最近多くのホテルで採用が進んできた、無料レンタルスマホ「handy(ハンディ)」
ホテルに宿泊していると、卓上に用意されており見かける事も多くなってきたと思います。
この無料レンタルスマホ「handy(ハンディ)」はどういう使い方が出来るのかをお伝えします。
無料レンタルスマホ「handy(ハンディ)」は2012年に香港のベンチャー企業がスタートしました。
完全に! 無料で! スマートフォンを利用できるサービスです。宿泊しているホテルに設置されているのであれば、積極的に利用して使い倒すほどに得するはずです!
無料レンタルスマホ「handy(ハンディ)」で出来る事。電話も無料!
handy(ハンディ)で出来ることをまとめております。
①国内への電話、一部の国へは国際電話が無料!
今の時代、アプリを使って当たり前になってきているかもしれませんが、それでもうれしいこの機能。国内、海外どちらも通話が無料となっています。
国際電話については、回線を購入している中国、アメリカなどの国に現段階では限定されるようですが、それでもありがたいサービスです。
②無料でのインターネット利用
handy(ハンディ)は無料でインターネットの利用が出来ます。通常のスマートフォンのようにWEBサイトにアクセスして閲覧することが可能です。
お手持ちのスマートフォンが通信制限がかかっていたり、外国人の方がWIFI環境を持っていない場合などは、非常に心強いですね。
言語選択がスタートの段階でありますが、日本語を選択すれば「いつもの」スマートフォンと同じように利用することが出来ます。
③アプリのダウンロードも自由。SNSも利用が出来ます。
インターネット環境にアクセス出来てもWEBサイトへのアクセスだけでは、使い倒す!ことは難しいです。なぜならいつものスマホでは多種多様なアプリを使って快適な環境を作っているからです。
handy(ハンディ)もそのあたりの事は考えてくれていて、アプリのダウンロードは自由に行う事が出来ます。
Android環境のため、、Playストアが利用可能となっています。
SNS系のアプリもダウンロードすることが出来ますので、アカウントにログインさえすれば、SNSの利用も自由自在です。
④ローカライズされた観光データが手に入る。
トリップアドバイザーも支援しているようですが、それだけではスマホでの普通の検索と変わりません。
これはビジネスモデルにもリンクしてくるのですが、周辺の情報コンテンツが提供される仕組みとなっています。
この仕組みはこれまで、入り込めなかった観光客やビジネス客の移動中の行動に関与できるという事ですから、多くの広告主から注目されています。
利用者側としては、一般的な検索データだけでなく地域でのおすすめ情報を手軽に手に入れることが出来ますので、便利な機能と言えます。
⑤利用後は、個人情報完全消去。安心の仕様になっています。
これは、使えるという話ではないですが、利用者側には安心な作り。
利用後の個人情報は完全消去されます。検索履歴や、ダウンロードしたアプリなども一切合切消去されますので、他の人に利用履歴が確認されることはありません。
ただし、利用中のデータは収集しビックデータ活用しているようなので、検索履歴などは利用中に吸い上げられていると思われます。
まあ、変な検索をしなければ。。。という話ですし、それを用いて個人を特定して。という用途でもありませんので、個人的には気にしませんが。
「handy(ハンディ)」の危険性は?安全安心の理由。
こんなにも便利なhandy(ハンディ)ですが、便利すぎると逆に「危ない・危険」という考えが出てくると思います。
これはhandy(ハンディ)のビジネスモデルを理解しておくと、私達が無料で使える理由が理解できると思います。
月額980円のレンタル費用をホテル側は払っている。
まずは、基本利用料としてホテル側が月額980円/台のお金を払っています。
利用者である私達は無料ですが、それはホテルが料金を肩代わりしてくれているという事ですね。ありがたい。
handy(ハンディ)は、基本的にはこの月額利用料が収益のベースとなっているようです。
地域に合わせカスタマイズされた広告配信を行っている。広告収入がある。
観光のところでもお伝えしましたが、handy(ハンディ)内には広告が登場します。これが収益のもう一つの柱となっています。
広告と聞くと毛嫌いする人がいますが、地域でのおすすめ品や人気の飲食店などもしっかりと出てくるため、利用者側には有用な情報ともいえます。
観光地の情報などは検索する暇も省けますしね。
旅行中の人にダイレクトに情報提供できるという事は、非常に価値があるようで富裕層向けの情報メディアなども広告を出しているようです。
また、「handy」で配信されている「LUXOSシティガイド」は富裕層の読者を意識した情報メディアとなっている。クライアントも、大手マスブランドやハイブランドが多く、「富裕層向けのトーン&マナーを意識したメディアなので、ブランディングを行いつつも店舗への来店を促すようなO2O施策としての活用のされ方をしている」(岩田氏)とのこと。
出典: https://www.advertimes.com/20180410/article268518/
こういった広告が有るからこそ、私達が無料で利用できるわけですね。ありがたし。
将来的には、収集したデータ活用しての新しいビジネス等も検討されているようですが、現時点でも収益化できており、利用者の私達は無料で使えるという訳ですね。
handy(ハンディ)は安全・安心という訳ですね。
絶対にダメですが、handy(ハンディ)を盗んだらバレます。
これほど便利な、handy(ハンディ)なので、持って帰ってしまったらどうなるのか?という疑問がわいてきますが、シンプルに考えるとすぐにバレるな。という事が分かります。
ホテルにチェックインした段階で、偽名などを使っていない限りは氏名・住所の記入が宿泊台帳にされていますし、また、当たり前ですがGPSが内蔵されているため、盗難にあったhandy(ハンディ)がどこにあるかはすぐにわかる仕様になっています。
良からぬことを考えぬようにしてくださいね。
ビジネス利用の私達も積極的に活用してみましょう。
日本の handy(ハンディ)の利用率とその人たちの観光・ビジネスの割合がまとめてありました。
出典:https://www.advertimes.com/20180410/article268518/
多くの方が、レジャー・観光の際に利用しているようです。ビジネスの際の利用はあまりないようです。
しかし、我々出張族、サラリーマンこそ地方での接待の準備や、特産品の食事など活用しないわけにはいきません。
周辺にヒアリングしてみると、
なんとなく使っていない。
という人が大多数でした。今回ご紹介したようにメリットがたくさんあるhandy(ハンディ)ですので、ビジネスマンこそ使い倒してもらえればと思います。
もちろん、今のように観光にて使っている人もどんどん使ってあげてください。ホテルはもうお金払ってますから。
handy(ハンディ)は一度使ってみると、慣れます。
私もずっと使っていませんでしたが、データ容量が危ない時につかったらハマりました。是非食わず嫌いせず、つかってみてください。
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