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黒豚しゃぶしゃぶ発祥のお店「あぢもり」は黒豚普及にも努めたお店。歴史を感じながら黒豚を食べまくれます。

鹿児島県は牛・豚・鶏と三大良く食べる肉、すべてが美味しい県なのですが、その中でも鹿児島出張・観光に来た際に食べておきたいグルメとしては、「黒豚」をあげることができます。

私達が良く食べている豚肉とは品種が違う豚さんなので、当たり前ですが「味わい」も大きく異なり、黒豚美味い!と膝を叩いてしまうことは確実です。

せっかく黒豚を食べるのであれば、黒豚しゃぶしゃぶ発祥のお店「あぢもり」にて、元祖の黒豚しゃぶしゃぶを食べるのが、楽しさ倍増の秘訣です。

国民的アニメサザエさんの歌にも出てくる「あぢもり」にて鹿児島黒豚を楽しみましょう。

 

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「あぢもり」は黒豚を食べることを一般化したお店ともいわれている。

今でこそ「かごしま黒豚」というブランドにて、鹿児島県では多くの黒豚が食べられていますが、実は一時期は生産性の優る他の品種に押され、鹿児島県でも黒豚の火が消えようとしてた時期が有りました。

 

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出典:かごしま黒豚の歴史等について


黒豚は、品種でいうと「バークシャー種」という豚になるのですが、このバークシャー種は成体となっても200kg~250kg程の小さい豚なので、取れる肉の量も他の豚に比べると少ないです。

そのため、一時はもっと体が大きくなる大型ランドレース種などを掛け合わせることにより、成体を大きくして肉の量を増やしていくという事が行われたりしていました。(これ自体は畜産的には当たり前)

 

しかし、純粋なバークシャー種が鹿児島県からいなくなってしまう事を危惧した人たちが、黒豚を残そう!と運動を開始し、「あぢもり」の店主も先輩から黒豚の応援団長になってくれと依頼され、そこから黒豚料理の展開を始めています。

 

現在ではその努力が実り、かごしま黒豚のブランドは多くの人に知られるブランド価値を持つまでになっています。

 

 

当時、黒白論争の真っ只中。武田信近氏の元を訪れると「鹿児島に黒豚を食べられる店がないから、黒豚メニューを出してくれないか」と頼まれます。

「牛肉派の私でしたが、大先輩から『今度は黒豚の応援団長になれ』と熱心に言われて、牛肉から黒豚に気持ちを変えざるを得ませんでした。そして黒豚を復活させる、私はそのための店をやるんだと奮起したのです。早速、黒豚を取り寄せて食べてみたら、これがとても美味い。牛でもない鶏でもない、食べたことのない不思議な味だった。これならやれる、そう思いました。そこから今日までの私の40年が始まったんですよ」

出典:九州旅ネット

 

お店自体も、黒豚の存在を世に残したと強い自負をもっているようです。

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私は夢をみているのだろうか。

街中にあふれる黒豚料理の看板メニュー

薩摩の宝、黒豚復活をめざして四十有余年。

ついにその夢が現実なった。 

出典:あぢもりメニュー

 

黒豚を食べるという文化を発展させたお店ともいえる「あぢもり」にて黒豚を食べるのは、肉好きならば外せない行為と言えます。

 

 ↓黒豚=バークシャー種や他の豚の品種に知りたい人は、読んだら3分で豚博士になります。

【黒豚食べないと鹿児島来た意味が無い。】黒豚「六白」を堪能 鹿児島グルメには外せない一品 - ゆらゆら。まったり。

 

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黒豚しゃぶしゃぶのお店は、一味違う。胡麻タレ・ポン酢無し。スープと生卵で味わうオリジナルしゃぶしゃぶ。

 

あぢもりの黒豚しゃぶしゃぶは元祖・発祥という事も有り、現在一般的に食べられている豚のしゃぶしゃぶとは少し食べ方が違います。

 

多くのお店が採用している、ゴマダレ・ポン酢という二大巨頭のタレを採用せずに、豚をしゃぶしゃぶするスープと生卵にて黒豚を食べます。

 

