イエローナイフにオーロラを見に行ってきました。利用したツアーは定番ツアーのオーロラビレッジツアー。
ツアーの内容に合わせて、オーロラだけではなくお土産購入やイエローナイフのグルメなどもできる限り堪能してきましたので、タイムテーブルに合わせて私の行動をお伝えさせていただきます。
イメトレしてイエローナイフでの時間を最大限活用してみてください。
※私はバンクーバーからのエアカナダExpressにて移動しています。ドンピシャの人はそのまま、違う飛行機の人は情報を切り取って活用ください。
1日目15:33 空港到着。ツアー参加者はイエローナイフ空港への出迎えも在ります。赤いダウンを着ている人がオーロラビレッジツアーの人です。
バンクーバーからイエローナイフへの移動はエアカナダを利用しました。到着時刻は15:33です。
不安な待ち合わせですが、オーロラビレッジツアーはすごくわかりやすいです。
イエローナイフ空港にて飛行機を降り、荷物を回収する場所(バゲージクレーム)に行ったら赤いダウンを着ている人がいるので、その人がツアーの人です。(冬季の場合)
↑イエローナイフ空港のバゲージクレームには白熊がいます。
定番のツアー名の看板も持っているのですぐにわかると思います。
1日目16:40 ホテル到着。到着後は確実に防寒着のサイズ確認を行いましょう。
空港からは、担当者から注意点などの説明後にバス移動となります。
私が宿泊したのはクオリティーインというホテルです。
クオリティーインは市街地にあり、またオーロラビレッジツアーを開催している会社からも近い場所にあるので便利でした。
チェックイン手続きもツアー会社が行ってくれるので非常に楽です。
ホテルについたら一番最初に行う事はレンタル防寒着のサイズや破損状況の確認です。
破損やサイズ違いなんて起こらないでしょうと私も思っていましたが、実際に私はズボンのサイズが大きすぎてウエストが閉まらない状態だったので、交換してもらいました。
ツアー会社の対応時間が17:00迄と説明を受けていたので、急いで交換しに会社に行きました。海外にいるときは電話受けたくないので、電話対応できないようにしていたのが裏目に出て直接会社に走ることとなりましたが、電話対応もしてくれますので落ち着いて対応してください。
サイズ交換よりも怖いのは破損です。ツアー会社のパンフレットにも破損した場合の賠償金額が書いてあり、ダウンなどは600カナダドルだったと記憶しています。
確認を怠って後日請求となっては悲しすぎますので、しっかりとチェックしましょう。
1日目17:00 夕食を食べに外出。早めに食べに出たほうが心のゆとりが持てます。
時期によっても若干異なる様ですが、私が利用した時のオーロラビレッジのツアー開始時間は20:20にホテルロビー集合でした。
集合時間までまだまだ時間があると油断すること無かれ、イエローナイフで利用したレストランは料理提供までに時間がかかるケースが多くみられました。
早めに店について、ゆったりと食べたほうが気持ち的に楽です。
私が利用した飲食店は「コヨーテ」、理由はホテルから近いから、バイソンの肉が食べられるからです。
↑クオリティーインから徒歩10分はかからない距離です。
↑コヨーテの食事内容はこちらをご確認ください。
他の選択肢があまりないこともあり、店内は非常に混み合っていました。また料理も全然出てこなくて焦りましたが、早めに食事に出ていたので焦ることなく利用できました。
1日目20:30 オーロラビレッジツアー出発。ホテルのロビーは混みあいます。
集合時間は20:30(たしか)ですので、遅れないようにロビーに向かいましょう。
ホテルのロビーは非常に混み合っています、椅子には座れないのですがエレベーターも1機しかないので大変です。
オーロラビレッジには専用のバスで移動です。移動時間は約30分。市街地からは大きく離れ山の中でオーロラを見ることとなります。
1日目21:00頃 オーロラビレッジ到着。初日はビレッジ内の説明有り。
オーロラビレッジに着くとティーピーと呼ばれるテントに移動します。
既にこのティーピーが並ぶ光景を見るだけでテンションが上がります。
ティーピー内には薪ストーブが焚かれており非常に暖かいです。
このティーピーは休憩所も兼ねており、長時間のツアーの中で何度もお世話になる場所です。
ティーピー内にてビレッジ内の説明と、外に出てオーロラを見る丘の説明などを合計20分ほどの時間をかけて受けることとなります。
出典:オーロラビレッジ
