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修善寺に出張したら安兵衛で「ズガニうどん」食べてみよう。狩野川の川の幸が最高にうまかった。

静岡県伊豆市にある修善寺。

歴史が好きな人も、夏目漱石が好きな人も、温泉が好きな人も「おっ!」と反応してしまう人ですが、悲しいかなそんな場所に出張でいくことがあるならば、美味しいモノでも食べていないとやっていられません。

そんな悲しき出張族におすすめするのが、修善寺にある「安兵衛」

この安兵衛では目の前を流れている狩野川の川の幸を余すことなく食べることができます。地元の人で賑わう人気店の一角を拝借し、修善寺の川の幸に舌鼓をうってみてはいかがでしょうか。 

 

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安兵衛を利用するには、修善寺温泉付近なら非常に良い。宿泊ホテルによっては車必須。

 

おすすめしといて何ですが、安兵衛を利用するにはいわゆる「足」が必要になる人も多くいると思います。

 

宿泊しているのが修善寺温泉や修善寺IC近くのホテル・旅館であれば問題ないのですが、

マリオットやラフォーレに宿泊している場合は、車での大移動が必要でした。 

 

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何を隠そう私がそうだったので一応お伝えしておきます。

 

安兵衛の駐車場は店の隣(というより建物内)に数台止められるのと、店を通り過ぎて差左折してすぐの場所に空き地があり、そこが駐車場となります。

 

台数に限りがあるので、お店に確認してから向かったほうがよいかもしれません。

 

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↑この看板をこえて丁字路を左折。すぐに空き地があるのでそこが駐車場です。

 

 

食べるべきメニューがたくさんあるのでご紹介。ズガニうどん、鮎、あまご。この辺りを是非食べたい。 

 

軽くサクッと食べて終わるつもりでしたが、とても美味しかったのでついつい食べ過ぎてしまいました。

 

安兵衛は割烹となっていますが、雰囲気としては街の居酒屋的なお店かな?と感じました。美味しそうなメニューがたくさんあって、お酒を飲む人は最高だろうなと横眼で見つつ、車の運転があるのでオレンジジュースで我慢しました。

 

ただし、お酒を飲まなくても楽しめるメニュー多数です。

 

まずおもしろさと美味しさが同居するメニューとして

 

「ズガニうどん」

 

をプッシュします。

 

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↑安兵衛のズガニうどん 

 

ズガニとは藻屑蟹(モズクガニ)のことです。私もモズクガニって名前だけ知っていましたが、実際には蟹のハサミの部分に「毛」が生えている蟹なんですね。しらなかった。

 

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このモズクガニは上海ガニ(チュウゴクモズクガニ)と同じ

目 :エビ目

亜目:カニ下目

科 :イワガニ科

 

ということで、大変味も似通っており美味と言われております。

 

安兵衛のズガニうどんはこのモズクガニから濃厚な出汁をとり、そこにうどんがぶち込まれている珠玉の逸品なのです。

 

とても美味しかったので、敬意を表してズガニうどんからズガニさんを取り出して並べてみました。(蟹は身を食べるというよりは出汁となっているだけなので)

 

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手に大量のモズクのような毛が生えていることがわかります。初めて見たので驚きましたが、食べてしまえば最高の逸品でした。

 

安兵衛でさらに食べ進める狩野川の幸。あまごの刺身と塩焼き。

 

ズガニうどんも美味しかったのですが、それ以上にインパクトを残したのが川魚の

  • アマゴ

です。この二つは恐ろしい美味しさでした。

 

特にアマゴの刺身は、私の人生で食べた川魚の刺身で一番おいしかったかもしれせん。

いや、たぶん一番おいしかった。

 

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川魚特有の臭みが一切なく、適度に脂ののった刺身でした。そして、歯ごたえがやばい。コリコリともゴリゴリとも表現できますが、噛むたびに刺身が口の中で暴れます。 

おそろしい、このアマゴの刺身は恐ろしかった。

 

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鮎も食べたかったのですが、強烈にあまごをプッシュされたので、焼物もアマゴにしました。

こちらも淡白な味わいの中に旨味がギュッと凝縮されており、とてもおいしい。刺身でも臭み感じないのですから、焼いてしまえばさらに旨味だけ。無心そして無言で食べつくしてしまいました。

 

うどんと刺身と焼き魚を食べてお腹一杯。大満足でした。

 

 

注意点1 安兵衛の川の幸にはもちろん旬があるので、食べられる期間が決まっている。

 

特に川魚系になりますが旬が決まっていますので、そこを外してしまうと食べることが出来ません。

 

ズガニの旬は9月~12月らしいので外してしまうようであれば、再度訪問日を設定しなおしたほうが満足度が高まると思います。

 

注意点2 川から取っているので、取れなかった日はもちろん無い。

これも仕方がない事ですが、釣りの名人である店主が吊り上げられない日々が続くと、魚たちが枯渇する状況も稀にあるようです。

 

こればかりは仕方ない。ハードラックとダンスしてしまった自分を恨むしか無いです。

再度の修善寺出張・旅行の際に狙いを定め直し出直すしかありません。

 

 

注意点2 カウンター席は座る人が決まっているらしい。

 安兵衛を利用している中で、隣の席の地元の方々と仲良くなったのですが、店の暗黙のルールのようなものを教えていただきました。

カウンター席は定位置があるようで、地元の人が座ることが多いようです。

たしかに私はカウンターが開いているのに座敷に通されました。

良いのかな?と思っていましたが、カウンターに座らないほうが正解のようです。

 

これは、お店の人が順に席に案内してくれますので、それに従っておけば間違いは無いと思います。

 

 

 

修善寺っぽいものを食べたい!地元の人が愛する美味しいモノを食べたい!という人には、この安兵衛はおすすめですので修善寺出張・観光の際に食べてみてください。

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