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鹿児島で芋焼酎のむときは是非「黒千代香(くろぢょか)」で飲んでみて欲しい。

出張での楽しみといえばグルメそしてご当地の酒!という人も多いと思います。

鹿児島県への出張の際には是非当地の焼酎を、その土地で親しまれている飲み方で飲んでみてはいかがでしょうか?

焼酎のお湯割りを飲む方法として黒千代香(くろぢょか)を用いた飲み方がありますので、ご紹介いたします。

 

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黒千代香はそのまま火にかけられる陶磁器の土瓶。

 

黒千代香(くろぢょか)といわれても、初めて聞く場合には何が何だかわからないとおもいますが、簡単に言ってしまうと土瓶です。

 

この土瓶に焼酎と水を入れてそのまま火にかけ温めることが出来る器のことを言います。

 

鹿児島を含めた九州の南部では、お店によってはこの黒千代香で焼酎を楽しむことが出来ます。

 

 

使えば使うほどに旨味が増える?歴史を感じることが出来る調理器具。

 

この黒千代香ですが、基本的には洗剤などでは洗わないのが良しとされています。

 

理由としては使い込むほどに味がしみ込み、そしてその結果うまくなるといわれており、洗剤ごしごし系の洗いはご法度です。

 

ガラスなどの水分が浸透しない容器とは異なり、一応陶磁器は水分が浸透しますので理には適っているような気がしますが、酒がしみ込んでもうま味が増す理屈は分かりません。

 

しかし!小難しいことは考えずに、当地では美味しいお酒が飲めればOKですので、自分の前にこの黒千代香(くろぢょか)を使って酒を楽しんであろう人に感謝しながら楽しんでみましょう。

 

 

黒千代香(くろぢょか)で飲む焼酎は結構濃い。これは酔うかも。

 

黒千代香(くろぢょか)で提供される焼酎は、焼酎と水を混ぜ合わせたものを温めたモノです。

 

店によって異なると思いますが、黒千代香(くろぢょか)で飲むたびに店の人に配合を聞いてみると、多くの店で

 

50対50

 

つまり1対1で混ぜ合わせていることが多いです。(特に鹿児島市以外の市町村はほぼ1対1が多かった。サンプル数は少ないのであくまで参考情報)

 

 

皆さんは普段焼酎を水割り・お湯割りで飲むときに焼酎と水の分量はどうされていますか?

 

ほとんどの方が1対1で割ることって無く、もう少し水及びお湯の分量が多いと思います。

黒千代香(くろぢょか)で飲む焼酎は結構強い事がわかっていただけると思います。

 

ただし、飲みにくいかというとそんなことは無く、非常にグイグイと飲めてしまいます。

 

理由として言われているのが、焼酎と水の混ぜ合わせ方法。

 

焼酎だけではなく、日本酒などでも行われる手法ですが「割水」といって、酒と水を混ぜ合わせてから燗する方法がとられます。

 

更にこの割水のタイミングも良しとされているのは、飲む前日にはまぜておくことが重要なようで、結果まろやかに酒が飲めるといわれています。

 

度数は強いはずなのに、するすると飲めてしまう。

 

おいしいから良いのですが、おそろしい飲み方といえるのがこの黒千代香での焼酎なのです。

 

余談ですが、焼酎のお湯割りを作るときはお湯から注ぎましょう。焼酎から入れると怒られます。

 

黒千代香とは関係ないですが、鹿児島(というより九州)では焼酎を飲むときに基本お湯割りの人が多いです。

居酒屋などでお湯割りセットを頼んだ際には一点だけ注意点があります。

 

それは、グラスにはお湯から注いでください。順番を間違えて焼酎からグラスに都合ものなら、本当に怒られます。

 

データを調べてみると、鹿児島というよりは九州全域でお湯から入れるが多数派です。

 

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出典:Jタウンネット

 

熊本・大分では実に100%の割合でお湯から入れています。

 

私は初めて社会人となった会社にて鹿児島支店勤務となり、お湯割りを焼酎からいれたところ、烈火のごとく怒られ覚えることが出来ました。

 

まあ、お酒や食べ物は自分の好きに食べたり飲んだりしたらよいのですが、せっかく九州で焼酎を楽しむのであれば、黒千代香と共にお湯割りは九州ルールで楽しんでみても面白いと思います。

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