この説明が終わったら、日中のツアーを予約していない人はすぐにビレッジ内のギフトショップで、ツアーの予約をしに行きましょう。
既にツアーやビレッジ内の暖房付き観賞スペース(こたつ)の予約が行えます。特にこたつは数に限りがあってそして人気があるのですぐに埋まってしまいます。急いで予約に行きましょう。
※準備万端じゃなければ嫌だという人は、事前に予約しておくほうが無難です。
1日目24:00頃まで オーロラ鑑賞。とにかく寒いので防寒対策は完璧にしておきましょう。
情報によっては、「そんなに寒くないよ。」という情報もありますが、イエローナイフはマイナス40℃を記録する日もある場所です。
置いておいた魚が凍る寒さですので、とても寒い事は間違いない。
念には念を入れて防寒装備を充実しておきましょう。
↑防寒対策及びその他準備はこちらを参照ください。
丘でオーロラを待つも良し、ティーピー前の場所で待つも良し、オーロラが見えるかは運次第ですので、寒さに耐えながら楽しみましょう。
1日目25:00 ホテル到着及び就寝
イエローナイフ迄の移動もしていますし、寒い場所で大変な思いもしていますので、素直に寝ましょう。
寒い場所特有の現象ですが、かなりホテルの部屋は乾燥していますので、乾燥対策もお忘れなく。
↑ホテルの乾燥対策はこちらの記事をご覧ください。イエローナイフでもできる対策がほとんどです。
2日目10:00 朝食もしくは昼食を食べましょう。昼のオプショナルツアーに行く場合は時間が無いのでご注意を。
オーロラビレッジでのオプショナルツアーを組んでいる場合、ホテルからの出発が12:00~12:30の間となります。
この時間がもう少し遅ければ朝食兼昼食の選択肢が広がるのですが、、、残念です。
リスクテイカーの方におすすめなのは、テイクアウト及び店内でも食事ができる「スシノース」
営業開始時間が11:30なので本当にぎりぎりですが、間に合うと言えば間に合います。
リスク取りたくない人はA&Wにてハンバーガーがおすすめ。既に営業しているので、ゆったり構えることが出来ます。
もちろんハンバーガーもおいしいですが、体験したことが無い人に飲んで欲しいのはルートビア。
ドクターペッパーよりも薬くさい飲み物がこの世にあるとは思わないですよね?5倍ぐらい独特な味です。
2日目13:00 オプショナルツアーを堪能。犬ぞりは尋常じゃなく寒いのでご注意を。
オーロラビレッジ内のオプショナルツアーは以下のモノがあります。
- 犬ぞり体験 / CAN$95.00
- 犬ぞり操縦体験 / CAN$145.00
- かんじき体験 / CAN$95.00
- スノーモービル操縦体験 / CAN$95.00
- アイスフィッシング体験 / CAN$120.00
注意点は、犬ぞりが2種類あること!
犬ぞりでビレッジ周辺をぐるっと回るのは「犬ぞり体験」
実際に犬ぞりをコントロールできるのは「犬ぞり操縦体験」
私は犬ぞりを操縦してみたかったのですが、内容をしっかりと理解しておらず犬ぞり体験としてしまって悲しい思いをしました。
しかし、犬ぞり体験も素晴らしかったので良しとしています。
犬ぞりの注意点は2点。
一つはとにかく寒いです。極寒の中犬たちが元気よく走ってくれますので、体感温度がどんどん下がります。
一説には風速1mで体感温度が1℃下がるともいわれていますので、犬が元気よく走ってくれればくれるほど、楽しいのですが寒いのです。
鼻毛が凍ります。
二点目は犬が走りながらうんこするので、臭い瞬間が結構あります。マジで臭いです。
それを補って余りあるほど素晴らしい景色と体験が出来るので良いのですが、苦手な人はご注意を。
私は組まなかったツアーですが楽しそうだったのは、アイスフィッシング体験。
釣った魚を焚火で調理して食べてるんですよ。
なんで組まなかったのか後悔しました。
無料で遊べるアクティビティもある。ソリは最高に怖くて楽しい。
ツアーは16:30ほどまで続くので、一個しかオプショナルツアーを組んでいる場合は時間が余ってしまいます。
その場合でも無料で楽しめるアクティビティはありますのでご安心ください。
無料で楽しめるのは以下のモノたちです。
- 焼マシュマロ
- ソリ
どちらも無料でずっと楽しめます。
焼マシュマロは専用の棒にマシュマロを刺して焚火で焼いて食べます。
注意点はマシュマロを火に近づけすぎると焦げるのと、焚火の煙が臭い事です。防寒着はイエローナイフのツアーでずっと着る服なので、ここで煙にいぶされると結構つらいモノがあります。
ソリは自己責任の看板があるほどにスリルがあります。大きな滑り台があるので、そこまで専用の器具にのり人力で滑り降ります。
