アニメなどでは見ることが多い、水陸両用機。水上に浮かぶ姿から一転加速し空に飛び立っていくその姿を小さいときからフィクションとは言えよく見ていたことから、一般的な乗りものなのかな?と思っていましたが、大人になってからはほとんど見たことがありません。
この誰もが一度はあこがれたであろう水陸両用機に乗れる場所が、日本では唯一、広島県の尾道市にあります。
水陸両用機とはどんな飛行機か?離着陸を水面で行う飛行機です。
水陸両用機がイメージ湧かない場合は下の画像をご覧ください。
↑ベトナムのハロン湾で飛んでいた水陸両用機
漫画やアニメ、もしかしたら映画などで一度は見たことが有るのではないでしょうか?
出典:紅の豚
スタジオジブリの作品、「紅の豚」でも主人公のマルコ含め乗っている飛行機は水面にも着陸できるタイプの飛行機でした。
もちろん陸上にも着陸できる(はず)なので、水陸両用機だったはずです。
素晴らしく好奇心をくすぐられる飛行機に乗ることが出来る会社が日本には一つある様です。
水陸両用機に乗れるのは、広島の尾道にある会社せとうちSEAPLANES
自分で保有しているケースを除き、水陸両用機に日常的に乗れる会社は広島県の尾道市にある 会社せとうちSEAPLANESという会社になります。
この会社は、2016年8月から水陸両用機による営業を行い始めていますので比較的新しいサービスだと思います。
2016年8月より、日本で半世紀ぶりとなる水陸両用機の営業運航をスタートしました。拠点は、広島県尾道市にあるオノミチフローティングポート。
日本では半世紀ぶりと書いてあるので、水陸両用機は認知度に対して搭乗したことが有る人は少ないです。
お金を払えば乗れるなんて非常にありがたいですね。
株式会社せとうちSEAPLANESでは、尾道を中心に広島・岡山・島根・高知・愛媛などへの運行がされています。
会社のHPを見てみると、尾道市を中心に多くの都市に向けて飛行されているように思いますが、
もっと見てみると日常的なサービスは遊覧飛行が多いように見受けられます。
定期遊覧便として、尾道から飛び立ち瀬戸内海を眼下に見下ろしながら飛行する
- せとうちディスカバリーフライト
- 鞆の浦・福山歴史探訪フライト
が紹介されています、どちらも遊覧飛行です。
また、期間限定で行われているのは島根県の中海の方に飛んでいく遊覧飛行だったりしました。
あくまでも足ではなく、遊覧飛行がメインです。
尾道から出発以外となるとチャーター便となります。広島空港には国内線で広島空港に降り立った人がそのままチャーター便に乗れるように専用のカウンターやラウンジの用意も有ります。
↑広島空港にも株式会社せとうちSEAPLANESの専用カウンターが有ります。
お金を無視してチャーター便を利用すれば、通常1時間ほどかかる広島空港から尾道までの移動が、わずか15分ほどで完了してしまうようなので、すごいお金持ちの人は選択肢として持っていても面白いかもしれません。
なかなかチャーター便は、、、という私を含めた人たちは素直に尾道にて観光での遊覧飛行利用が現実的だと思います。
料金は遊覧飛行は思ったよりも安いかも。WEB申し込みで割引があるのでお得。
気になる料金ですが調べてみると思ったよりも安いのかな?と思う料金設定でした。
2017年のプレスリリースを見ると、異なる料金が記載されていて混乱しましたが、現在の予約フォームで予約まで進むと、上記の料金携帯でしたので間違いないと思います。
(たぶん、サービス提供当初より少し短い時間のコースを基本として料金を下げたとみられる。たぶん。)
約40分ほどの遊覧飛行となりますが、思ったよりも安くありませんか?税込20,000円で水陸両用機に乗れるなんて非常にそそられます。
期間限定の「しまねジオフライト」も同価格帯の設定です。
期間限定で行っている島根県方向への遊覧飛行もほぼ同じような価格設定でした。
チャーターするのは40分・20万円から。
やはりチャーターするとなると一気に値段が上がったように感じてしまいます。
40分の貸切で平日20万円からの利用となります。
飛行機の定員はパイロット席を含めて10席ということですので、乗客として乗れる人数はMax8名ほどになるはずです。
記念日などで利用される方が多いようなので、ご自身の計画によってはチャーターして飛行機の中でワイワイ出来るのはメリットだと思います。
遊覧飛行以外にも水陸両用機のメンテナンスなどのビジネスを手掛けているようですが、やはりどうせなら素晴らしいサービスは乗って応援したいと思います。
予定を組んで搭乗してきたいと思います。
あこがれの水陸両用機に乗れるサービスがあるのは知りませんでした。尾道に足を運び是非乗りたいと思います。近くに住んでいる方はうらやましいです。