北の大地北海道を代表する交通の拠点「新千歳空港」
この空港は数ある日本国内の空港においても最強のグルメスポットでもあり、何度行っても飽きることの無い空港です。
何度行っても飽きることが無いという事は、飽きるまで行き倒しても良いという事、健全な社会人であれば、ひまを見つけては足しげく通うべきスポットです。
スネ夫(小学生)には負けられない。大人の資金力を見せつける、それが新千歳空港日帰り旅行の醍醐味。
新千歳空港日帰り旅行をするうえでベンチマークしておかなければならない人物がいます。
それは、藤子・F・不二雄先生の「ドラえもん」に登場するキャラクター「スネ夫」です。
このスネ夫、金持ちキャラとして出てくる人物ですが、家族含めてそのキャラはぶれません。
ラーメンが食べたくなったら、北海道に行って味噌ラーメンを食べる。
こんな行動力溢れる食生活を送ったりしているようです。
出典:ドラえもん
大人として、子供のころに読んでいたドラえもん、そしてその中のスネ夫ごときに負けるわけにはいきません。
相手が、
思い立っての北海道であれば、
こちらは思い立っての日帰り北海道を堪能し、
格の違いを見せつけなければなりません。
到着後すぐにすることは、もちろん食べ歩き。一日で回りきるのは不可能です。
日帰り新千歳空港旅行を実行し、首尾よく新千歳空港に到着したのであれば、最初の行動は決まっています。
当たり前ですが、「食べ歩き」開始です。
何を食べたらよいのかはいったん置いておきましょう、何故ならどうせ一日では食べきることが出来ませんので、何度も通うことになりますから。
飛行機の到着時間と相談しながら目当ての店をピックアップしておくぐらいで良いと思います。
一応、下に有名どころの食べ物を列挙しておきます。
■美瑛のコーンパン
一日に数回焼かれますが、焼き上がり時間前に並ぶ必要有り。
■六花亭のサクサクパイ
六花亭のおひざ元北海道でしか、そして更にその中でも限られたお店でしか食べられない限定品。
■えびそば一玄
ラーメンの超人気店、行列が絶えないお店ですのが、タイミングが良い時は並ばずに入れることも。
■きのとや のソフトクリーム
全部食べきるころには凍死するのではないか?と思うほどに、新千歳空港ではソフトクリームが販売されていますが、選挙の結果一位に選ばれたお店。
もちろん上記以外にも超有名どころの飲食店は並んでいますし、
寿司・海鮮丼・スープカレー・豚丼・牡蠣・ジンギスカンの店などが全店制覇が好きな私でもこころが折れるぐらい並びに並んでいますので、お好みで食べまくりましょう。
今回、私はジンギスカンが食べたかったので味付きジンギスカンを出している
「松尾ジンギスカン」にて一度目の食事を食べることにしました。
北海道のジンギスカンでは、味付けされていないタイプの店と、肉自体をタレに漬け込んで味をつけている店に分かれますが、
松尾ジンギスカンは後者のタレに漬け込んでいるタイプの店になります。
直営・FC含めて北海道を中心に展開していますので、北海道以外の場所で食べたことがある人も多くいると思います。
店オリジナルのジンギスカン鍋を用いて焼いていきます。つけダレは無いので、食べなれないと最初は戸惑うかもしれません。
久しぶりに食べましたが、美味しく食べることが出来ました。
2軒目は札幌シーフーズ(五十七番寿し)で炭水化物を摂取。
新千歳空港の飲食店が並ぶフロアではなく、お土産屋が並ぶフロアにて営業しているのが、札幌シーフーズ(五十七番寿し)
立ち食いの寿司屋で、立地的に穴場のような雰囲気が醸し出されています。
先ほどの松尾ジンギスカンでは、ご飯を食べることなく肉のみ食べてきたので、この札幌シーフーズ(五十七番寿し)にて炭水化物を食べようという魂胆で訪れました。
この店の注意点は、
北海道+立ち食い+卸と言う文字 = 安い?
