箱根の強羅にあるホテルインディゴ箱根強羅に宿泊し、併設されているレストランにて食事を複数回してきました。
結果、お伝えしたいことがあります。
このホテル、食事がとにかくおいしかった。メニュー数こそ少ないですが何を食べても満足感が高く、特に最大の売りでもある「薪で焼いた肉」は、薪で焼くのが良いのか肉が良いのか、シェフの腕が良いのか、はたまたすべてが良いのか分かりませんが、素晴らしい料理でした。
インディゴ箱根強羅にて食事をする際の参考にしてみてください。
インディゴ箱根強羅のレストラン「RIVER SIDE KITCHEN & BAR」のスペシャリテは「薪のグリル」
インディゴ箱根強羅のレストランは「RIVER SIDE KITCHEN & BAR」という名前です。
このお店を利用する際に確実に食べてほしいのは、店のスペシャリテでもある(たぶん)薪のグリル。
これを食べなければ話が始まりません。
熱源としてガス・炭はよくありますが、薪を用いたお店は非常に珍しいです。
私も肉を食べ歩いていますが、都内で2店舗しか薪利用の店は利用したことがありません。
個人的には、「薪」を使ったほうが肉が美味しくなる理屈はまだ理解していないのですが、とにかく食べてみたら美味しかったので、インディゴ箱根強羅では、薪のグリルを食べることを激しくおすすめします。
肉を中心に薪のグリルは用意されていますが、値段が結構お高め。しかし満足感は半端ないと思います。
スペシャリテであろう薪のグリルの中でも食べなければならないのは、
- 30日間熟成リブアイ
- 30日間熟成サーロイン
なのだと思います。
しかし、残念なことに私が食事した日程では全て品切れ。
ホテルのスタッフの方の話から推測すると、この熟成肉は外部から仕入れているようでそれが品切れ後入ってきていなそうです。
残念すぎます。
代わりに食べたのは、
- 足柄ビーフフィレ肉
- 足柄サーロイン
の二つを食べてみました。
足柄ビーフという牛が「足柄牛」であるならば年間出荷頭数約250頭の珍しい牛肉です。
エイジングビーフが無くて残念ではありましたが、足柄ビーフも食べてみたかったので、これはこれで嬉しかったです。
薪のグリルで食べる足柄ビーフのサーロインとフィレは甲乙つけがたし。どっちも食べて!
サーロインもフィレもどちらも食べたのでおすすめを決めようと思ったのですが、結論無理でした。
どちらもそれぞれおいしい、そしてそれが飛び切りおいしい。
↑サーロイン
サーロインは脂分がくどくなく、サシが入っていて脂分が多いはずなのにさらっと食べることが出来ます。
薪の効果なのでしょうか?しっとりとした肉が口当たり抜群でたまらないのと、焼目は香ばしくしっとりとの対比が素晴らしいです。
付け合わせはナスなのですが、何故にナス?と思うのですが非常に美味しいナスで肉とあっています。
フィレはサーロイン以上にしっとり感が高く食べやすいです。
よく、フィレとは名ばかりの?肉が巷には跋扈していますが、このフィレは違いました。
柔らかさと肉の旨味が同居しているなかなかに出会うことが無いフィレ肉で、これは一食の価値があると断言できます。
サーロイン250g フィレ肉180gと合計しても430gしかありませんから、ワンポンドほどの量にしかなりません。お肉が好きな人はどちらも頼んで交互に食べて幸せをかみしめましょう。
レアがレアだった、これはレア。個人的なソースのおすすめも。
画像を見てもらうと、少し生な状態すぎるように感じますが、食べてみるとしっかりと肉に火が入っている生でした。
世にあるレアとの名ばかりの中身が生なブルーとは一線を画す仕上がりでした。(ブルーはブルーおいしいですが)
↑レアとブルーの違いを知りたい方はこちらをお読みください。
ソースはサーロインとフィレにて別々のソースを頼んでみました。
- サーロイン 山椒のソース
- フィレ 赤ワインのソース
これが大正解でした。サーロインに対しては山椒のさわやかな風味が、フィレには濃厚な赤ワインソースがピタリとハマり非常に美味しかったです。
肉だけではなく海老と魚も食べてみた。その結果、やはり肉がおすすめ。
あまり肉が美味しかったので、肉だけではなく別の日はロブスターと鯛を食べてみました。
↑私が食べる海老さんが薪で焼かれています。
ロブスターと鯛もそれぞれ美味しかったのですが、肉のインパクトには及ばない。それほどまでに肉が美味しいのです。
ホテルインディゴ箱根強羅に宿泊したら、ホテル内のレストラン「RIVER SIDE KITCHEN & BAR」を利用することを強くおすすめします。
特にディナーで薪で焼かれた肉を食べて最高の体験をしてみてください。