千葉県にて時間があれば是非とも利用してほしい焼肉屋があります。それが「ホルモン焼玉屋」
およそ飲食店とは見えない建物からは想像が出来ないレベルの肉とホルモンが皆さんを待ち受けています。
わざわざ足を延ばして利用したいと思わせる実力を持った焼肉屋ですので、全国の肉好きには是非利用してほしいです。
ホルモン焼玉屋は初めての利用だと確実にビビる。明らかに飲食店とは見えない外観。
私は、肉好きが高じて日本中の焼肉屋やステーキ屋、そして世界各国の牛と肉料理を食べ歩いていますが、このホルモン焼玉屋は自信を持っておすすめできるお店です。
千葉県の市原市、それも小湊鉄道・上総牛久駅という不便な駅が最寄り駅の為、なかなかなにかのついでに利用することは不可なのですが、わざわざ狙って食べに行っても満足はしてもらえると思います。
初めての利用の際に驚くのは、店の外観。
完全に飲食店の体をなしておりません。
以前は、看板が出ていたのでホルモン屋だという事がわかったのですが、台風で看板が飛ばされてからは、確実に初見殺し。
本当にこの場所であっているのかと不安になる見た目です。
しかし、勇気をもって足を踏み入れてみれば最高の焼肉体験をすることが出来る至極の場所なのです。
驚きは店に入ってからも続きます。完全に民家。しかし、これがいい味出しています。
外観で驚き、更に店に入ってからも驚くと思います。
この玉屋は完全に民家です。玄関(店の入り口)から店内に入るとそこには畳敷きの空間が広がっており、なんだか懐かしい雰囲気を醸し出しています。
(団体用の座敷も奥に在ります)
この段階でもまだまだ不安でしょうが、最高の体験までもう少しです。気合を入れて待ちましょう。
注意点としては、お店の中には飼われている「猫」が自由に歩き回っています。私は猫が好きですので、まったく気になりませんが、猫アレルギーがある人は大変だと思います。猫アレルギーの人はごめんなさい。諦めてください。
安い、安すぎる。どのメニューも食べた後に見返すと驚いてしまう料金設定。
このホルモン焼玉屋ですが、地代がかかっていないからでしょうか?建物に設備投資していないからでしょうか?
おそろしいほどの安価な料金で食事をすることが出来ます。
メニュー表を見ただけではわかりにくいかもしれませんが、是非玉屋で食事をし食べ終わった後に料金と提供された料理を組み合わせてみてください。
ありえないほどの安価な料金設定であることを痛感すると思います。
まずは焼肉からスタートするべし。ホルモン焼きに進んだら戻れないのでご注意を。
ホルモン焼玉屋を利用する上での注意点としては、カルビやハラミなどを焼くのは炭火+網、ホルモン焼きはジンギスカン鍋をもいる為、オーダーを交互に繰り替えすことはできません。
お店の人の効率も考えて、まずは焼肉系からまとめてスタートします。
個人的なおすすめは
- ハラミ(特上)
- レバー
- タン
となります。
おすすめ第一位のハラミ。
おおぶりにカットされたハラミは食べ応えもあり、そして何より脂がうまい。冷凍はしておらず、肉屋から来たものをそのままカットして提供しているようです。
毎回このハラミを食べるたびに、「他の店のハラミはこれより高くて、そして、、、」と悲しくなってしまうほどのインパクトがあります。
料金は驚異の1,100円。ちょっと考えられない料金設定です。
おすすめ第二位のレバー。
こちらも他の店では見たことが無いレベルでのおおぶりなカット。
レバ刺しが禁止される前は、レバ刺しも非常に美味しいお店だったのですが、このレバーはレバ刺しで使っていたものをそのまま切っていると思われます。
臭みが全くなく、大きくカットしているが故に表面を焼いても中はトロンとしていて、いくらでも食べ進めることができます。
こちらは料金が800円。。。
