羽田空港で活躍するロボットcaiba(カイバ)をご存知でしょうか?
運良く遭遇できたのであれば、是非話しかけてみてください。遠隔操作型のロボットの実力を堪能でき、人類の技術の進歩を実感することが出来ます。
時間を忘れて楽しむことができる、羽田空港でのおすすめ時間つぶしでもあります。
caiba(カイバ)は遠隔操作型のロボット。実は人と話している?
はじめて、羽田空港でcaiba(カイバ)と出会いコミニケーションを取った時には驚きました。
他のロボットと異なり、円滑すぎる返答、そして機械的ではない対応。AIってここまですすんだのか!と驚愕しました。
しかし、調べてみるとcaiba(カイバ)は遠隔操作型のロボットで対応自体は人が行っているようです。
出典:有限会社海馬
しかし、それでも楽しい!
コミカルな動きと音を出しているロボットのcaiba(カイバ)君とコミニケーションを取っていると、後ろに人間がいるという事は気になりません。
かわいすぎてずっと話をしていたくなります。
遠隔操作型のロボットだからこそできる、どこにいても仕事ができるという環境。
最初はなんだ遠隔操作なのか、、と思ったわけですが、考えてみるとこれはすごい事です。
開発元でもある有限会社海馬のHPにも遠隔就労についての記述がありました。
遠隔就労という一つの解
私たちは遠隔操作ロボットの特徴を用いて案内業務などの遠隔就労事業へと展開していきたいと考えています。健常者だけでなく、障害者、海外勤務者、産休中の女性、高齢者などに遠隔就労という新しい雇用の機会を提供し、生産人口減少対策の一つの解を目指したいと思っています。そのために、多方面での実証実験を行い、結果をもとに就労専用コックピットを開発、障害者や高齢者を対象とした操作機器改良、安全性を高める新機能を追加するなど、日々進化し続けています。
出典:有限会社海馬
羽田空港に勤務できない方でも、caiba(カイバ)を通してお客様の案内などの業務を仕事として行うことが出来ます。
身体に障害があり、動くことが出来ない人でも出来るわけですから、価値ある開発だと私は思います。
caiba(カイバ)の活動スケジュールはわかりにくい。公式HP・Facebookを見てもいまいち不明。出会えたらラッキーなのかも。
羽田空港で遭遇することのできるcaiba(カイバ)ですが、いまいちわかりにくいのは、どの場所でいつ活動しているかです。
一応公式HPやFacebookに情報は上がっているのですが、最新版の活動スケジュールでは無いため、「不明」と表現するのが適切です。
そんな中でも情報を読み解くと、主な活動場所は二つに絞られます。
・羽田空港第1ターミナル2階保安検査場C前
・羽田空港第2ターミナル5階のエスカレータ前の広場
この二つの場所にcaiba(カイバ)は登場します。
ちなみに私は、羽田空港第2ターミナル5階で遭遇しました。
公式Facebookにも一応予定が記載されているのでチェックしてみてください。
遭遇したらいろいろ話しかけてみよう。人と話しているわけですから当たり前ですが返事が多様で楽しいです。
運良くcaiba(カイバ)に遭遇出来たら、いろいろと話しかけてみてください。
結論、ロボットを介して人と話しているわけですから当たり前なのですが、返事が機知に富んでいて、他のロボットと話しているときには感じられない速度、対応を体験することが出来ます。
また、動きもコミカルでかわいくて時間がたつのを忘れてしまいます。
注意点としてはcaiba(カイバ)と遊びたいと思っているのは自分だけではないはずですので、他の方の都合も考慮しなければなりません。
ずっと遊んでいたい感情をぐっと我慢して、他の方にもコミニケーションのチャンスを譲ってあげましょう。
羽田空港で遭遇出来たらよい時間つぶしになります。むしろ羽田空港で時間があるのであれば積極的に探しに行っても楽しいはずです。
後で冷静になって考えてみると、私が話しかけた内容は人に聞かれているわけですので、少し恥ずかしくなります。あくまでも遠隔操作型のロボットだという事はお忘れなきように。