何を食べても美味しい都道府県というのは、日本全国人数か所ありますが、鹿児島県もそんなグルメ都道府県の一つだと思います。
そんな鹿児島県を代表する食べ物のひとつ「鳥刺し」
折角であれば、鹿児島出張・観光にておいしい鳥刺しを食べたいと思います。
かごしま空港から歩いても行ける距離に、地元の人もおすすめしてくれた、鳥刺しのおいしい店として、「食楽々」(くらら)というお店があります。
すこーーしだけ、かごしま空港にて時間が有るときには、歩いて行ってでも食べる価値があるお店なので、朝引きの鳥を食べてみてはいかがでしょうか。
食楽々(くらら)はかごしま空港から徒歩15分ほどの距離。急いでいるなら車で2分なのでタクシー利用も有りかも。
食楽々(くらら)を利用する場合、少しだけ鹿児島空港からの距離が有ります。
徒歩で移動すると約15分
車で移動すると2~3分ほどの距離です。店舗には駐車場も用意されているので車でいっても良いかもしれませんが、人気店のため時間帯によっては駐車場が満車になっていることも多々あります。
車に乗れる状態の人でも、絶対に絶品鳥刺しを食べたいのだ!という人はタクシー利用でも良いかもしれません。
とにかく混んでいる食楽々(くらら)は予約していったほうが無難です。予約していないと定食のみの提供になることも有ります。
この食楽々(くらら)を利用するときの唯一の注意点は、
確実に予約してから訪れたいお店。
という点です。
予約しないでも、一人だったりするとカウンター席で食事できたりするのですが、席だけの問題でなく、提供できるメニューが変わってくるために、確実な予約が必要となります。
地元の人に鶏刺しのおいしい店を聞いて回ると、複数人からもこの食楽々(くらら)を教えてくれるのですが、その時にも「予約したほうが良いですよ」「混んでるからで当日だと厳しいかもしれないよ」と言われました。
↑一人だとカウンターに通してくれて食事を楽しめたりしますが、最大限に楽しみたいなら予約必須。
予約なしだと、提供メニューが「定食」のみとなる場合があります。定食メニューにも鳥刺しはあるので、一応食べることはできるのですが、多種多様な刺身を食べようと思っても、オーダーできなかったり、何より予約限定の鳥レバー(白レバー)といった限定メニューも有るため、予約が必要なお店となります。
という訳で、食楽々(くらら)に行く際には予約必須ですし、その際には鳥レバーを合わせて頼んでおくと、最高の体験ができるという訳です。
注意!鳥刺しはどんなお店で食べてもリスクがある食品。体調不良の時などは利用は控えましょう。
鳥刺しはちょっとグレーな食べ物と認識しています。
鳥の加工の仕方に「外はぎ」という内臓を傷つけないで肉をはぐ方法があるのですが、その外はぎをしたとしても、完全に安心な食べ物とは言えないのが現状です。
お店の中にも掲示物にて注意書きが書かれています。
鳥の内臓には元々、カンピロバクターという食中毒菌を保有しております。この菌を無くすには、中心まで火を通す必要があります。
- 体調のすぐれない方
- 生肉を食べなれていない方
- 抵抗力の弱い、お子様、お年寄りの方
などは発症してしまう恐れがあります。
自身の無い方はご遠慮いただきますよう、お願いいたします。
出典:食楽々店内掲示物
食事の際には、ご自身の判断が重要となります。
食楽々(くらら)は坂留精肉店という鶏肉専門の精肉店が運営する飲食店。朝引きの鶏肉は鮮度がすさまじい。
リスクを負ってまで食楽々(くらら)で鶏が食べたいのは、とても美味しいからです。そしてこの美味しい食楽々(くらら)の鶏肉には理由が有り、それは鶏肉専門の精肉店にて朝引き(朝に〆た)された鶏肉を提供してくれるからです。
牛肉や豚肉は屠殺したばかりのフレッシュな肉よりも熟成した肉のほうがうまみが強いとされています。
