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海外旅行で余った外貨コイン(小銭) 2つの有効活用方法をご紹介

海外旅行から帰ってきたときに処理に困るものとして、「外国のコイン」(小銭)が挙げられます。本当はお金ですのでありがたいものなのですが、レート等の関係で中々使えない、再度日本円に戻しにくいケースが有ります。

その様な場合の、外貨コイン(小銭)の有効活用方法2つをご紹介いたします。

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①ポケットチェンジを利用して、電子マネーなどに交換する

対応通貨は限られていますが、外貨コインを有効活用する方法として有名なのは、ポケットチェンジ社のサービスを利用することが挙げられます。

 

これまで両替できなかった外国硬貨や、両替が面倒だった外国紙幣。 空港や空港駅に設置された専用端末に投入すれば、
その場ですぐに、ご希望の電子マネーやギフト券などに交換が可能です。

日本人旅行者の余った外貨も、訪日外国人の余った日本円も。
もう、海外旅行で余ってしまう現金を心配する必要はありません。

 

専用機械に紙幣・コインを投入し、電子マネーやギフト券などに交換できるサービスです。

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出典:ポケットチェンジ社 公式HPより

 

使い方は簡単で、言語選択後に好感したい電子マネー等を選択、その後専用機械に紙幣・コインを入れ、交換した金額分のチャージ実行かギフト券などを受け取れば終了です。

簡単。簡単です。

 

電子マネーに交換できるという事は、実質的に「お金」として活用できますので、無駄の少ない使い方と言えると思います。

 

楽天Edy、アマゾンギフト券、WAON、iTunesギフトカードなど交換できる先にはメジャーどころも揃っており、困ることは無さそうです。

 

ポケットチェンジでは、交通系ICカードにもチャージできます。

交換先は随時追加しており、2018年10月からはSuica・ICOCAなどの交通系ICカードへのチャージも対応してくれるようになりました。

対応ICカードは

  • PASMO
  • Suica
  • Kitaca
  • TOICA
  • manaca
  • ICOCA
  • SUGOCA
  • nimoca
  • はやかけん

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上記9種類はお手持ちの交通系ICカードにチャージできますので、海外の余ったコインの活用方法が一層幅を持ちます。

注意点としては、PiTaPaは対応していません。

 

 対応通貨は全10種類 紙幣のみ対応も有りますので要注意

一部注意点としては、対応通貨が全10種類となります。全ての国の紙幣や外貨コインに対応しているわけではありませんので、ご注意ください。

 

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 紙幣・コイン共に対応
  • 米ドル
  • ユーロ
  • 中国元
  • 韓国ウォン
  • 日本円
紙幣のみ対応
  • 香港ドル
  • タイバーツ
  • 台湾ドル
  • シンガポールドル
  • ベトナムドン

 ※2018年6月の情報です

主要な通貨と、海外旅行先として多いアジア圏内をある程度網羅していると感じるラインナップです。

 

一部の方々はマレーシアのリンギット (MYR)の対応を求めそうですが、まだ未対応です(飛行機の会員ステータスを上昇させるために、飛行機に乗る人たちに好まれている国がマレーシアです)

 

紙幣のみ対応国も早くのコイン対応をお願いしたいところです。

 

設置場所が限られているので、チャンスを逃すと中々利用できない

ポケットチェンジのサービス利用にて、一番の弊害は設置場所が限られている事で間違い無いと思います。利用したくても近くに無ければ利用できませんので。

設置場所は、2018年6月現在、以下の場所になります。

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多くは空港の国際線ターミナルに存在しますので、旅行帰りに実施することが重要ポイントですね。

東京と大阪にお住まいの方であれば、日常の中でも利用できる可能性は高そうです。

 

②他人のために寄付を行う

2つ目の活用方法は寄付を行う事です。

 

正直、貨幣の価値の違いから外国のコインは日本円に換算するとなかなか利用しにくい額のコインも流通しております。

先ほどご紹介させていただいた、ポケットチェンジのサービスに対応していない国のコインだったりすると、使い道に困ります。

次回の海外旅行の際に利用しようかな?と思っていても、現地でコインが使えないから持って帰ってきているわけで、再度利用できるのであれば現地で使い切っているはずですから、保管していても再度活用のチャンスが巡ってくるとは考えづらいです。

