鹿児島県の離島の一つである喜界島はとても小さな島です。お隣の奄美には宿泊施設がホテル含めたくさんあるので、選択肢に困ることはありませんが、喜界島には「ホテル」というホテルが、あまり無く選択肢がほぼ無い状況です。
しかし、実際に喜界島に訪れてみると、宿泊予約サイト(楽天トラベルやじゃらんなど)※正式にはOTAには登録していないけど、宿泊できる施設なども複数有り、二回目に訪れることがあるならばもっと自由度をもって宿泊施設を探せ、喜界島を堪能できたと思っています。
実体験から導き出した、喜界島に宿泊する際に覚えておきたい、宿泊施設情報をまとめておきます。
喜界島には「ホテル」は3軒。規模があるホテルに泊まりたいなら「喜界第一ホテル」
喜界島にて「ホテル」という名前がついている施設は3件あります。
- 喜界第一ホテル
- ビジネスホテル喜界
- ビジネスホテル林
となります。ただしホテルという名前はついていても喜界第一ホテル以外は部屋数が20部屋以下だったりと、規模が小さいホテルですのでイメージとは異なるかもしれません。
宴会場がある様な地方ホテルとしては、喜界第一ホテルのみがホテルらしいホテルと言えます。
ホテルに宿泊したいんだ!という方であれば、喜界第一ホテルをつよくおすすめします。
私も、初めての喜界島で宿泊施設の事情が分からなかったので喜界第一ホテルに宿泊しました。
喜界第一ホテルは古いホテルですが、サービスも良くとても良いホテルでした。ただし、音は非常に漏れて聞こえます。
喜界第一ホテルの良い点として
- クレジットカード対応
- 部屋が広い
という点が挙げられます。他の宿泊施設はクレジットカード非対応という施設がおおいのですが、喜界第一ホテルはVISA、Mastercard、JCB、AmericanExpress、ダイナースといった国際ブランドのクレジットカードが利用可能でした。
また、部屋がとても広い!というのもうれしい点でした。
なんと部屋にはベッドが3つもあり、荷物を広げたりと旅行中は部屋が広くて助かることが多いですが、十分すぎるほどの広さでした。
ホテルの公式サイトをみると、アップグレードして広いタイプの部屋にしてくれていたようですが、シングルの部屋でもベッド横のスペースが十分にある様に見えますので、比較的部屋を広くとっているホテルなのだと思います。
喜界第一ホテルで困った点 廊下や隣の部屋の音がすごく聞こえる。
反対に、喜界第一ホテルで宿泊して困った点は一つだけありました。
それは、廊下や隣の部屋の音が非常によく聞こえてしまう。という事です。今回の宿泊で、廊下からも隣の部屋からも、「これはレオ〇レスか?」というほどの音が聞こえてきました。
逆もまたしかりなので、仕事の電話などを深夜にする際にもかなり気を遣う状態でした。
私個人は、音に気を付ける・他の部屋の音を気にしなければよいだけですが、子供連れの家族利用などだと、相当気を使う必要が出てきます。
この点だけは、広くて便利な喜界第一ホテルですが、家族利用も少し難儀するかな?と思った点です。
喜界島には民宿が多数有り。素泊まりや人数が少ない利用なら良いかもしれない。
喜界島には個人で営業している、旅館・民宿も数軒あります。
こちらは、楽天トラベルなどの宿泊予約サイトに登録されている施設が多数です。
メリットとしては、ホテルよりも料金が安い点です。
デメリットとしては、家主の方がタバコを吸っていたりするとタバコ臭かったり、やはりここでも音の問題などがあげられます。
宿泊予約サイトに出てこないですが、喜界島での宿泊ならウィークリーハウスが非常に良いと思う。
現地について初めて存在に気づいたのですが、喜界島にはウィークリーハウスというものが存在します。
今回の喜界島に訪れるに際して、Airbnb (エアビーアンドビー)などの民泊サイトもチェックして宿泊施設を検索したのですが、このウィークリーハウスは登録されていなかったので、存在を知りませんでした。
しかし、実際に喜界島に訪れた後に考えると、このウィークリーハウスを利用しておけば良かった!と思っています。
特に良いな!と感じたのが、ウィークリーハウスベラウンという施設です。
ウィークリーハウスベラウンが何故良いのか?宿泊料金は安めですし、何より音問題を気にしなくてよい。そして自炊できる。
喜界島に宿泊する際にウィークリーハウスベラウンが良かった、、、と思う点は以下になります。
- ホテル、民宿で気にするであろう音問題が気にならない(戸建てなので)。
- スーパーで喜界島産の魚、肉を購入して自炊できる。
- 料金が安い。(事もある)
上記の3点により、喜界島で宿泊する際に便利だなと考えるからです。
戸建てなので音を気にしなくてよいのは、家族連れなどにはうれしいメリット
ウィークリーハウスベラウンを利用する際には、最大のメリットだなと思うのは戸建てである点です。
出典:喜界島ナビ
頼みの綱の喜界第一ホテルが防音性能に難がある(と感じた)状態でしたし、民宿なども同様です。
であれば、他の人の音を気にしなくて良い戸建てタイプのウィークリーハウスベラウンは非常に魅力的です。
ウィークリーハウスベラウンであれば、喜界島グルメを自炊できる。これは大きな魅力。
喜界島は飲食店がトリップアドバイザー登録数で約50件ですので、あまり飲食店の選択肢が無いエリアです。
もちろん、喜界島グルメを外食で楽しむ!という事も可能なのですが、実は飲食店の多くは、観光客向けの店というよりは、島のみなさんの日常的な食堂というお店も多く、思ったよりも喜界島グルメを楽しむことの出来るお店は少ないです。
であれば、スーパーに並んでいる地元の食材で自分で料理して、喜界島の素材たちを楽しみたい!という考えを持つのは私だけではないと思います。
徒歩15分ほどのスーパーに歩いていけば、喜界島及び周辺の島で獲れた魚や、ちょっとめずらしい加工の仕方をしている「肉」などが購入できます。
↑スーパーでは、喜界島で獲れる魚たちが販売されています。
↑奄美や喜界島で獲られた魚たちを購入できます。好きな調理方法で料理できるのは最高です。
↑肉も豚肉の「とんこつ」(鹿児島の郷土料理の名前)の原料となる部位や、豚の脂だけが売っていたりと抱負な品ぞろえ。
長期間滞在する際にも、いやいや料理に自信はありますよ。という人にもうれしい自炊可能な宿泊施設として、ウィークリーハウスベラウンを利用するのは有りだと思います。
料金が安い。(こともある)のはうれしい。電話確認してみましょう。
ウィークリーハウスベラウンでは、部屋制ではなく人数制で料金が決まるので、正確には他の宿泊施設と比較が必要ですが、時期と人数によってはホテルよりも料金が安く収まる可能性があるのもうれしい点です。
すごくすごく面倒なのが、楽天トラベルやじゃらん、その他の宿泊予約サイト含めWEB上での料金確認が出来ない点です。
Airbnb (エアビーアンドビー)にも出てこないです。いちいち電話確認しないと料金がわからないというのは、今の時代本当に不便です。
しかし、それ以外には喜界島宿泊においてメリットが多数あると思いますので、宿泊予約の候補に入れてみてはいかがでしょうか?
次回喜界島に遊びに行くことが有れば、私はウィークリーハウスに宿泊しようと思います。喜界島特産の品物を購入して、思う存分肉料理を食べたいと思います。