イエローナイフに遊びに行ったのならば、超有名店ですがやはり Bullock's Bistro(ブロックス ビストロ)には是非行っておいたほうが良い!という結論となりました。
この店、一度行ってみたらわかるのですが、超いかした店&店員で、そして肉も魚も野菜もパンも美味しい!という奇跡の店なんです。
Bullock's Bistro(ブロックス ビストロ)は、オールドタウンというホテル群からは離れた場所に在ります。
イエローナイフには多くの日本人がオーロラを見に行くことが多いと思います。大体の人がツアーに参加してのオーロラ鑑賞だと思うので、その場合はイエローナイフの中心地にあるホテル群に宿泊し、その周辺で食事を済ませることが多いと思います。
是非、利用してほしい Bullock's Bistro(ブロックス ビストロ)は、ホテルが並ぶエリアからは少し離れた、オールドタウンという場所に在ります。
しかし、安心してください。歩いて行っても片道20分ほどですし、何より一本道ですので、迷う事は無いと思います。
↑とても寒いですが雪が少ないので歩きやすいと思います。
更にオールドタウンに向かう道の途中には、比較的大きなお土産屋もあるので寒い場合もお土産屋に寄れば寒さを一度リセットできますし、なによりお土産購入できるので嬉しいですし、非常に都合が良かったりします。
↑Gallery of the Midnight Sunがお土産屋です。
とはいえ冬のイエローナイフは-30℃よりも冷え込んだりしますので、どうしても不安な人はタクシー利用で向かっても良いかもしれません。
バスでも行けますが、バスの時間を調べると1時間に1本ぐらいの割合だったりして結構大変そうだったので、私は徒歩で行きました。
英語話せる人は予約をしたほうが無難。人気店なので人が続々とやってくる。営業時間はアバウトなので運頼みの部分もあり。
Bullock's Bistro(ブロックス ビストロ)を利用する際に、英語が話せる人は確実に予約をしていったほうが良いと思います。
私は全然英語出来ないので、予約なしで突っ込んでみ運よく入店することが出来ました。
しかし、入店直後から予約なしの人がたくさん来て入れずに外で待っている人もいました。
席が少ないレストランですし、ホール担当・調理担当合わせて2人のお店ですので、時間もかかります。
出来ることならば予約をしてみましょう。
予約が取れない人はオープン時間を狙って行ってみるのもよい。
私はこの方法で入店しました。お店がオープンする時間を狙っていきました。
営業時間はWEBで調べる限りは12:00からのオープンと書いてあったのですが、私が利用した時は11:45には既に開いていました。
試しに店員に声がけしてみると予約なしでも大丈夫!とのことでしたので、そのまま入店させてもらいました。
ついていました。
いかしたお店といかした店員。とても良い雰囲気がまず食欲を駆り立てる。
お店に入るとまず驚くのが内装だと思います。もう店の至る所に名刺や各国の紙幣、そして落書きがされており、混沌としています。
観光地の人気店!という感じがしませんか?
店もいけてますが、個人的にはこのお店が人気店なのは店員さんが更にいかしているからだと思います。
勝手に写真を撮るわけにはいかないので、イメージをお伝えしますが、私が勝手に感じたイメージは
漫画の「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」の二人です。
出典:ヤングマガジン公式サイト
この二人を陽気にした人たちが店員をやっています。ホール担当の女性は非常に愛嬌があり、予約なしのお客様でも嫌な顔しないで対応してくれますし、調理担当の女性は「これはうまい料理をつくる」と見た瞬間に確信が持てます。
イケてる二人が運営するイケてる店、それがBullock's Bistro(ブロックス ビストロ)でした。
とにかくこってりとした味付けは癖になる。バターの消費量が半端ではない。
Bullock's Bistro(ブロックス ビストロ)の料理は一言で言うと「こってり」これに尽きます。通された席が調理台前のカウンター席だったので、調理する場面を見ることができたのですが、とにかくバターの使用量が半端ではない。
まず出てくるパン。このパンも非常においしかったですが、もちろんバターが添えられています。
というより、店内で焼いているこのパンは出来上がった瞬間に表面に大量のバターが塗り付けられていました。
そこからさらにバター。おそろしい。
パン以外の食べ物も濃いめの味付けが基本ですので、もしかしたら薄い味が好きな人には濃すぎるかもしれません。その点だけはご注意ください。
Bullock's Bistro(ブロックス ビストロ)は肉も魚もおいしかった。特に魚は食べたことがない食感でおどろいた。
少ない利用回数でおすすめメニューをお伝えするのも気が引けますが、私が食べた中でおすすめを上げるとするならば、それは実は「魚料理」です。
私は「肉」が好きなので、多くの飲食店では肉しかたべませんが、Bullock's Bistro(ブロックス ビストロ)にもう一度行けるのであれば、魚を食べたい。と思うほどに魚料理が美味しかったです。
上の画像はホワイトフィッシュのパングリルなのですが、出てきたときは大きさに驚いて、「食べきれるかな?」と不安になりました。
しかし、一口食べてみて驚愕。こんなにふわっと仕上げられた魚料理は食べたことがありませんでした。淡白なホワイトフィッシュの身に店独特の濃いめのソースがからまった、無心で食べ続けてしまいました。
これは、うまい!本当に美味しかった。
もちろん肉料理もたべました。私はバイソンの肉が食べたかったので、バイソンのステーキも食べました。
こちらもバイソン肉をグリルで豪快に焼き上げて、その上に特製のソースをたっぷりかけて出してくれます。
見た目は豪快なのに、こちらのバイソン肉もやわらくしっとりと仕上がっており、ソースと絡めて食べると絶品でした。
肉も魚も美味しい店ってなかなか無いですし、良い意味でいろいろと裏切ってくれる店でして、入店してからも楽しいし、食事しても楽しいし。イエローナイフに行ったらもう一度利用したい!と強く思っています。
一応オーダー時の注意点をまとめておくと、魚系は
- グリル
- フライパンでのソテー
- フライヤーでの揚げ
の3種類の調理方法から選べます。※グリルは一部の魚だけですが。
私は「Pan Fried」を選びましたが、これが大正解だったと思います。
Deep Friedは魚にたっぷり衣をつけてフライヤーで揚げていました。このころもたっぷりなタイプも美味しそうでしたが、たぶん油の取りすぎで途中で苦しくなるはず。Deep Friedの驚異的な調理方法Pan Friedを選んでよかったとホッとしました。
肉に関して言うと、以前はエルクのステーキなどもあったうですが、今はメニュー表は塗りつぶされております。
バイソン肉は品切れにならない限りは食べることが出来るようです。
最後に、オリジナルのドレッシングも相当美味しかった。
野菜をほとんど食べない私も、残さず野菜を食べたのは理由があります。それはオリジナルのドレッシングが本当に美味しかった。
たっぷり野菜にかけて食べたら、とにかく甘くて味が濃くて最高でした。全ての料理が味が濃く、甘さを感じる独特な味付けなのですが、店の雰囲気と店員さんのビジュアルと全ての要素がからまって、最高においしいレストランとして機能していました。
なかなかイエローナイフに行くことは無いと思いますし、そのなかでオールドタウンまで行くのは大変かもしれませんが、時間をつくって利用しておきたいおすすめの飲食店です。