2019年4月30日に「平成」が終わり、5月1日から「令和」になった訳ですが、ANAでの4月30日ラストフライトは、羽田ーバンコク便でした。
このラストフライトに搭乗した人には記念品が配られています。
元号の切り替わりという稀有なタイミングで配られた品物は、平成さようならを意識した扇子でした。
羽田ーバンコクの飛行機がANAでの平成ラストフライト。搭乗口にも【Heisei Last Flight】の文字が書かれていました。
一つの時代の終わりを迎えた2019年4月30日。
ANAが運航する飛行機での最後の便は、羽田ーバンコク線でした。
この飛行機は、Heisei Last Flight=平成ラストフライトと搭乗口にもしっかりと記載され、結構仰々しくイベントとして実行されました。
↑取材するメディアも。
ANAでの平成最後のフライト。搭乗した人には、搭乗証明書と記念品が配られています。
ANAの平成最後のフライトは、羽田空港を23:35分に出発し、タイのスワンナプーム空港に朝の04:05分に到着という飛行機という便でしたが、
ANAでの平成最後の飛行機という事で、搭乗証明書と記念品が配布されています。
↑社長名が記載された搭乗証明書
搭乗証明書が入った袋の中には、タグと記念品も同封されていました。
このNH1925は、「平成」最後に飛び立ち、着陸するときは「令和」という記念すべき飛行機なので、搭乗証明書もうれしいモノですね。
ちなみに機材は、ボーイング787-8です。
通常の飛行機への搭乗とは異なり、お見送り記念イベントが開催され以下のアナウンスも流れたようです。
「まもなく『平成』が幕を閉じます。たくさんの思い出をともにお持ちいただき、このラストフライトが、皆様にとって希望に満ちた、穏やかなひとときとなりますよう、ANAスタッフ一同、心よりお祈り申し上げます」(NH1925便 搭乗口のアナウンス)
出典:乗り物ニュース
よーーく読んでみると、意味が分からないと感じたのは私だけでしょうか?でも記念イベントなので野暮なことを言う人はいなかったです。
記念品は平成から飛び立つようなデザインの「扇子」。アップダウンしている軌跡が少し不安です。
配られた品物の中で唯一梱包されていた品物は、、、扇子でした。
かなりシンプルなデザインの扇子ですが、よく見ると「平成」という文字と、そこから飛び立つように描かれている飛行機を見ることが出来ます。
個人的には、平成から飛び立つようにデザインしたのかな?と感じました。
描かれている飛行機の軌跡がかなりアップダウンを繰り返しているので、実際にこんな飛行であれば若干の不安を覚えるフライトになると思います。
この便への乗客は229名という事で、記念の扇子は数量限定のレアな品物になりそうです。
平成はANAにとって国内最大の航空会社に躍り出た記念すべき元号です。令和はどうなるか分かりませんが、記念イベントを実施するのは非常に良いですね。JALは無かったはず。