しかし、鶏肉は屠殺して捌いた瞬間から鮮度が落ちていくといわれ、新鮮なほうが良いとされています。
菌の繁殖などを考えても屠殺してから早いほうが良いに越したことは無いので、
専門的な技術をもった精肉店が、朝引きした鳥を直接提供してくれる。だから食楽々(くらら)の鳥刺しは美味しいのだと思います。
セットも良いですが、単品で鳥刺しをオーダーしていくのが楽しい。あまり食べたことの無い刺しも食べられるのは非常にうれしい。
食楽々(くらら)にて鳥刺しを食べるのであれば、個人的なおすすめは単品オーダーです。
通常鳥刺しと言えば、一つの部位だけを想像すると思うのですが、この食楽々(くらら)では多種多様な刺しを食べることが出来ます。
- 黒さつま鶏刺し
- 鶏刺し
- 砂ずり刺身
- ハツ刺身
- 黒さつまレバー刺し
- レバー刺し(予約のみ)
- 手羽刺し
- ぼんじり刺し
- アボカドと鶏のお造り
- なまつくね
ぼんじりや手羽の刺しなど他のお店では見たこともありません。
予約必須のレバー刺しも有ります。全部食べきるまでは死ねません。
鶏刺し、なまつくね、黒さつまレバー刺し、ハツ刺しを食べましたが、すべてが美味しくて順位がつけられない。
一人で食べ歩いていると泣けてくるのが、胃袋の限界による注文品数の少なさです。
本当は全メニュー食べたいのですが、胃袋がそれを許してくれません。
この日は、
- 鶏刺し
- なまつくね
- 黒さつまレバー刺し
- ハツ刺し
を食べました。
どれも素晴らしくて甲乙つけがたく、食楽々(くらら)にて食べまくってほしいです。
↑鶏刺し:甘い。醤油も甘いですが肉がそれ以上に甘い。噛んでいるとうま味がいくらでも出てくる美味しい鶏刺し
↑なまつくね:生でつくねを食べたら両親に怒られていましたが、この食楽々(くらら)では生で食べていいんです。臭みゼロのおいしい生肉
↑なまつくねは、二つのタレが出てきます。左側が醤油、右側が酢(たぶん)です。つくねを少しタレの中で崩して中まで浸透させるのがおすすめ。外側につけるだけよりもさらに美味しい。
↑黒さつまレバー刺し:こちらも臭みが無い鶏のレバー。
↑おまけでつけてくれたハツ刺し 食感が素晴らしくもっともっと食べたかった。
食楽々(くらら)は生肉だけでは無いです!チキン南蛮、唐揚げなども有名です。おすすめは、とりとろ炙り焼き。
複数人でかごしま空港周辺の飲食店を探している場合、もしかしたら中には生肉が苦手な人がいて食楽々(くらら)を利用できない可能性もあるかと思います。
しかし、食楽々(くらら)は新鮮な肉をしっかりと火を通して出してくれるメニューも有るので安心です。
有名なのはチキン南蛮。こちらは鶏刺しと共に食楽々(くらら)のキラーコンテンツとなっています。
個人的におすすめなのは、「とりとろ炙り焼き」
レア状態に炙られた鶏肉が大量に更に乗って出てきます。
こいつがとても美味しいのです。
柚子胡椒がついて出てきますが、出来たら刺しにつかったしょうゆなどが残っていると、味に変化をつけながら食べることが出来ます。
多くの鶏の炙りを食べてきましたが、これはレベルが高いなと感じました。
食楽々(くらら)で一人で食事をして、上記のメニューに焼酎を飲んで3,500円。驚異的なコストパフォーマンスです。
かごしま空港から徒歩圏内にある素晴らしいお店ですので、鹿児島出張・観光、そしてアイランドホッピング(JALの上級会員になるための飛行機に大量に乗る行為として使われたりします。)にてかごしま空港を利用される際には、是非利用してみてください。
鶏刺しは本当に自己責任が付きまとう食品なので、古くから食べているエリアでしか食べないことにしています。その分、ご当地にて食べるときには最高のお店で食べたいと思っているのですが、この食楽々も最高レベルのお店の一つにカウントされました。