長崎市にある変わった名前の喫茶店「ツル茶ん」は、一説によると長崎最古の喫茶店、いやそれすら飛び越えて九州最古の喫茶店と言われているお店です。
長崎市に出張・観光で訪れた際には歴史あるツル茶んでちょっと一息入れながら、名物の食べ物たちを楽しんでみてはいかがでしょうか。
創業大正14年の歴史は伊達じゃない。店内には歴史を証明する資料も掲示されていました。
ツル茶んの創業は大正14年(1925年)ということで、もうすぐ100年を迎える老舗の喫茶店です。
店内にはツル茶んが歩んできた歴史が長崎市の出来事共に記載されていました。
後述しますが、ツル茶んで食べるべきメニューである
- トルコライス
は、本当に発祥の店と呼ばれるお店が多いメニュー。年表を読み解いて正確な年数を補足しておきたいところです。
ちなみにツル茶んに掲示されていた資料を見るとツル茶んでのトルコライス提供は
昭和32年(1957年)
となっていました。他の元祖のお店との比較には覚えておきたい数字です。
ツル茶んで食べるべきメニュー1 トルコライス
ツル茶んは喫茶店ですが、黙ってコーヒー飲んで帰るのはあまりにもったいない。
古くから営業していることもあり、名物となっているメニューがありますので、せっかくなら雰囲気を感じた上でお腹も満たしてさらに満足して帰りたいです。
そんなツル茶んで食べるべきメニューの一つ目は
長崎名物の「トルコライス」です。
トルコライスの元祖・発祥をうたうお店は数多くありますが、ツル茶んもその中の一つですから食べておかねばなりません。
伝統的な店では珍しくトルコライスに限っても非常にメニュー数が多いのが特徴です。
見れば見るほど悩みますが、私は「昔懐かしいトルコライス」を頼みました。
元祖・発祥グルメ食べ歩きで、長崎のトルコライスは本当に元祖・発祥を主張するお店が多くて困る食べ物の一つ。
トルコライスの名前の由来も諸説あるのですが、ツル茶んの主張によると
- パスタ ⇒ 欧州
- ライス ⇒ アジア
- その間にあるカツ ⇒ トルコ
らしいのですが、釈然としません。カレーの扱いが雑です。
とはいえ、歴史あるお店で食べる長崎名物は気分が良いです。確実に食べておきましょう。
ツル茶んで食べるべきメニュー2 ミルクセーキ(長崎タイプ)
もう一つの食べておくべきメニューはミルクセーキです。
ミルクセーキなのに食べておく?と感じた方、カンが良い。
でも実際にツル茶んにてミルクセーキを頼むとわかってもらえるのですが、これは飲物ではなく、食べ物です。
液体ではなく、半固体のような状態で提供されますので、かき氷と液体の中間のような食べ物です。
このミルクセーキもツル茶んは元祖・発祥の店の可能性が高いと言われています。
創業大正14年(1925年)、九州最古の喫茶店として開業。
「元祖 長崎風ミルクセーキ」は、食べるミルクセーキとして創業当初、ツル茶ん初代が考案。出典:長崎旅ネット
トルコライスを食べたらデザートも食べたくなると思いますので、ミルクセーキを頼んでさっぱりしてしまいましょう。
注意点としては、サイズがでかい事。
通常タイプとハーフタイプがありますので、かなりの大食漢以外はハーフタイプを頼まれたほうが良いと思います。
おいしいのですが、さすがに同じ味を続けて食べていると飽きてきますので。
古くから愛されている地元のお店という感じで非常に居心地が良かったです。(利用時空いていたからかも)
長崎市は美味しいグルメがたくさんあるので、選択肢が豊富すぎて困るのですが、このツル茶んもおすすめできるお店の一つですので、是非長崎出張の際に利用してみてください。