広島県の神石高原町には紙飛行機を飛ばすだけの建物「とよまつ紙ヒコーキタワー」があります。
童心に帰って紙飛行機をただただ飛ばすという休日も良いのではないでしょうか?広島出張の際に空いた時間があるのであればブレジャー先としておすすめです。
※Bleisure(ブレジャー)とはビジネス+レジャーを合わせた造語。ビジネス(出張)にて赴いた先で、休暇も楽しんでしまうという行動の事。出張休暇などともいわれたりします。
出典:神石高原町
すさまじい場所にあるとよまつ紙ヒコーキタワー。神石高原町は狙っていくしかない場所です。
広島県への出張は多くの方が広島市・福山市・呉市などのエリアに行くことが多いと思います。
この神石高原町は広島県の中でもかなりの内陸部にあり、確実に「よし行こう」と意思決定しないとなかなか仕事のついでに行ける場所ではないことをはじめにお伝えしておきます。
広島市からだと車で2時間以上
広島空港からでも車で1時間30分以上
福山市は若干近くて車で約1時間。
どれも素晴らしく遠いです。
本当に休日を利用したブレジャーでなければ寄ることはできない施設ですので、計画を立てるときにはご注意ください。
流石にこれは遠い!とあきらめかかた方は、福山市に紙ヒコーキ博物館があります。
こちらは紙ヒコーキを飛ばす施設では無いですが、いろいろな紙ヒコーキが展示されています。なかにはギネス記録を達成した「スカイキング」という形の紙ヒコーキもあり、自分の人生のなかでの紙飛行機最長記録を更新したい人には参考になるはずです。
※スカイキングはとよまつ紙ヒコーキタワーにいっても折り方からわかると思います。
入館料と引き換えに渡される5枚の紙が至上の楽しさをもたらす
このとよまつ紙ヒコーキタワー周辺には本当になにも無く、山の中にぽつんとのこの建物が立っています。
入館料は300円で、その料金と引き換えに5枚の紙をもらうことができます。この紙で紙ヒコーキを作成し、建物の上部から大自然に向けて紙ヒコーキを飛ばすことができるのです。
紙はサトウキビの繊維を用いた紙なので、そのまま自然に投げ込んでもOK、環境破壊など気にすることなく紙ヒコーキを飛ばすことができます。
最長記録は21分8秒 ちょっと意味がわからない記録です
とよまつ紙ヒコーキタワーのタワーは高さ15m、そして標高は663mに位置します。
ここから投げられた紙ヒコーキの最高記録はなんと21分8秒ものあいだ、空を飛んでいたそうです。
定期的に記録会などのイベントも開催しており、展望台から投げた紙飛行機は21分8秒の記録を打ち出しました。
休みの期間があるのでご利用の際には要チェック
とよまつ紙ヒコーキタワーは休業の期間があるので、利用の前には確認してから向かうほうが良いと思います。
車で1時間以上かけて向かって休館日であったら死んでしまいます。
12月~3月中旬までは休業しています。また水曜日と金曜日が休館日です。幸いに土日祝日は営業していますので、ブレジャーで利用する際には問題ないのがありがたいです。
JALの企画とも連携して紙ヒコーキを世に広めている施設ですので、飛行機好きな方も利用してみましょう。