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鹿児島県の郷土料理「酒ずし」は酒をどばどばかける不思議な料理

鹿児島県の不思議な郷土料理「酒ずし」をご存知でしょうか?お寿司なのにお酒がどばどばとかかった不思議な料理。

鹿児島市内でも郷土料理のお店にて食べることができますので、出張に合わせて食べてみてはいかがでしょうか?

 

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出典:霧島酒造株式会社

 

酒ずしは江戸時代に生まれた鹿児島県が誇る地元グルメの一つ

 

酒と寿司、一緒に食すことは多くあっても同時に食べることはなかなか無いこの二つが組み合わさった料理「酒ずし」は江戸時代に生まれた料理といわれています。

 

『酒ずし』の始まりは400年も続く伝統華麗なもの。島津の殿様が開いた花見弁当。宴会などの残ったごはんにお酒を桶に入れておいたところ、翌朝発酵して良い香りが漂う美味しい料理になっていたと言われている。また、かつて男性の立場が強かった鹿児島で、女性が花見の時に酒を楽しむために『酒ずし』を考えだしたという説もある。

出典:霧島酒造株式会社

 

江戸時代に当時の藩主であった島津義弘が花見の宴会を開いた際、女中が残った料理と地酒を桶に入れて一緒に置いていたところ、翌朝良い香りが漂っていた事が酒寿司の始まりとされる

出典:Wikipedia

 

残ったご飯にお酒をぶち込み一晩寝かせておいたもの、、、いくら良い匂いがしてもなかなか食べようという気にはならないものですが、最初に食べた人が素晴らしいですね。

しかし、実際に食べてみると不思議な味わいでクセになる美味しさがありました。

 

かけるお酒はいわゆる清酒ではなく、灰持酒(あくもちざけ)とよばれる特殊なお酒

 

はじめて食べたのは鹿児島市内のお寿司屋さんだったのですが、その際に「お酒をかけているんですよ」と説明されました。

そうきくといつも飲んでいる日本酒(清酒)をイメージしていたのですが、実際に調べてみると清酒ではなく、灰持酒(あくもちざけ)と呼ばれる地元のお酒をかけて仕上げていることが解りました。

 

この灰持酒(あくもちざけ)は酒別でみてみると「雑酒」となっていますので、明確に清酒とは異なります。

独特な甘味をもっていて、これだけで飲んでもおいしいのですが酒ずしにおいてもこのような特殊なお酒だからこそ、どばどばかけても不思議と味がまとまっているのだなと納得しました。

 

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車移動の人は飲酒運転になってしまいますので、ご注意ください。

 

おいしくてそして文化も知ることができて楽しい酒ずし体験ですが、この料理お酒を使っていますので、当たり前ですがアルコールが含まれています。

 

食べたらお酒を飲んだのと同義ですので車の運転はご法度です。飲酒運転になるはずですので、ご注意ください。

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