AmericanExpress(アメックス、AMEX)のプラチナ・カードにはコンシェルジュサービスが付随しています。
海外旅行等の旅行についてのアドバイスをしてくれるので非常に便利なサービスです。
ベトナムのハノイに行った際に、世界遺産としても有名なハロン湾での1泊2日のクルーズを依頼しました。
もちろん、AmericanExpressのコンシェルジュの方が、いろいろと調べた上で情報をくれるので、非常に楽しい旅行となりました。
ハロン湾へのツアーはAmericanExpressのコンシェルジュからJTBのツアー。自分でも手配できるから意味が無い?
今回、AmericanExpressのコンシェルジュが提案してくれたベトナム ハノイからのハロン湾へのツアーはJTBが企画しているツアーでした。
オリジナルで現地のツアーを手配してくれることも有りますが、多くは国内旅行会社の企画しているツアーから選別し、提案してくれることが多いと思います。
JTBのツアーなら、個人でも申し込めるのでは。。。と思う方もいますが、コンシェルジュの最大のメリットは、「自分の時間を無駄にしない」という事だと思っています。
コンシェルジュに依頼したのは、日程と宿泊するホテル、そしてどのような事がしたいか。という3点のみ。
この情報だけで数多の情報の中から、情報を探し出し提案してくれる。自分はその提案が良いか悪いか、気に入るか気に入らないかだけを判断する。
私が要した時間は電話で要件を伝えた5分ほどの時間のみ。
こんな最高のサービスはありません。
ハノイ市内からハロン湾までの移動はチャーターされた車で移動。3.5時間ゆったりと移動。
宿泊しているホテルはハノイ市内であれば送迎可能でした。時間になると車が現れ、マイクロバス的なサイズの車でハロン湾までの移動です。
ハノイ市内からハロン湾までの移動時間は車で約3.5時間かかります。
↑移動の車内 人数にゆとりがあったのでラクチンでした。
チャーターされた車以外の移動方法だと、バスなども有りますが折角の旅行で移動で体力消耗は避けたいところです。
↑車窓の風景は、延々とこのような風景が続くので車でもバスでも移動中の暇つぶしは必須。
他には親子で参加されている組が1組だけでしたので、移動はゆったりと自分の時間を満喫しながら移動することが出来ました。
ハロン湾クルーズは「バーニャ号」にて。1泊2日の宿泊型のクルーズでした。
アメックスのコンシェルジュには、「ハロン湾に停留した船で宿泊したい」という要望も同時に頼んでいました。
もちろん、コンシェルジュの方はその点は外すことなくツアーを選んでくれていて、幼き日からの夢がかなう事となり、本当に良かったです。
ハロン湾を宿泊クルーズする船は「バーニャ号」という船でした。
このバーニャ号は、ハロン湾クルーズでは有名な船の名前で、私達が利用させてもらった船だけでなく、同じ名前の「バーニャ」にて複数の船が活躍しています。
自分たちの船はバーニャの後に付く、数字で判別します。
↑出発の港に停留する、多くの「バーニャ号」達。
バーニャ号の寝室はホテルの様な設備。熱い湯のシャワーも出ます。
一日以上を共にする部屋は非常に重要な要素ですが、バーニャ号の船室は非常に素晴らしいものでした。
高級ホテル。というと言いすぎですが、きれいな内装と整った調度品。そして何といっても船の中と忘れさせてくれる熱くて勢いのあるシャワーと、考えられる完璧な布陣で待ち受けてくれていました。
↓ベッドメイクも綺麗にしてあって気分良し。
↓サービスの水が置いてあるサイドテーブル
↓トイレも水栓。シャワーも熱々。船の中にいることを忘れさせてくれます。
↓部屋内にも万が一の場合のライフジャケット完備
コンシェルジュがすごい訳でなく、このバーニャ号のサービスが素晴らしい訳ですが、それでもノー準備でこの水準のツアーが用意できるのは、やはり便利だなーと思う訳です。