スピードがかなりでるので細心の注意を払いながら楽しんでください。
2日目17:00 夕食を食べましょう。予約なしで人気店を攻略。
オーロラビレッジのツアーからホテルに帰ると17:00頃になっていると思います。
私はここから予約が必要な人気店のオープン時間に合わせてそのまま移動して食事してきました。
トレーダーズグリルにて、ステーキをエルクのステーキを食べてきました。店では予約の札が各テーブルに立っていましたが、早く入店したので予約なしでも食べることが出来ました。
2日目20:20 再びオーロラビレッジにてオーロラ鑑賞。
初日と同様にホテルロビーに集合してツアーに参加します。
初日との違いはビレッジについてからの説明が無いので、すぐにギフトショップに向かい当日のこたつを予約できます。
私もコタツを利用しましたが、これは一言で最高です。
寒いイエローナイフの外気にさらされるのは首から上だけ。他は全て暖かさにつつまれます。靴を脱いでも余裕。手袋を外しても余裕。
とても素晴らしい設備でした。
2日目25:00 ホテルで就寝。防寒着はこの段階で返しますのでご注意を。
楽しかったオーロラツアーも2泊3日で組んでいる場合は、ここで終了となります。
ホテル到着後は防寒着の返却があります。ということで最終日は自分の服でイエローナイフの街を歩くことになりますので、オーロラビレッジツアーにて防寒着借りられるから。と自分の服装をしっかり準備していない場合は、ここで詰みます。
冬季にイエローナイフに行く場合は確実に自分の服装も防寒対策完璧で行くべきかなと思います。
3日目11:00 飛行機の時間まで自由行動。イエローナイフの街を散策。
ホテルのチェックアウトを済ませたら、空港への送迎までは自由行動です。
14:00ピックアップだったので(飛行機の時間は16:10)時間がある様で少し足らなかった感覚です。
私は徒歩でホテルから徒歩15分ほどの距離にあるオールドタウンに向かいました。
目的は食事です。
この日も12:00オープンのイエローナイフの人気レストランブロックスビストロに予約なしでオープン時刻を狙っての作戦を敢行してきました。
途中にお土産屋があることに気付き時間つぶしで利用したのですが、結果的にはこれが大正解でした。
市街地にあるお土産屋よりも大きなお土産屋で時間的猶予もあったため、ゆったりと買い物することが出来ました。
↑Gallery of the Midnight Sunがお土産屋です。
オールドタウンへ行く方はタクシー、バス、徒歩と選択肢がありますが、大した距離でも無いので、徒歩で街を散策しながらの移動も楽しいですよ。
お目当てのブロックスビストロは、WEB上の情報では12:00開店でしたが理由はわかりませんが、12:00前に入店出来て大満足です。
↑この店は是非体験しておいたほうがよい。魚料理が絶品でした。
イエローナイフの最後の食事にて素晴らしい一番素晴らしい食事が出来たと思います。とてもおいしかった!雰囲気が良かった!勉強になった!
食事後は凍った湖の上を歩いたりしながらイエローナイフをたのしみ、ホテルまで帰りました。
ホテルに戻って時間的猶予がある様でしたら、2日目に寿司を食べていない人は、自分のお腹と相談して寿司を食べても楽しいと思います。
3日目14:00 空港へ向けて出発。空港にて理解しました、イエローナイフ空港は劇的に混むので早めの移動がとても良かった。
最後はホテルのロビーでツアー会社の方にピックアップしてもらい、イエローナイフ空港に移動します。
実際に利用してみてわかりましたが、イエローナイフ空港は規模が小さいのにもかかわらず観光客が多いので帰りの便は非常に空港が混みあいます。
荷物検査も長蛇の列。私は何故か行列をとばして荷物検査の最前列に入れてくれたのですが、理由はいまだ不明です。(エアカナダのビジネスだったから?)
イエローナイフ空港にはラウンジが無いので時間をつぶすのも難儀しますが、売店でカナダドライでも購入してゆっくり待ちましょう。
2泊3日でオーロラビレッジツアーに参加してみて3泊4日でも良かったかな?と思っています。
2泊3日だと2日目の昼間にオプショナルツアーを入れざる得ないため、イエローナイフの街が散策しにくいのです。3泊4日にして、3日目の昼はツアーに参加せず街歩きも楽しめばよかったかな?と後悔しています。
これからイエローナイフのオーロラビレッジツアーに参加される方はご紹介した情報をもとに、悔いのない計画を立ててくれれば私の失敗もうかばれます。良いオーロラ体験を楽しんでください!