と考えてしまう点です。全然価格だけで見たら安い店では無いです。
(味と価格のバランスではなく、価格の絶対値としての評価)
中でも驚くのが、
ぶとうえび:3,200円
これ1貫の値段です。高級鮨を食べても1貫あたりの値段に換算すると3,000円超えてくる寿司ってなかなかないです。
おそろしきお店。
もちろん、安価なネタも複数ありますので利用されるときは安心してください。
↑別の日に利用した際の記事 ちょっと気軽につまむぐらいが良い店と気づく。
ジンギスカンと寿司を腹いっぱい食べて満足したので、まずは新千歳空港の食べ歩きはいったん終了です。
腹がある程度満たされたら、休憩も兼ねてクレジットカードで入ることが出来るラウンジ「Super Lounge(スーパーラウンジ)」に向かいましょう。
お腹が満たされたら、次に向かうのは空港内に在る「ラウンジ」です。
ゴールドカード以上のクレジットカードを保有し、当日の離・発着便の利用があれば無料で利用が出来るラウンジ「Super Lounge(スーパーラウンジ)」に向かいましょう。
日帰り新千歳空港の旅をしているわけですから、飛行機の搭乗については問題ありません。お手持ちのクレジットカードがゴールドカード以上かどうかだけ気をつけてください。
↑実際に利用している状況はこちらから確認ください。
このSuper Lounge(スーパーラウンジ)では、ラウンジに入って寛ぐことが目的ではありません。
受付カウンターにある、温泉の割引クーポンをもらうために利用します。
この後利用しようとしている、空港内に在る温泉施設「新千歳空港温泉」の入館料が300円も割引してくれるクーポンが無料で配布されています。
ラウンジ入室の際に訪れるカウンターに置いてありますので、受付スタッフの方に一声かけて手に入れてみてください。
注意点としては、一枚一枚トレイにだすようにしているので、前の人が獲得した直後だと、もしかしたら受付のトレイに無いかもしれません。
そのようなときは、一言スタッフに言えば提供してくれます。
クーポン獲得だけだと忍びないので、ラウンジ内でお茶でものみつつ、次のアクションに備えましょう。
空港内に温泉がある不思議。新千歳空港温泉は宿泊もできる最強施設。
ラウンジで一休みしたとしても、まだまだお腹は一杯の状態だと思いますので、戦士には休息の時間が必要です。
先ほど獲得したクーポンを握りしめ、空港の4階部分に急ぎましょう。
そこには、空港内に在る温泉施設「新千歳空港温泉」がででんと営業しています。
これがあるからこそ、「新千歳日帰り旅行」という事ができると思います。
温泉大国でもある北海道の実力を空港で体感することができるなんて、素晴らしい施設です。
空港内にある入浴施設と言えば、中部国際空港(セントレア)にある「風(フー)の湯」も有名です。
どちらも素晴らしい施設ですが、新千歳空港温泉は宿泊まで出来てしまう神施設ですので、どちがすごいか?と聞かれたら、新千歳に旗を上げざるえません。
日本国内の空港にて、やりすぎ施設を一つ上げるとするならば、この新千歳空港温泉は確実に候補に入るはずです。
入浴施設のため、館内含め撮影はしていませんが、浴衣姿でくつろぐ人もいれば、出張中に利用しているであろうスーツ姿の人もいたり、空港にある温泉。という雰囲気を感じることが出来て楽しいです。
温泉自体は、露天風呂も有れば黒い湯の温泉などもあり、とても良かったです。
お風呂の後の楽しみと言えば牛乳。しかし!新千歳空港では少しだけ飲むのを我慢して、牛乳の化け物を食べてほしい。
個人的には、風呂上がりに飲む牛乳は最高の楽しみなのですが、新千歳空港温泉を利用した時だけは、少し違った牛乳の楽しみ方を実行しています。
それは、北海道産の牛乳をふんだんに使っているであろう、「ソフトクリーム」を食べることです。
新千歳空港内には本当にたくさんのソフトクリームを食べることが出来る店があるのですが、是非一度はたべてみてほしいのが、「きのとや」が提供している極上牛乳ソフトです。
きのとやの極上牛乳ソフトは新千歳空港で行われた、ソフト・アイスクリーム総選挙2019にて栄えある第一位を獲得したソフトクリームです。
出典:新千歳空港
2018年からの連覇ですので、新千歳空港を代表するソフトクリームであることは間違いないです。
ちなみに、2019年第4位もきのとやの宇治抹茶ソフト(空港限定)となっています。
二つの商品で上位票をわけても、一位になるのですから人気のほどがうかがえます。
賛否両論あるであろう食感。例えるならば牛乳の化け物。
といっても、実際に食べてみるともしかしたら賛否両論出るかもしれません。それほどに一般的なソフトクリームときのとやの極上牛乳ソフトは一線を画す部分が在ります。
それは、食感。
一口食べて驚いてください。なんだこの食感は!?と。
生クリームを食べているのではないか?と思うほどに通常のソフトクリームとは異なり、食べている感があるこのソフトクリーム。
牛乳の化け物であると認定しています。
温泉で火照った体には、大量に巻いてくれているソフトクリームは非常にありがたいです。クールダウンできます。
人によってはここから再度食べ歩いても良いかも。
きのとやのソフトクリームを食べ終わったころに気付くはずです。
また、なにか食べられるかも。。。と。
そうです、最初の食べ歩きからある程度の時間がたっていますので、人によっては再度食事をとることが出来ると思います。
私は残念ながら飛行機の時間が迫っていたので、諦めましたがお腹的にはまだまだ食べることが出来る状態でした。
チャレンジャーは、ここで再度食べ歩きを行い、そしてまたラウンジに行きクーポンを取得し、温泉に向かう。永遠のループに突入することも出来ます。
新千歳空港の食べ歩きは、まだまだまだまだお店がたくさんあるので、日帰り旅行も一回だけ楽しむのではなく、人生を賭したライフワークとしてたのしんでみても良いと思いますよ。
そして、スネ夫よ!みたかこれがフラッと北海道の決定版、日帰り空港のみ観光だ!大人になったら、自分で旅程が組めるから楽しいぞ!