勝手にマイラー界の2018年を考えてみました。
2017年マイラー界は大きな過渡期を迎え2018年は更に加速するのでは?と思う訳です。
ええ、勝手に。
何が過渡期かと言われますと、2017年はイノベーター理論でいうところのキャズムを超えて、マイル活動というものが一般的になった年だと考えているからです。
ええ、勝手に。
勝手に私が思っている事を、イノベーター理論を無理やり使って説明したいと思います。
イノベーター理論は有名な理論です。
私が言いたいことを簡単に言うと、2017年にマイラー業界はマイナーな趣味からメジャーな趣味に移り変わったという事です。
イノベーター理論の用語解説はwikiさんに任せたいと思います。
・イノベーター(Innovators:革新者)
新しいものを進んで採用するグループ。彼らは、社会の価値が自分の価値観と相容れないものと考えている。全体の2.5%
・アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者)
社会と価値観を共有しているものの、流行には敏感で、自ら情報収集を行い判断するグループ。オピニオンリーダーとなって他のメンバーに大きな影響力を発揮することがある。全体の13.5%。
・アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者)
ブリッジピープルとも呼ばれる。新しい様式の採用には比較的慎重なグループ。全体の34.0%。
・レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者)
フォロワーズとも呼ばれる。新しい様式の採用には懐疑的で、周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。全体の34.0%。
・ラガード(Laggards:遅滞者)
最も保守的なグループ。世の中の動きに関心が薄く、流行が一般化するまで採用しない。全体の16.0%。中には、最後まで流行不採用を貫く者もいる。
そして、このイノベーター理論を用いて市場への浸透性を考える際に重要な数値が有ります。それがイノベーターとアーリーアダプターのシェアを合計した「16%」です。
イノベーター・アーリーアダプター以降の大多数に認知されるような状況になるためには、この16%を超えて次のステップに進まないといけません。それはよくキャズム=崖があるよという事で表現されます。
一般認知されるという事は、このキャズムを飛び越えて(なのか、乗り越えてなのか、よじ登ってなのかはわかりませんが)いかなければなりません。
反対に飛び越えられない場合は、一部のブームだけで終わり広く市場に浸透することは有りません。
2017年マイラーという趣味はこのキャズムを超えたと確信しています。という事で2018年の修行僧はかなりの人数になると予測します。
個人的な考えによるイノベーター理論のたとえ話
イメージわかない方は、iPhoneで考えるとわかりやすいと思います。←(個人的に良く例えるたとえなので、もっとわからなくなるかもしれませんが!!)
イノベーター
周りでも最初にiPhone使っている人って、なんでも新しいものを取り込み続ける人でなかったですか?
iPhoneもそうだし、ドローンも楽しんでいたし、音楽も海外の知らないいけてるヤツ聞いているしといった人です。こういうなんでも飛びつくような人が市場の2.5%に存在するイノベーターです。
アーリーアダプター
その後にイケてる人たちが、その行為を取り入れ始めて更に洗練された形で使っていますよね。iPhoneでいうと4前後ぐらいで既に機種変更して2台目みたいな感覚
「このヌルヌル感がiPhoneたまらないのよ。」とか言っていた人達です。
この人たちが目を付け始めると周りで少し目立ってきます。
ここにキャズムがあり。何かしらの要因が無いと次のステップには進みません。キャズムを超えた瞬間というのは、沸騰のようにいきなり現象として現れます。(と思っています。)
↑連続しているように見えて、アーリーアダプターとアーリーマジョリティーの間にはこのようなキャズムが有ります。ここを超えられるかどうかが勝負。
アーリーマジョリティー
沸騰が始まると一気に激しくなっていきます。周囲の皆がiPhoneを持ち始めます。この当たりになるとイケてる人の周りは皆iPhone、その周辺の人も持ち始めるかな?ぐらいのレベルになっています。
