伊丹空港にはレストラン案内にも掲載されていない、食堂がひっそりと営業しています。初めての利用の際にはなかなか入りづらい場所に有りますが、慣れてしまえば安くて空いていて(時間による)使いやすい食堂です。
隠れた食堂である「オアシス」をご紹介します。
伊丹空港のOASIS(オアシス)は非常にわかりづらい場所に有ります。
この隠れ食堂とも言うべきオアシスさんは非常にわかりづらい場所に有ります。
伊丹空港のHPもみても、その存在すら掲載されていませんので、事前にどの場所に有るのかを理解していないと辿りつけないと思います。
空港の建物の中からでは無く、外から入る必要が有ります。
オアシスさんに到達するためには、建物の中から探していても一般の私達は到達できません。一度、外に出る必要があります。
JALの手続きを行う建物の方が違いですが、分かりやすい目印はコンビニのローソンを目指してください。
そのローソンの横側を通って、奥に進むとオアシスさんの入り口が有ります。
↓ローソン横は以前は喫煙所だった記憶がありますが、いまはイスとテーブルが備え付けられ、休憩場所の様になっています。
なかなか進みづらいコースになりますが、奥に進むとうっすらと看板が掲げてあるのが見えてくると思います。
OASIS カフェ&レストランの文字が見えたら、ほぼゴールです。そのまま奥に進むと、確実に一般の人が利用することを想定していない扉が見つかります。
そこには、なんと「関係者以外立入禁止」と書かれているのですが、一応オアシスを利用する際には、立ち入って良いようです。
かなり開けづらい扉な訳ですが、開けた瞬間にオアシスさんには到達できますので、意を決して扉を開けてみてください。
開けた瞬間から雰囲気が180°変わり、一般的な飲食店の雰囲気に様変わりします。安心感が半端ではない状態になると思うので、まず利用してみる際には一人で行ってみることをお勧めします。
オアシスは食券制 現金とオアシスカード払いが有ります。食券提示が困るので要注意
オアシスは入店して店内に真正面にある、食券機にて食券を買う食券制です。支払いには現金とオアシスカードとありますが、オアシスカードを持っていない場合は現金で購入しましょう。
食券を買ったら右手に進み、トレーを持ち食券提示の場所に並びます。
食券はガラスケースの上に置くように促されますので、ここで定食などを頼んでいる人は、食券を出します。
麺類やドンブリを購入した人は、ここではなく上部に看板が掲げられていますので、そのまま「ドンブリ」「麺類」の場所で提示するようにしてください。
定食は結構時間がかかるので、少し決まづい雰囲気が流れますが、ここはおいしい食事のためにグッと我慢することが重要です。
最初は店員さんの忙しさゆえの塩対応に少し戸惑うと思いますが、慣れてしまえば大丈夫です。
カレー、うどんなどは提供時間も早いので急いでいるときには重宝します。
懐かしさを感じるセルフ調味料。
昔の食堂に有ったように、調味料は提供口近くの棚にまとめておいてあります。
各テーブルには無いので、調味料に不足が有る場合はここでアレンジしましょう。サラダのドレッシングなどもこの棚になりますので、サラダ関係を頼んだ方は立ちより必須の場所です。
奥にうっすらと写ってしまっていますが、空港関係者の方々もこのオアシスでは食事をされています。というよりも、メインは空港関係者の方達のための場所なのでしょう。
あくまでも主役は空港関係者の方達ですので、一般客の私達は利用させてもらっているの気持ちを忘れずに、食事をてきぱきと済ます必要がある。と勝手に思っています。
昼時などはかなり混み合いますので、そのような時間帯は細心の気遣いが必要なのではないでしょうか。
オアシスの料理は昔懐かしい味がします。レンジでチン。それがまた良い。
学生寮の食事や昔の大衆食堂などを想像してもらうとわかりやすいと思いますが、オアシスの食事は昔懐かしい味付けです。
また、提供に際しても、日替わり定食など以外は結構アバウトにレンジで温めているのが分かります。。。でも、それが良いです。
とにかく食事をするためだけの機能が尖っているわけですね。午後の仕事に向けた栄養補給の場ですからそれでよいのだと思います。
そして、味はおいしいですので高額になりがちな空港での食事を安価に済ませたい場合などにもオアシスさんの存在はありがたいはずです。
空港関係者の憩いの場であるオアシスにて、ちょっと変わった伊丹空港の食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。
伊丹空港でミールクーポンの存在を知ってからは遠ざかっていましたが、ミールクーポンなき今、オアシスの存在はありがたいです。
あくまでも空港関係者用のモノだと勝手に思っているわけですが、サクッと食事を済ませるには重宝しますよ。