出張・観光の楽しみの一つ言えば空港でのグルメという方も多くいると思います。
鹿児島県の玄関口「鹿児島空港」での空港グルメで、絶対黒豚食べたい!と言う人におすすめのお店があります。それが「キッチンさつま」です。
このお店、とにかく黒豚をメインとしたメニューが豊富。黒豚を鹿児島空港で食べたいという人にはうってつけの店です。
鹿児島空港の「キッチンさつま」はとにかく黒豚メニューが多くて助かる。
キッチンさつまを利用してみると、驚くのがとにかく全面黒豚推しというぐらいのメニュー数です。
カウントできただけでも、
- 黒豚メンチカツ セット
- 黒豚ステーキ セット
- 黒豚しょうが焼 セット
- 黒豚メンチカツカレー
- 黒豚カツカレー
- 黒豚ソーセージ
- 黒豚生ハム
- 黒豚とんかつ
- 黒豚ピザ
- 黒豚チャーシュー
と黒豚という文字でゲシュタルト崩壊するぐらいにメニュー表に書かれています。
食事から、つまみメニューまで何か選んだら結果的に黒豚メニューだったというレベルでそろえられていますので、鹿児島出張・観光で黒豚を食べ逃してしまっている!という人は、最後に空港で食べるチャンスを作ることが出来ます。
鹿児島県だからこそ食べられるグルメとして黒豚は外せない一品。
まあ、黒豚食べ逃してしまったけど、どこでも食べられるでしょ?と思った方は少しもったいないです。
鹿児島県と言えば黒豚ですし、黒豚と言えば鹿児島県なのです。
出荷量は鹿児島県が日本一 全国の50%以上が鹿児島県産
出荷頭数を見てみると圧倒的に鹿児島県が市場シェアを占有しており、黒豚=鹿児島県というイメージは間違っていません。
鹿児島畜産課の発表データを見ても実に黒豚の50%以上が鹿児島県産となっています。
・種雌豚の飼養頭数は全品種に対して6.4%程度
・うち5割強が鹿児島県で飼養されている。
(資料:家畜改良関係資料、鹿児島県庁)
また、鹿児島県ではこの「黒豚」を更に鹿児島県の特産物にしていこうという考えも持っており、厳しい基準を作りながらも、出荷頭数も増加させています。
更に驚くことに現在では豚の中でも一つのブランドとして確立している「黒豚」ですが、過去には消え去りそうになっていた時期もあります。
その黒豚文化を見直し、しゃぶしゃぶで食べたりして黒豚文化を復興させたのも鹿児島県の飲食店です。
鹿児島市内にある「あぢもり」という飲食店が40年以上前に地域の名物をくるために、黒豚に着目し普及をはじめました。
当時、黒白論争の真っ只中。武田信近氏の元を訪れると「鹿児島に黒豚を食べられる店がないから、黒豚メニューを出してくれないか」と頼まれます。
「牛肉派の私でしたが、大先輩から『今度は黒豚の応援団長になれ』と熱心に言われて、牛肉から黒豚に気持ちを変えざるを得ませんでした。そして黒豚を復活させる、私はそのための店をやるんだと奮起したのです。早速、黒豚を取り寄せて食べてみたら、これがとても美味い。牛でもない鶏でもない、食べたことのない不思議な味だった。これならやれる、そう思いました。そこから今日までの私の40年が始まったんですよ」
出典:九州旅ネット
やはりどう考えても鹿児島県にせっかく来ているのであれば、きびなごも食べたいですし、日本一に輝いた鹿児島黒牛も食べたいですが、それ以上に黒豚は外せないグルと言えます。
「キッチンさつま」では好みの黒豚料理をたべましょう。黒豚メンチカツの肉汁には火傷注意です。
キッチンさつまにて、味を度外視して楽しめるメニューは「黒豚メンチカツ」です。(味はお好みある領域ですので)
この黒豚メンチカツ、何がすごいかというと圧倒的な肉汁です。
肉汁が出るからと言ってうまいと確定するわけではないですが、あふれ出る肉汁を見るのは脳が喜んでいるのがわかります。
見た目的にNo.1メニューだと確信しています。
一見普通のメンチカツですが、
箸で割ってみると
肉汁があふれ出そうになっている!!
ちょっと画像だとわかりにくいかもしれませんが、冗談抜きに溢れます。ドバドバ肉汁が出る姿は、最高にうれしいです。
幸か不幸か他のメニューに比べてこの黒豚メンチカツは量も少なめなので、ちょっと食べてみるか!という気分の時にも食べることが出来るメニューです。
黒豚の肉を味わいたいなら、黒豚ステーキ一択。
肉汁が目立つメンチカツと違って、黒豚の「肉」を食べたいなら、黒豚ステーキが良いと思います。
こちらはまさに肉の塊。
鉄板に熱せられながら肉が登場します。
濃いめの味付けが個人的にはうれしいです。
部位はロースだと思うのですが、脂身と肉が同時に味わえる部分はかなりの美味でした。
それ以外の部分はもう少し柔らかさが欲しかったです。
とはいえ、そういう評価になるのはこのステーキ自体が厚いからです。肉厚な黒豚を食べることが出来るので、鹿児島出張・観光の最後で空港グルメを堪能しているのであれば、「黒豚喰いきったな」という満足感が得られる一品です。
目の前にある米米麦麦も系列店
キッチンさつまの目の前にあるお店「米米麦麦」も運営者が同じ系列店となります。
こちらの米米麦麦でも、黒豚メニューを食べることができますが、私はよく「きびなご」が食べたいときに利用しています。
きびなごの刺身をつまみに焼酎を飲みながら飛行機を待つのも楽しいです。
お腹と脳みそに相談して利用するお店を決めてみてはいかがでしょうか。
鹿児島空港グルメの中でもトップレベルの黒豚推し。キッチンさつまで最後の黒豚を食べて飛行機に乗りましょう。