バーニャ号の食事は基本的に洋食的なモノ。フォーなどのベトナム料理もありました。
1泊2日の宿泊をする、バーニャ号の中では数回食事が有ります。
ドリンク代金以外はツアー料金の中に含まれています。また、追加したドリンクの代金は船内にて最終的にはクレジットカードでも支払えます。
料理の味は、「まあ、普通」というレベルです。まずくはないが、かといってすごくおいしい訳でも無かったです。
折角ベトナムに遊びに来ているので、出来たらベトナム料理的なモノを食べたいな。と思っていたのですが、ベトナム料理はフォーが振舞われていました。
上に乗せる肉は、チキンとビーフから選べます。もちろん二回たべてどちらを味わうのも有りです。
食事については、演出やサービスの部分は非常に満足ですが、食事に期待をするのは控えておいた方が良いと思います。
ハロン湾にて満足度が高いのは何といっても「風景」ドラゴンボールの世界が広がります。
このハロン湾ツアーの醍醐味と言えるのは、もちろん雄大なハロン湾の風景を楽しむ。というこの一点に尽きます。
ハロン湾は、漫画・アニメの「ドランゴンボール」の舞台の一つの参考となったと言われている地域です。その風景は中々日本では見ることの出来ないタイプの景色です。
旅行中は全てiPhoneで済ます。という信念を勝手に持っているのですが、この時ばかりは自分のカメラを持ってくれば良かったと後悔しました。この画像では全然奥行きが分かりにくいと思うのですが、実際に現地で肉眼で見ると、海に浮かぶ岩々が迫ってくる迫力は中々に体験できるものでは無いと思いました。
朝と夜の景色がなんとも言えない。やはりハロン湾に行くなら船上での宿泊をおすすめ。
日中の風景も良いのですが、個人的にやられてしまったのは夕方から夜が更けていく瞬間、そして朝焼けのハロン湾です。
二つの瞬間を味わうためにはやはり宿泊型のツアーでないと難しいです。宿泊型のツアーをオファーしておいて本当に良かったと思いました。
日が沈んでいくハロン湾を見ることが出来ます。海の上の明かりは他のバーニャ号の明かりのみ。静寂の中、闇に溶けていけます。
鳥もバーニャ号に宿泊していきます。
画像で伝わらないのが本当に申し訳ないぐらい、肉眼とこの画像は差が有ります。朝焼けのハロン湾はすごく幻想的でした。
ハロン湾の評価が低い方達のレビューなども読み込んでみましたが、大多数の方が日帰りのドタバタした旅行日程からくる、観光不足なのではないか?と感じました。
折角のベトナム ハノイ旅行の中で1泊2日を費やすのは勿体ないと感じるかもしれませんが、ハロン湾を堪能するのであればやはり時間をたっぷりとれる、船上宿泊ツアーが良いと思います。
海外旅行にてAmericanExpressのコンシェルジュをうまく使って、一味違う旅行を楽しむ。
海外旅行は人によっていろいろと好みのタイプが有ると思います。
バッグパッカー的な旅行が好きな方、フラッシュパッカーの様なスタイルが好みの方、長期滞在ゆったり型の方、それぞれに良さがあります。
個人的にはどのスタイルでも、レストランの予約でもホテルの手配でも、格安ツアーの相談でも、コンシェルジュの方々が持っている知識や行動力を活用するのは非常に「有り」だと思います。
プラチナカード以上のクレジットカードを保有している場合は、些細な事でも相談してみると、自分では思いつかなかったような提案が有り、楽しいですよ。
無理な場合は無理と断ってもくれますし。
なんとなく、行けたらいいな。こんなの無いかな。というレベルの情報って調べるにも時間がかかります。という事はそれはコストですので勿体ないです。餅は餅屋ではないですが、コンシェルジュにお知恵拝借というのはプラチナカード以上のクレジットカードを持っている人の特権ですので、まずは相談してみましょう。