生まれたままの姿のドリアを楽しむことができます。
ドリアは体調不良の方に頼まれて作った創作料理。
「the CAFE」(ザ カフェ)にてドリアが出来た経緯については、メニューにエピソードが紹介されていました。
~体調を崩した一人のお客様のために作られた一品~
初代総料理長サリー・ワイルが「体調が良くないので、何かのど越しの良いものを・・・」というお客様の要望を受けて即興で創作した料理が”シュリンプドリア”。バターライスに海老のクリームにを乗せ、グラタンソースにチーズをかけてオーブンで焼いたこの料理は大好評を博し、ホテルニューグランドの名物料理となりました。
出典:「the CAFE」(ザ カフェ)店内メニュー
のど越しが良い料理を頼まれて、ドリアを作った。
このエピソードには何か重大な欠陥が潜んでいそうですが、元祖のお店のメニューに書いてあるのですから間違いは無いはずです。
ドリアはのど越しの良い料理としてしっかりと記憶しなおしておきたいと思います。
「the CAFE」(ザ カフェ)の元祖ドリアの料金は結構高額。本家本元の味を楽しむのはお財布に厳しい試練が待っています。
元祖・発祥である「the CAFE」(ザ カフェ)のドリアは税抜2,300円と高級な部類に入る料理だと思います。
元祖・発祥グルメを探訪するためには、お金がとにかくかかりますがそれでも、小さいころから多くの場所で食べてきたドリアが、この場所で生まれたのか!と思うとやはり食べておかなければならない料理だと勝手に思っております。
とにかくドリアは熱々で、確実に口の中をやけどするので注意が必要です。
元祖ドリアは、非常にやさしい味でした。
塩分などは控えめで、これならば体調不良の人のためにつくったメニューというのも納得していしまいます。
火傷に気をつけながらガツガツと食べてみてください。
山下公園前のホテルニューグランドまで行けない時は、横浜駅にある高島屋にも姉妹店の「ルグラン」があり、元祖・発祥のドリアを楽しめます。
「the CAFE」(ザ カフェ)があるホテルニューグランドは山下公園の本当に目の前なので、横浜出張・観光が横浜駅周辺で完結する場合には、少しだけ距離を感じてしまうと思います。
そんな時は横浜駅にある高島屋の8階に姉妹店となる「ルグラン」というお店がでています。
こちらでも、「the CAFE」(ザ カフェ)で提供されている伝統のメニューたちを食べることができます。
時間の都合で山下公園まで行ってられない!という場合には、横浜駅でドリア・ナポリタンを堪能しても良いのではないでしょうか。