ホテル泊が多いサラリーマン・出張族ですが、こだわる人は本当にマットレスの種類までこだわっています。これまで特にこだわりのない人も、折角最低でも一晩は体をやすめる相棒になるわけですから、宿泊するホテルのマットレスに気を使っても良いかもしれませんね。
そういっている私はどこでもどんな環境でも寝ることが出来る派です。しかし、最近年でしょうか?宿泊しているホテルによって朝の爽快感が違う事が多くなってきました。
これは、もしかしたらマットレスの種類も大きな影響を与えているかもしれない?
と思い初めまして、一覧化することで今後のホテル泊を更に良いものにしたいと思っています。
マットレスを売りにしている多くのホテルは3つのベッドメーカーに絞られる
ホテルのマットレスを調べていると、多く聞くメーカーが出てきました。
それは、シーリー、シモンズ、サータ です。
上記3メーカーはベッド・マットレス界では超有名ブランドですね。これ以外にもエアウィーヴ、日本ベッド、フランスベッド等も有りましたが、この3つのメーカーの頻度が多かったので、今回は3メーカーの採用傾向を見てみたいと思います。(日本ベッドなどは高級ホテル採用も多く侮れんです)
よくホテルが売り文句で使っている、「シモンズのベッド」です、「シーリーのベッドです!」と書いてありますが、果たしてこれらのメーカーはそれぞれどのホテルが採用しているかが気になります。
採用実績を見てみると傾向が表れて面白かった
シーリー(sealy):アメリカ
米国最王手のベッドメーカー。1881年創業。元々は米国のシーリー社が運営していたが、シーリー社がテンピュールに買収され、正式名称はテンピュール・シーリー社。
高級ベッドメーカーでシングルのマットレスだけで50,000円オーバーの価格帯。
シーリー(sealy)の導入ホテルは?
公式サイトに採用している宿泊施設のリストが有りますので確認したい人はURLから公式サイトをチェックしてください。
ざっと見てみるだけでも
- シェラトンホテル札幌
- ザ・リッツ・カールトン東京
- シャングリ・ラ ホテル 東京
- ホテル椿山荘東京
- シェラトン都ホテル東京
- グランドプリンスホテル新高輪 高輪
- ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ
- アマン東京
- パレスホテル東京
- 強羅花壇
- 熱海 ふふ
- ストリングス ホテル 名古屋
- 大阪マリオット都ホテル
- セントレジスホテル 大阪
- シェラトン都ホテル大阪
- ANAクラウンプラザホテル神戸
- 神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ
- シェラトンホテル広島
- ザ・リッツ・カールトン沖縄
等々。まだまだあるのですが、有名どころで且つ個人の好みでピックアップしてみました。
すごいホテル達が並んでます。アマンやセントレジスなどもシーリーのベッド、マットレスを採用しているようです。
また、SPG系は採用が多いです。個人的にはSPGが好きなので(何故かシェラトン)という事はシーリーのマットレスを好む可能性が高いのかな?などと妄想してしまいます。
リッツカールトンなども一部のホテルでは採用しています。
面白いのは、我々サラリーマン・出張族が日常的に宿泊できるようなビジネスホテル系では東京の「相鉄フレッサイン」のみが採用しているようです。
価格帯を調べてみても高額なホテルではありませんので、東京都内の宿泊でシーリーのベッド目当てであれば相鉄フレッサインをメインに宿泊しても良いかもです。
シモンズ(SIMMONS):元はアメリカ、今は独立して日本
シモンズの歴史は1840年のアメリカから始まっています。日本ではシモンズ株式会社という形で、1964年に設立され1987年に独立したようです。
こちらも高級ベッドメーカーでラインにもよりますが、シングルで50,000円越えもざらにあります。
シモンズ(SIMMONS)の導入ホテルは?
- ANAクラウンプラザホテル千歳
- 天然温泉 神威の湯 ドーミーイン旭川
- 八戸ワシントンホテル
- ANAホリデイ・イン仙台
- ホテルレオパレス仙台
- リッチモンドホテル仙台
- ANAクラウンプラザホテル成田
- 東京ベイ舞浜ホテル
- エクシブ箱根離宮
- リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉
- ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル
- 帝国ホテル東京
- ウェスティンホテル東京
- 東京ステーションホテル
- ザ・ペニンシュラ東京
- コンラッド東京
- 名古屋マリオットアソシアホテル
- エクシブ鳥羽別邸
- ウェスティン都ホテル京都
- ザ・リッツ・カールトン京都
- インターコンチネンタルホテル大阪
- ウェスティンホテル大阪
等々。
幅広い。それに尽きるのがシモンズ採用のホテルグループ達。
帝国ホテル、ウェスティンなどの高級ホテルが名を連ねたと思えば、ドーミインやワシントンホテルなどのビジネスホテル系のチェーンも入ってきています。
もちろん全部屋シモンズ!という訳ではないのだと思います。しかし、とても幅広く採用されているのは事実ですので、安定感があるのだと推測しました。
サータ(Serta):アメリカ
全米売上No.1の実績。先ほどのシーリーの米国最王手との違いに苦しみますが、切り取った場所によって評価が異なるのでしょう。
歴史としては、1931年に創業。日本国内の販売、製造はドリームベッド株式会社という会社がライセンスを保有し行っています。
シングルのマットレスで安くても50,000円~が多いようです。
サータ(Serta)の導入ホテルは?
- コンフォートホテル函館
- ドーミーイン札幌本館
- 三井ガーデンホテル札幌
- リッチモンドホテルプレミア仙台駅前
- ヒルトン東京
- ヒルトン東京ベイ
- ロイヤルパークホテル ザ 羽田
- 大阪空港ホテル
- ヒルトン大阪
- リーガロイヤルホテル(大阪)
- グランド・ハイアット・福岡
- ヒルトン福岡シーホーク
- ANAクラウンプラザ福岡
- オキナワ マリオット リゾート&スパ
- ヒルトン沖縄北谷リゾート
等々。
どのレベルまで採用ホテルに入れるかは各会社の判断なので、あくまで個人的意見ですが、高級ホテルの採用が一気に減って、ビジネスホテル系のチェーンが多くなります。
そんな中、ヒルトンはサータ一択のようですね。ヒルトンはサータ。テストに出るかもです。ビジネスホテルチェーンでは、コンフォートホテルはサータ採用が多いのも特徴だと思います。
もちろん、同一ホテルが全てのマットレスを統一しているわけではないので、〇〇ホテルに、サータとシモンズがある。という事もあると思いますが、公式HPに載せている情報を元に考えると、傾向が出て面白かったです。
まとめ
- 国内にある高級ホテルはシーリー採用が多し。
- ホテルブランドによっての偏りも暗記事項。ヒルトンはサータ、SPGはシーリーなど。
- ビジネスホテルチェーンでもベッドメーカーBIG3を採用している先は多いので、宿泊先の選定基準の一つにしてみても面白いかもです。
参考:他のマットレス採用実績