レイトマジョリティ
もうiPhoneを持っているのが当たり前になっている状態です。ここまで来るとそれが普通。というレベルになっております。iPhoneなどは今ここですかね。
ラガード
この人達は外部環境の変化による強制終了まで最後の最後まで動きたくはありません。ちなみに2017年12月現在でのフューチャーホン、いわゆるガラケーのシェアは20%弱とのこと。現在ガラケーを持っている人は、携帯電話市場ではラガードで間違いないです。機種が無くなるまでガラケーを保有し続けるはずです。
マイラー界におけるイノベーター理論
色々なブロガーの方が脳裏に浮かびますが、個人個人で当てはめて読んでみてください。
イノベーター
2000年頃から活躍されている人たちですね。バラバラに集まっている情報を個人個人が保有しており情報共有の場も限られていました。知る人ぞ知る趣味だったと思います。
マイラー界におけるイノベーターの方は孤高の存在。この人たちのおかげで今の私達が有ります。敬意しかないです。
アーリーアダプター
情報をきれいにまとめイケてる発信をし始める人が現れ始めました。マイルを貯める方法も体系化され誰にでもわかるように発信されています。イノベーターの人よりも洗練した手法で効率的にマイルを貯める方法を確立し、そしてそれを発信しています。
アーリーアダプターの人たちのおかげで、魅力が更に際立ちます。
アーリーマジョリティー
アーリーアダプターの人が発信している情報を、感度よくとらえている層ですね。そして、良い意味でも二番煎じ的に情報共有を行ってくれます。
この層の人は相当数いますので、共有される情報量も格段に増えていきます。それが更に新規参入組を呼び、自分もやってみようかな?という状態に多くの人が仕上がります。
結果、「飛行機に乗らずマイルを貯める」という行為が一般化します。
アーリーマジョリティーが入ってくると、一気に盛り上がりますが!!
キャズムを超えたマイラー界
で、何が言いたいかというと、この2017年はマイラー業界はアーリーアダプター後にあるキャズムを超えて、現在はアーリーマジョリティの方々がこぞって参入してきていると思うんですよね。
完全なる私見ですが。
これは、マイラー活動の終焉に一歩ではなく、百歩ぐらい近づいた年だなと思っております。未来から見返せば、この2017年がターニングポイントだったと言われるのではないでしょうか?
ブログという形で情報発信をする前から私は情報収集だけはしていましたが、2017年が始まってからマイラーブログが雨後の筍のように増えたのを覚えております。まぜ、アーリーマジョリティーにフェーズが進むと終焉に近づくか?というのは、参加人数の問題です。
制度に穴があったとして、それが極少数しか利用しないのであれば修正コストのほうが大きい場合、どんなにお得でも見逃される可能性が有ります。
しかし、参入人数が多くなるとそうはいきません。修正コストを上回るほどのコストになった場合、当たり前的にそのルートが閉ざされます。という事で、一気にお得感の無い状態に制度整備されたりします。
なんだか、悪いように感じてしまう人もいると思いますが、そうではなく新しい動きも出ては来ます。例えば昨今のポイントサイトとマイラーブログの提携などはこの余波と考えています。
人数が増えることにより、動き自体も活発になっていきます。
という事で、2018年の予測
マイラー界は一般化していき、多くの新規参入組が参加してきます。これはこれで喜ばしいことですが、あまりに行き過ぎると必ず規制がはいるものです。
既に公式サイトをクロールして情報収集しようとする人が現れたり、集めたマイルをマネタイズしようと特典航空券を販売しようとしたりと、グレーを通り越してだめなんじゃないかな?という活動をする人も目立ち始めてきました。
という事で、多くの方が参入し楽しい趣味として一般化する一方で、2017年よりも更に規制との戦いになるのでは?と思っております。
私も法を逸脱することなく、楽しくマイラー活動を楽しみたいと思います。
2018年マイラー活動を是非始めましょう!!
文中にある情報は素人の戯言ですので、プロの方はどうぞご容赦を!!
まとめ
- 遅いという事は今のタイミングでは無いです!
- マイラー活動は楽しいので是非すぐにはじめるべき
↓かなり便利。是非。
↓JALの修行にはやはりJALカードがあったほうがいいのですが・・・