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 ↑このスープで黒豚をしゃぶしゃぶするのと同時につけダレにもなります。

 

 

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↑スープに生卵を落とし、撹拌してつけダレになります。 

 

個人的には、大量に黒豚を食べようと思うと、このつけダレだと味の変化が無いのであまり向いていないと思うのですが、普通の量を食べる分にはさっぱりしていておいしいです。

 

 

バラ肉とロースの美しい盛り合わせ。中央の花のような肉が鍋で花開く姿は美しい。

黒豚しゃぶしゃぶをオーダーすると、2種類の肉が盛り付けられて提供されます。

 

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画像の中央にある「花」のようなお肉がバラ肉です。

最初の調理は店員さんが鍋にこの花をいれて調理してくれます。鍋に投入された花はゆらゆらと揺らされて、花開いていきます。その姿、、、まことに美しい。

とても甘美な光景ですので、食べるときには楽しみにしていてください。 

 

 

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この、豚肉を花の形で盛り付けるのは、那覇市にある「あぐー豚」のしゃぶしゃぶのおみせ、松本の盛り付けと似ていますね。

 

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【肉】那覇の食彩酒房 まつもとにて本当のアグー豚のしゃぶしゃぶ堪能 - ゆらゆら。まったり。

↑那覇での肉はステーキも良いですが豚のしゃぶしゃぶも美味しいですよ!

 

どちらが先かはわかりませんが、非常にきれいですね。

 

コースでオーダーしたのですが、野菜もついてきます。私は興味が無いですが野菜好きな人にも安心できる構成です。

 

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一応お伝えしておきます。 

 

追加単品メニューのお肉は値段も安くて頼みやすい。あぢもりは黒豚料理屋でもありますので、しゃぶしゃぶ以外のメニューを頼んでも楽しいです。

黒豚を食べつくした後は、、、やはり追加の肉です。

あぢもりでは追加単品にてしゃぶしゃぶ用の肉をオーダーできます。

 

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この追加オーダーの肉が、一人盛1,080円と非常にリーズナブル。頼みやすいです。

 

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 調子に乗って、2人盛をオーダーしましたがさすがにこれは食べすぎました。

食事終盤は非常にお腹が一杯で苦しくなるほどでした。一人で食事する際には合計4人前食べるのはおすすめしません。

 

今回私は、「黒豚のしゃぶしゃぶを発祥のお店で堪能する」と心に決めていたので、他のメニューを頼みませんでしたが、「あぢもり」自体は黒豚料理のお店ですので、他の黒豚料理も豊富にあります。

肉の追加ではなく他の料理追加でも、黒豚を幅広く食べることができて楽しいかもしれません。

 

サザエさんのオープニング、この鍋そして肉、あぢもりに間違いない!はず。

この「あぢもり」の黒豚しゃぶしゃぶ。どこかで見たことあるな?と思った方がいたとしたら、それは国民的アニメサザエさんで見ていたかもしれません。

 

サザエさんのオープニングでは日本各地の風景などをサザエさん家族が楽しんでいる描写が有りますが、その中の一コマにもしゃぶしゃぶを食べている内容があったようです。

 

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その画像を確認してみると、この鍋・この肉の盛り方、かんぜんに「あぢもり」に酷似しています。

まあ、あぢもり店内にこのサザエさんの画像は掲示されていますので、オフィシャルなものなのかもしれませんが、やはりそうとわかっていてもサザエさんと同じ料理を楽しめるとは嬉しいモノです。

 

それにしてもサザエさん。一人でしゃぶしゃぶとはかなりの肉好きと見ました。話が合いそうです。

 

黒豚=バークシャー種のしゃぶしゃぶが始まったお店はおいしいお店でした。一度は食べておいておくと、人生最後に流れるという走馬燈に登場するかもしれません。

 

 

 

あぢもりは混んでいるので予約してからの利用が良いと思います。せっかく食べに鹿児島に行ったのに食べれないと涙しか出ませんので、ご注意ください。