飛行機の中って慣れてくるとヒマを感じることが多々あります。最初は窓から見える雲海に興奮し、CAの方々の物腰柔らかい対応に感動し、いろいろとヒマにならない楽しみがたくさんあるのですが・・・
正直複数回乗っていると飽きる人が多いと思います。
国内線であればJALは機内Wi-Fiが無料、ANAも一部無料となりましたので、ネットで遊ぶという選択肢も出来ました。
飛行時間の短い国内線などではWi-Fiつないですぐ着陸という事もあり、それであれば昔ながらの「読書」というのも時間をつぶす手段としては有効です。
折角飛行機の中にいるのであれば、「飛行機」関連の読書で時間をつぶしてみてはいかがでしょうか?
おすすめの飛行機関係の本を紹介したいと思います。
パラダイス山元さんの本達
マイラー界の奇人。といったら失礼でしょうか。氏は年間1,022回という驚異的な飛行機への搭乗記録を持っており、毎年毎年ANAのダイヤモンド会員を継続しております。
1,022回も飛行機に乗れた種明かしも、本の中には書いてあるので、是非、読んでみてその理由を解き明かしてみてください。
・パラダイス山元の飛行機の乗り方
パラダイス山本さんが飛行機関連の本として出した書籍です。以前やられていたブログの内容を転記しているものも多いですが、それでも新たに加筆された情報や、書き直している情報などは飛行機好きなら唸る内容となっています。
「機内で書くことをルールとした」という事もあり、文章チェック以外は飛行機の機内で書かれたという、人類史上初めての本だと思います。(ちなみに文章チェックはラウンジにて行ったようです。)
羽のしなりをみて興奮さするために後部の座席を指定するなど、理解しがたい部分も多分に有ります。飛行機がとことん好きな人も、これから好きなる人にもあっている本だと思います。
この本はkindleでも購入できます。
・パラダイス山元の飛行機のある暮らし
シリーズの2作目です。
こちらも、「飛行機に乗ることを目的とした」パラダイス山本さんの異常な飛行機愛が淡々と描かれています。
正直、1作目のほうがインパクトは強い(というか、いきすぎている)と思うのですが、こちらも機内で笑いをこらえる事は必須の内容が詰まっています。
まだ、kindleにて購入できなかったはず。実物の本で持ち歩くのは大変ですが、機内で読むには良いサイズです。
・なぜデキる男とモテる女は飛行機に乗るのか?
これまでの本とは切り口を変えて、飛行機乗る事でのメリットが書かれている本。といっても飛行機の乗ることにメリットを見出したようにおのれを納得させているとも感じますが、飛行機好きならうなずく内容だと思います。
この3部作を読み終えるころには、年間搭乗が100回ほどではまだまだ飛行機好きとは言えないな。。と更なる飛行機搭乗への気持ちを高ぶらせてくれる本達だと思います。
飛行機漫画
飛行機、空港を舞台にした漫画たちも空の友として素晴らしい相棒となってくれます。
活字よりもサクサクと読めるので、短い搭乗時間でも読み切れるのと、よみやすさが故に忘れたころに何度となく読めるのが漫画の良いところですね。
・前略 雲の上より
主人公というよりは、その上司が生粋の飛行機(空港?)好き。ちょっとすかした主人公の桐谷君が当初は戸惑いながら、しかし、徐々に引き込まれていく姿がとても面白いと思っています。
私は、空港の展望デッキなどは巡ることは無かったので、よく行く空港たちが紹介されているのを見て、なんてもったいないことをしてしまったのだと後悔しております。次回以降は空港自体を楽しみたいと思います。
山口宇部空港の外に、あのような極秘スポットがあったとは・・・知らないというのは罪ですね。
・今日もヒコーキに会いに行く
構成が6つに分かれていて、幅広く飛行機の事を知りたい場合にもすごく良い本だと思っています。失礼を承知でいうと、この作者の方はマニアです。
序盤は飛行機撮影についての漫画です。各空港や撮影スポットでのエピソードやマニア的な会話が続きます。
個人的には5つ目の「自宅で楽しむ」のパートが好きです。
世の中の映画や漫画の場面を切り出し、航空マニアの視点での考察が書かれております。見たことある映画たちも本当のマニアの人たちから見るとこういった視点でみているのか!と驚く内容です。
題名で買ってみた本でしたが、とても良い本に出合えたと何度も読み返しております。
まとめ
- 飛行機内は読書に最適。読書灯もあるしエンジンの適度なノイズが集中力も高めてくれる。
- パラダイス山本さんの本はkindleで全部でないかな。とずっと待っている。
- 今日もヒコーキに会いに行く にある飛行機関連グッズの店など全部行きたい。
↓かなり便利。是非。
↓JALの修行にはやはりJALカードがあったほうがいいのですが・・・