肉好きなら食べておきたい肉がアメリカ・カナダにはあります。それはバイソンの肉。
牛肉が食べられる人なら大丈夫、バイソンの味は牛肉+少しの野性味です。日本ではなかなか味わうことが出来ないバイソンを食べてみましょう。
アメリカ・カナダでは普通に食べることができるバイソンの肉。
日本に住んでいるとバイソンの肉を提供する店がほぼないため、なんだか特殊な肉だと思ってしまいますが、アメリカ及びカナダではバイソンを食べることは普通のことのようです。
そのため、多くの肉系飲食店のメニューで「BISON」の文字を見ることが出来ました。
広く食べられているという事は「美味しい」ということ。肉が好き!という人であれば人生で一度ぐらいは食べておいても損は無いのではないでしょうか?
アメリカ・カナダで食べることができるバイソンは、ヨーロッパのバイソンとは少々異なる種の「アメリカバイソン」となります。
ウシ科に属するので正に牛です。別名アメリカヤギュウということですので、名前からして荒々しさを感じてしまいます。
赤身主体のバイソンの肉。
バイソンの肉なんて日本では食べる機会がないため、どんな肉なのだろう?と生の状態で見てみたいなと思っていました。
バイソンのステーキを何店かで食べてみたのですが、その中の一つの店で幸運にも生肉の状態のバイソン肉を見ることが出来ました。
↑生の状態のバイソンの肉。見るからに美味そう。
見ていただいてわかる通り、バイソンの肉は「赤身」が主体。脂肪分が少ない肉となっています。
これは食べてみても納得で変な脂分がついていることはなく、噛みしめるほどに肉の旨味が出てくる美味しい肉でした。
赤身が多い肉なので、量については結構な量を食べることが出来ると思います。出来たら1ポンドのバイソンを食べてみたかったのですが、多くの店では250g~300gほどのカットが主流でした。
正直、肉は美味しいし食べたりないのですが、そんな時は複数の店舗を食べ歩けば問題解決できますので、何店舗も食べ歩いてみてください。
バイソンの肉は臭みがあるのか?全く臭みがないとは言いませんが、肉の風味程度のレベルです。
食べなれない肉を頼むと、気になるのがその肉は臭いのかどうか?だと思います。私もバイソンの肉を一口食べるまでは不安でした。
しかし、そんな不安は一口目で全て解消されました。
バイソンの肉は変な臭みは無く、ほぼ牛肉と同じ味わいです。すこーーしだけ、野性味を感じる匂いはありますが、あくまでも風味程度のレベルなので気にならないと思います。
また、たまたまかもしれませんが、バイソン肉を食したお店達の味付けが濃いめの味付けをしており、これも肉の臭みを感じさせない一因になっていたと思います。
↑記念すべきバイソンの一口目。
↑濃いめの味付けが多かったので肉の臭みを感じることは無かったです。
バイソン肉のステーキ、焼加減はミディアムレアをおすすめされました。
バイソン肉はステーキで食べることが出来るお店が多いです。
ステーキと言えば気になるのはバイソンの肉ってどんな焼き方が良いのだろう?と焼加減が気になると思います。
イメージとしてはしっかりと火を通して・・・と思っていましたが、お店から進められるのは多くの店で、「ミディアムレア」を進められました。
郷に入れば郷に従えでは無いですが、地元の人がミディアムレアをおすすめするので、そのまま頼んで食べてきましたが、これは大正解。
バイソン肉は決して硬い肉ではなく、思いのほか柔らかいのですが、赤身が多いためあまり焼きすぎると硬くなってしまうと思います。その点、ミディアムレアなら中心部はしっとりとした食感を残したまま食べることが出来ますので、非常にあった焼加減だと思いました。
↑10段階ある肉の焼加減を知りたい人はこちらをお読みください。
バイソンのステーキの値段。40カナダドル~50カナダドルほどで食べることが出来ました。
気になる値段ですが、多くの店で40カナダドル~50カナダドルほどの値段で食べることが出来ました。(私がカナダで食べてきたので、カナダでの参考価格となります)
日本円にすると5,000円ほどの感覚を持っておけば間違いないはずです。
この値段が高いか安いかは個人の感覚によるところですが、人生経験的な価値を考えると私はまったく高いとは感じませんでした。
地元のレストラン的な店で牛肉のステーキを食べても同程度の値段でしたので、牛肉のステーキを食べているのと同じような価格帯です。
bison若しくはbuffaloという文字がメニュー表に合ったらチャレンジしてみましょう。
バイソンは、
- bison
- buffalo
という表記でメニューに書かれていますので、カナダやアメリカにてこの文字を見つけたら肉好きなら確実に食べてみましょう。
赤身が好きな人なら後悔することは無いと思いますので。