その様な場合は、「寄付」という形で他の人の役に立たせることもできます。

主な寄付対象先は2種類有ります。

  • 日本ユニセフ協会
  • 日本キリスト教海外医療協力会

上記二つの団体に、送料負担となりますがコインを送ることで有効活用してくれるようです。

 

日本ユニセフ協会

↓外国コイン寄付のページ

ユニセフ外国コイン募金(外貨のご寄付)| 日本ユニセフ協会

日本ユニセフ協会には、現在流通している貨幣であれば送付することにより、寄付として取り扱ってくれるようです。

その際には、荷物の種類を「コイン」では無く、「メタル」と書いて送るほうがスムーズに取り扱ってくれるようです。(お金は郵送、配達はしてはいけないのでコインと書くと日本円と間違われて、少々面倒だと思われます。)

送付する以外にも以下の方法でコインを寄付出来ます。

 

空港にある寄付箱に直接入れる

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国内の主要国際空港(成田、羽田、関西、名古屋(中部)、福岡、千歳、仙台、広島)に、外国コイン募金用の募金箱を設置しています。(写真参照)
各空港の税関検査場(帰国時、機内に預けた荷物を受け取るターンテーブルがあるホール)に設置されていますので、そちらの募金箱にお預けください。

出典:日本ユニセフ協会 公式HP

 

成田、羽田、関空、セントレア、福岡、千歳、仙台、広島空港は荷物受取の場所に募金箱があるので、そこで募金=寄付できます。

とても簡単ですね。

 

飛行機内で専用袋を利用して寄付する

日本航空の国際線(コードシェアを除く)の飛行機内には、ユニセフに寄付するための専用の袋が用意されています。

この袋に善意の寄付金を入れ、客室乗務員に渡せばよいとのことです。

流石、JAL。良い取り組みですね。

 

最寄りの募金箱に入れてしまう

三井住友銀行、JTBグループ、日本航空、毎日新聞社にはユニセフの募金箱が設置されています。(一部例外有り)

 

お近くの三井住友銀行、JTBグループ、日本航空、毎日新聞社でもユニセフ外国コイン募金箱を設置しています。(一部取り扱っていない支店・支局もあります。)店頭にて、募金箱へお預けください。

 

その募金箱に直接寄付する事でも、人のために役立つ使い方をしてくれるようです。

 

 

 日本キリスト教海外医療協力会

日本キリスト教海外医療協会でも、寄付を募っているようです。用途としては、医療ワーカーの派遣に利用するか、現地にて医療スタッフを目指す若者への奨学金支援の活動をおこなっています。

 

みなさまのお手元に使われずに残っている外国コインや紙幣、あるいは日本の旧紙幣やコインなどを、アジア・アフリカにおける保健医療協力の役に立てることが出来ます。バングラデシュ、タンザニアの2カ国に3名の保健医療ワーカーを派遣し、現地の草の根の医療に貢献しております。 そして、インドネシア、ネパール、バングラデシュ、インド、ウガンダ、タンザニアなどの国々の医療スタッフに、奨学金支援の活動を行っております。

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外国コインは重さによります。およそですが、キロあたり1300円くらいの換金額になります。 また、紙幣は両替が出来る場合は、両替をしています。

使い道ですが、90Kg分で、アフリカ・ウガンダで、看護師になるために看護学校に通う1年間の授業料が捻出できます。

 

キロ1,300円で、ウガンダで意思になるために大学に通う年間の学費が80kg分。

単純計算して104,000円にて医学部の学費一年間分をサポートしてあげられるとのことですので、私達には中々利用が出来ない外国コインでも、非常に価値ある活動につながると思われます。

 

 

私も、外貨コインが大量に家にあるので寄付することとしました。家まで持って帰ってきてしまうと、ポケットチェンジのサービスの場所まで持っていくことも大変なので、それであれば、ウガンダ人の役に立てばいいなと思っています。

問題は、結構大量にあるので重量があり送料がかかりそうな点です。JALの国際線でのサービスを知っていたら、袋にぶち込んで渡せばよかったです。。。

 

 

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