出張における脱出難易度の高さは新宿駅が魔境といえますが、誘惑が多すぎて大変な魔境といえば新千歳空港。ここは食のテーマパーク、常人では処理できない食べきれない食の情報量があります。
その新千歳空港におけるグラム単価No.1、多分一番高いであろうメニューを念願かない食べてきました。
真っ当な精神を持たれれている人は近寄ってはいけない、魅惑の1貫3,000円越えの寿司をご紹介します。
新千歳空港で一番高価な食べ物(たぶん)が食べられるのは、札幌シーフーズ五十七番寿し
魔境・新千歳空港で一番高価な食べ物を食べることができるのは、空港の2階で営業している、札幌シーフーズ五十七番寿しです。
新千歳空港の飲食店は、だいたい3階にまとめられているのですがこの札幌シーフーズ五十七番寿しは、お土産売り場が軒を連ねる2階にあります。
お土産売り場の一角が立ち食い寿司になっているという感じです。
↑場所とか知りたい方はこちらもどうぞ。
この札幌シーフーズ五十七番寿し、立ち食いと言う業態に騙されてしまうのですが、別に安いわけではないんですよ。
新鮮なネタをセットではなく、1貫づつ食べることが出来る点に強みがあるわけですが、よーーく考えてみると腹いっぱい食べたら値段としては高額だな。という店です。個人的には、小腹が空いたときにサクッと食べるという利用方法があっていると思っています。
そんな札幌シーフーズ五十七番寿しにででんと鎮座する寿司ネタがあります。
それが、ぶどうえび。
あらためて店の看板で値段を確認すると、、、
驚異の1貫、3,200円。
3,200円ですよ、寿司1貫が。
思い返してみても、自分の人生史上一番高い寿司1貫じゃないかと思う訳です。コースで2万超える寿司屋でも10貫は出てきた覚えがあるので、どう考えても寿司1貫換算すると最高額をたたき出してくるのです。このぶどうえび。
何故だか画像を撮影させてくれるぶどうえび。
何度か札幌シーフーズ五十七番寿しを利用していますが、ぶどうえびのオーダーは初めてのことでした。
はじめて頼んでみてわかったのは、このメニューだけ少し特殊。
握る前に海老を目の前に出してくれて、画像撮影の機会をくれました。
ぶどう海老は非常にめずらしいエビのようで漁をしても水揚げが少ないようです。そのため値段も高額にならざるを得ない海老です。
また、名前の由来は画像を見て頂いてわかるとおり、色が果物のぶどうと同じ色をしていることから呼ばれることになりました。
ブドウエビはエビ目タラバエビ科モロトゲエビに属し、
標準和名は「ヒゴロモエビ」と言います。
ではなぜ、ブドウエビと呼ばれるようになったかというと、果物の葡萄と同じ色をしていたことから、と言われております。
色がぶどう色なのは新鮮な証のようです。
体長20センチ前後になる。生きているときは赤紫色で時間がたつと赤くなる。
出典:市場魚貝類図鑑
3,000円越えのメニューで新鮮でなかったら悲しい事実ですので、一安心。良かったです。
勝手に私の頭の中で、
新千歳空港グラム単価No.1
新千歳空港カロリーベース単価No.1
新千歳空港咀嚼時間単価No.1
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みたいな感じで頭の中で、よく健康食品や美容品が泊付けのために名だたる受賞歴を列挙する状態が、このぶどうえびに対して流れます。
ぶどうえびを食べてみた!うまかった!でも他の海老との違いがよくわからなった!
この寿司1貫で3,000円を超えるとなるとはにわかに信じがたいですが、目の前にだされたので早速食べてみました。
うまい、うまい!が、、、他の海老との違いがよくわからない。
そうです、私基本的に何食べてもおいしいので、もちろんぶどうえびも美味しいのですが、すごーーーく美味しいかと言われると、他の海老も凄くおいしいから比較ができないんですよね。
とりあえず美味しかったことだけは間違いないです。しかし、3,000円を超える価値があったかと言うと、私には判別不可能。となりにあった750円のボタン海老でも十分に美味しかった気がする。いや、ぶどうえびこそ至高の味だったと信じたい。
まあ、おいしかったから何でもよいや。と最後は自分を納得させて終えることとしました。
1貫3,000円を超えるのでおすすめはできませんが、我こそは海老の違いが判る男だ!(女だ!)という方にチャレンジしていただき、詳細な違いをレビューしてほしいと思います!