ニューヨークタイムズ紙の評価で「Best Breakfast in the World」(世界一の朝食)とも評されたことがある、シドニーの「bills」(ビルズ)にてパンケーキを食べてきました。
このお店、、、食事も美味しいが何より店の雰囲気が良すぎます。最高のホスピタリティーを誇る店員と美味しいパンケーキ、良い思い出しか残らない店です。
オーストラリア・シドニー観光の定番中の定番ですが、よくある行ってみたら最悪だったという経験はしないと思うお店ですので、是非利用してみてください。
せっかくなので本店と言われている、 ダーリングハースト店を体験してきた。
シドニーから生まれたbillsは現在では日本にも店舗を出すほどに拡大しています。
私は日本の店舗は利用したことが無かったのですが、せっかく初めて食べるならばシドニーにて生まれた場所で食べてみようと思い、本店と言われるダーリングハースト店を利用してみました。
他の店舗を利用したことが無いので、比較が出来なくて恐縮ですが、結論このお店、最高に良いお店でした。
地元の人と観光客が混ざり合う店内。自由な雰囲気は非常に良かった。
店内には、わたしを含めた観光客と思われる人たちも多数いましたが、それよりも多かったのは地元の人と思われる人たちです。
朝食を取りながら会話していたり、コーヒーを飲みながら読書していたりと非常に自由な雰囲気を感じる店内でした。
隣の席では資料を広げてのビジネス話でも盛り上がっていました。
食事は味はもちろんのことですが、やはり食べる雰囲気も重要です。
殺伐とした空間ではなかなか美味しく食べることが出来ないと思いますが、その点billsはとても良い空間が作られていて、非常に好ましかったです。
店の雰囲気と共に店員の接客が過去最高レベルで良かったお店。
私を主に接客してくれたのは、男性の店員だったのですが、この人の接客が神でした。
英語が拙い私でもわかるようにゆっくりと話してくれるし、席に案内した後もメニューのおすすめを教えてくれるし、その後もやたら気さくに対応してくれるし、案内から会計迄話しているときは基本的に背中に手を置いていてくれましたし(これが非常に安心感があって不思議!)
流石世界一と評されるレストランは接客から違うのだなと妙に感心していました。
他のスタッフの方達も基本的に笑顔と余裕があり、忙しいであろうに素晴らしいなと思いました。
お店に入ってから、出るまで一切嫌な気分になることなく、むしろ事あるごとに笑顔になる最高の接客だ!と感心しました。
店員はゲイだったのかもしれない。ゲイ文化の聖地と知った今なら理解できるボディータッチの多さ。
利用した時は知らなかったのですが、調べてみると、billsダーリングハースト店がある場所は、ゲイ文化の聖地のような場所でした。
毎年3月にはSydney Gay and Lesbian Mardi Gras(シドニー・ゲイ&レズビアン・マルディグラ)というパレードも行われます。
他にもブティックなども集合している場所ですので、せっかくbillsに行ったのであれば周辺を散策してみればよかったと後悔しています。
お目当てのパンケーキはうまいがでかい!しかし不思議とぺろりと食べきってしまった。
日本ではパンケーキを食べることはあまりないです。食べきった後の甘さによる胸焼け感があまり好きではなく、好んで食べてはいません。
billsでパンケーキをオーダーしてみると、出てきたパンケーキが超巨大。しかも幾層にも重ね合わせてあり、見ただけで量に圧倒されました。
これは、全部食べたら胸に来るな。。と覚悟をしながら食べたのですが、これが意外といったら失礼ですが、味は濃厚なのにさっぱりと食べることができ、一皿食べ終わるころには食べたりないかも。と感じる、不思議な感覚でした。
パンケーキが好きな人からすると、いろいろとご意見があるのかもしれませんが、少なくともいつもパンケーキを好んで食べていない私には、とてもおいしいパンケーキで、さすが世界一取った店は違うなと勝手に納得しました。
↑この高さを見てください。積み上げられたパンケーキはふわふわでした。パンケーキってこういう食べ物なのですね。
食後にラテもオーダーし、ゆったりと店内で時間を過ごしました。この時間含めてとても良いおみせだなーーと浸りながらの時間は最高でした。
超ど定番のお店ですが、足を運んで本当に良かったです。パンケーキという食べ物の美味しさを理解することが出来ました。
シドニーでは肉をずっと食べてきましたが、一服の清涼剤のような店と食べ物で至福の時間となりました。
この年になってパンケーキのうまさを知る。何事も経験していかないと新しい自分は発見できませんね。それにしてもすごく良い店で驚きました。