家の近くにあったら毎日食べに行きたいレベルで美味しいです。
おすすめ三位はタン、料金は900円。
タンは部位とカット的にはもっと改良の余地がありそうですが、そんな屁理屈を吹き飛ばすほどの塩コショウを大量に使ったジャンキーな味付けと、厚みのあるカットが素晴らしいです。
あーー、焼肉ってこういうモノだったよな。とかみしめるほどに初心を思い出させてくれます。
とにかくこれらの肉をこれでもかと網に乗せ焼きあがった瞬間に口にほおばり、更に肉を焼き、そしてほおばりと言葉を忘れて食べ進めてしまう店なのです。
食べていると完全に満足してしまうのですが、このお店の真骨頂は実はここからです。名物のホルモン焼を食べずして玉屋を語ることはできません。
肉が一皿一皿大盛りすぎてお腹一杯になってしまうという注意点がありますが、しっかりと最後のホルモン焼きを堪能するまでは席を離れることは許されません。
ホルモン焼は4人前ほどからジンギスカン鍋を用いたスタイルで食べることが出来ます。
名物のホルモン焼きは是非、ジンギスカン鍋を用いたスタイルで食べてほしいのですが、目の前でジンギスカン鍋を用いて食べる場合には4人前~のオーダーが必要になります。
2~3人前だと、厨房で焼いて出してくれるのですが、それではどうしても満足できないです。
以前は2人前でもジンギスカン鍋使っていましたが、最近は少量だと厨房での調理スタイルに変化しています。
↑これで食べるからおいしいのです。
前半の肉を食べすぎると、このジンギスカン鍋でのホルモン焼きにと到達できない可能性もあります。
再度念押ししておきますが、食のペース配分には注意しましょう。
千葉最強のブリブリのホルモンを堪能。これは、これはうまい。
勝手にこの玉屋のホルモンを千葉県最強のホルモンだと認定しているのですが、一緒に食事した人すべてが驚くので、おおむね間違いではないと確信しています。
チンチンに熱せられたジンギスカン鍋にホルモンを投入すると「ジューーーー」という得も言われぬ音が鼓膜に響きます。
ホルモンは、見たことないレベルで脂が付いているのですが、良いホルモンの条件である、「熱を入れても縮まない」を体現しており、焼きあがってもかなりの大きさを保っています。
脂分が多いのでくどいかな?と心配になると思いますが、一口食べればすべてが杞憂であったことが解ります。くどくなく、いくらでも食べ進めることが出来るのです。
前半の焼肉も最高においしいのですが、やはりホルモンまで進むとこのホルモンを食べるべきだなと確信します。
最初からホルモンをオーダーしてこれで腹いっぱいにしても満足感は最高に高いと断言しておきます。
お店の人に仕入れを聞いたら肉屋に「いいとこ頼む!」とだけ伝えているとの事。
あまりに肉とホルモンがうますぎるので、普段は聞かないお店の人に仕入れについて聞いてみたところ、驚きの回答でした。
長年使っているお肉屋さんに「いいところ頼む!」とだけ伝えて、持ってきてもらっている肉をそのまま使っているようです。
長期的な信頼関係がなせる業だと思います。やはり肉系は長期で良い肉を提供し続けている店がつよいですね。
秀逸なのはタレ。ニンニクが強烈なタレは不思議とあとを引く味わい。
以前にテレビ番組でも取り上げられていたのですが、ホルモン焼玉屋のタレは特筆すべきうまさです。
ニンニクが強烈なタレなのですが、不思議と後味はさっぱりしていて、濃厚ながら食べやすいです。
このタレに肉・ホルモンを大量に付けて食べるのが玉屋スタイルです。最高においしいです。
千葉出張のついでに利用してみたり、千葉県に多数あるゴルフ場の帰りに予約してみたりと、行こうと思えばいくらでも玉屋を利用する機会は作れると思います。
是非千葉に足を運んで最強のホルモン+焼肉を楽しんでみてください。